ストレスによって最もダメージを/受ける体の器官

· 2月 29, 2016
ストレスが強くなるとコレステロール値や血圧が上昇することがあり、このために心臓に大きな負担をかけることになります。

ストレスとは、通常はフラストレーションや怒り、神経過敏が引き金となっていつもとは異なる状況や感情に身体が反応することによって肉体的、精神的な緊張状態が高まっている状態を指します。

ある程度までのストレスはむしろ好ましいものです。というのも体がストレスに自然に反応して、危険やリスクを未然に回避することができるからです。ですが大抵の人は生活していく中であまりにも高いストレスにさらされることが多いため、それが肉体や精神上の健康に与える問題が非常に大きくなるのです。

我々を取り巻く現代生活はそうした意味で、いっそう過酷なものになってきており、高いストレスにさらされている人が増えてきています。もっとも憂うべきは、強いストレスにさらされている人のほとんどが、ストレスレベルを下げるための手段を講じていないということなのです。そして終いには健康を大きな犠牲にしてしまうのです。

米国心理学会(APA)が発表した最近の研究結果によると、ストレスにさらされている成人の40%が、睡眠に何らかの障害を抱えているということが報告されました。

ですがこれに加えて、ストレスが実際に体のある器官の働きに影響を与え、それがひいては豊かな人生の質までをも引き下げてしまうかもしれないということを、ご存知でしょうか? ここでは実際にストレスによって直接影響を受ける8つの体の器官について、みていきましょう。

ストレスはだ

ストレスがあると体は炎症反応を起こして、皮膚の毛穴が詰まってしまう原因となります。そのために顔に皮脂が溜まってしまい、皮膚が赤くなりヒリヒリするようになるのです。つまり、ストレスはニキビの原因の一つなのです。

肺の機能はストレスによって弱まり、ある種の外界からのウイルスなどに対する免疫システムを低下させてしまいます。ブラジルのサンパウロ大学の研究によると、ストレスのせいで肺機能が低下するために、喘息とストレスとの間には相関性があるということなのです。

心臓

強いストレスによる緊張状態が続くと、コレステロール値や血圧、血液中の中性脂肪の値が上昇する原因となるのです。米国国立医学図書館が発行した記事によると、慢性的にストレスにさらされている人は、心拍数が正常レベルではないということが明らかになっています。

目

欧州眼科学会傘下にあるバーバリアンクリニックが行った研究によると、過度の肉体的、精神的ストレスは目の周りの振戦(筋肉が細く収縮することによって起こる、規則的なふるえ)の原因となるということです。というのも、ストレスによってまぶたを開け閉めする小さな筋肉が痙攣するようになってしまうからです。さらにストレスによって、目が充血したり視覚がぼやけたりするのです。

肝臓

ストレスホルモンが蓄積すると、肝臓で生成され、肝臓疾患の原因となる肝細胞を破壊する役目を持っていたある種の細胞が変異を起こしてしまいます。

ストレスが強すぎると、コルチゾール呼ばれるストレスホルモンが体内で多く生成されるようになります。コルチゾール値が高すぎると、脳の前頭葉部にネガティブな影響を及ぼし、意思決定や記憶力などに悪影響が出てしまうのです。

腎臓

肝臓

ストレスのせいでコレステロール値が上がると、腎臓はリン酸を分泌するのですが、これが次第に筋肉を弱らせ、くる病その他の骨の病気にもつながるのです。

腸の健康状態は直接、体全体の健康に響いてきます。だからこそ、結腸をはじめとする消化器系システム全てに気をつけることが大切なのです。ストレスが高まると結腸部分に問題が起き、ガスが発生したり腹痛や腹部炎症が起こったりするのです。

過度のストレスとどのように戦えば良いのか?

裸足

強いストレスに悩まされているなら、次にお勧めする解消法をどれでも良いから試してみて下さい。

  • ヨガやダンス、水泳、アロマセラピーなどのリラックス法を実践する
  • 毎日何らかのエクササイズをする
  • 現実に実行が可能な時間に活動計画を立てる
  • 仕事の合間に適切に休みを取ってストレッチをしたり新鮮な空気を吸う
  • ゆっくりして自分の好きなことを存分に楽しむ時間を持つようにする
  • ネガティブな人たちと関わらないようにする
  • 食生活をもっと良いものにする
  • 水分をたくさん摂るようにする
  • 喫煙や過度の飲酒などの悪習慣を避けるようにする