短期記憶力アップのためのアドバイス

2月 12, 2018
一定の習慣と訓練によって、短期記憶力を向上させることができます。睡眠、健康的な食生活、五感の使用、頭の体操などが記憶力を強化してくれるでしょう。

言おうと思っていたことを忘れてしまったり、何のために台所へ来たんだったっけと思ったりすることはありませんか? 市場で何を買うはずだったか思い出せなかったり、大事な日付やイベントの日をうっかり忘れてしまったり… きっとあなたの脳は、情報過多の状況に反抗しているのです。幸いなことに、一定の習慣と訓練によって短期記憶力を向上させることが可能です。今回はこのテーマを詳しくお話しします。

短期記憶力を向上させるアドバイス

記憶力には、短期記憶力と中期記憶力があります。1つ目は瞬間的にデータを蓄積するために使うもので、例えば知り合ったばかりの人の名前などを覚えますが、この能力には限界があります。2つ目はそれより集中や努力が必要な作業のために使うもので、例えば試験のためや日常的に行っていることなどを覚えます。

最近言われたばかりのことが覚えられないと感じていて、短期記憶力をより強化したい方に、次のアドバイスをお届けします。

1. 集中する

芝生に座り両手をあげる女性

重要なことは、一度に一つのことに集中するということです。近年、人間は同時に多くのことをこなすことができると信じさせる「マルチタスク」と呼ばれる概念が生まれました。しかしこれは真実ではありません。確かに、一つのことをやっている間にもう一つのことを進めたり、一つの活動を他の活動をするのに利用するなどはできますが、私たちは二つ以上のことに同じだけの注意を向ける能力は持ち合わせていないのです。

なぜでしょうか。それは常に集中をそぐ活動が別にあり、良い結果を出せないということが起こるのです。脳は、目の前にある一つのことに注意を向けている時にこそ最良の働きをします。

2. 頭の体操を楽しむ

短期記憶は無数の方法で刺激することができます。脳は、腕の筋肉と同じように、刺激やエクササイズに応えてくれます。何か新しいことを覚える時、脳は新しく接続しながら神経経路を伸ばします。(例えば地下鉄の経路のように)

ですから、考えと考えの間をつなぐレールを敷くために材料を与えることが大切なのです。どうやって? 記憶ゲームやパズルなどの頭の体操を通して鍛えましょう。

3. 五感を使う

指を交差させるメガネの女性

記憶は、目で見たものを通してのみ作られるわけではありません。あなたの記憶にもきっと子供時代の何かの香りがあるはずです。例えばおばあさんの焼き立てのパン。あるいは、あなたが怖がった時にお母さんが歌ってくれた歌は、耳に残る記憶でしょう。大人になった今でも五感をフルに活用しましょう!

人の名前を覚えるのが苦手なら、何度か声に出してくりかえしてみると、耳が記憶の形成を助けてくれるでしょう。料理のレシピを覚えたい時は、意識してその味を舌に覚えさせるようにします。

4. 記憶術を使う

言葉、イメージ、文章などと関連させて覚えるテクニックは、短期記憶力を向上させるのに役立ちます。韻を使うのも効果的です。

また、例えば家族や自分に近い人のイニシャルなど覚えやすい個人の情報を基にした自分だけのルールを使うのも良いでしょう。自分にとってより楽に思い出せる公式を使いましょう。

5. 分割し、整理する

スケジュール管理をする女性

例えば10桁の電話番号を覚えなければならない時、全体を一度に記憶しようとすると覚えにくいものです。しかし、2桁ずつに分けたり、3・4・3桁のブロックに分けたりすると、より楽に覚えられます。分割した番号を頭に残るまで繰り返しましょう。

もう一つ大きな味方となるテクニックは情報を整理することです。学生時代に一覧表を作ったり、テキストの要点に下線を引いたりしましたよね。覚える必要のある情報にも同じテクニックを使いましょう。具体的なデータや画像は頭に残りやすいものです。

6. 健康的な食生活を送る

もちろん日々の食生活と脳の活動の間には関係があります。オメガ3脂肪酸(鮭、クルミ、アボカドなどに含まれる)や植物性たんぱく質(野菜やフルーツに含まれる)の豊富な食品は、早期老化やアルツハイマー病などの認知症を防ぎます。

7. 良い睡眠をとる

よく眠る女性

1日の終わりには何かを思い出すのがより難しいということに気が付いていますか? あるいは3,4時間しか眠らなかった場合、何か簡単なことでも忘れてしまっていませんか? これは他の筋肉と同様に、脳が機能するためには休むことが必要だからです。

毎日7,8時間眠り、健康的な睡眠の習慣をつけるようにしましょう。毎日、同じ時間に横になり、同じ時間に起きるようにし、できるなら30分ほどの短い昼寝をするようにします。不眠を防ぐために、ベッドでテレビを見ること、カロリーの高すぎる食事を大量に摂ることは避けましょう。

8. 運動をする

運動の習慣をつけることも、短期記憶力を向上させることに役立つでしょう。運動をすると、身体は酸素を取り入れ、その新鮮な空気は脳にも届きます。そうすると1日のうちに生じる情報を覚えられる容量も増えます。脳の機能を強化するためには、自転車、ジョギング、ランニングマシンなどの有酸素運動が効果的です。

 

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