水分不足によって起きる13の問題

おそらく、この記事を読んでいるあなたは、体に水分を補給し、病気を予防するために、毎日たくさん水を飲んでいることでしょう。
水分不足によって起きる13の問題

によって書かれた Daniela Echeverri Castro

最後の更新: 06 12月, 2022

水を飲むことの大切さや、水が体の機能において果たす役割に気付いていない人たちもいます。しかし、十分な水分補給をしないために起きる健康問題はたくさんあります。

この記事では、脱水症状と水分不足によって引き起こされる13の問題を見ていきましょう。

疲労

水分を十分に摂っておらず、体が脱水状態になるとき、酵素活性レベルは減少し、次第に疲労が生じます。疲労はエネルギーの低下を常に引き起こす、深刻な健康問題の一つです。

早期老化

しわ

体の60%は水分で構成されており、体が正常に機能するかどうかは水分に大きく依存しています。一日を通して水をたくさん飲むことで、肌や臓器の早期老化を引き起こすフリーラジカルに対抗することができます。

肥満

水そのものは、脂肪を燃焼させたり、体重を減らしたりすることはありませんが、健康的に体重を減らすために重要な役割を果たします。水を飲むことによって、体が毒素と老廃物を排出する働きを活性化させることができます。満腹感も得られやすくなりますし、健康的な代謝を維持するためにも重要です。

高血圧と低血圧

血圧

水をたくさん飲むことで、体が血液から毒素を取り除く働きを助け、血行を良くすることができます。血液の量は、動脈、静脈、毛細血管の全てに行き渡るには十分ではないため、循環機能が正常に働くためには水を必要とします。

悪玉コレステロール

細胞内部の水は脱水症状によって失われ、体はそれを埋め合わせるためにより多くのコレステロールを生成し、あなたの健康に悪影響を与えます。

便秘

便が正常に形成され、体から排出されるように、十分に水を飲んで、食物を消化しやすくし、腸に水分を与えることが必要です。もし慢性的な脱水症状に苦しんでいるなら、 便を排出するのに十分な量の水分を摂取していないことを意味し、これは便秘の原因になります。

こちらの記事もご覧ください:厄介な便秘を解消する7つの自然療法

消化器官の病気

お腹

体が脱水状態にあると消化液が減少し、胃炎や胃潰瘍などの深刻な胃の症状の原因になります。

呼吸器障害

水は、正常な免疫機能と、呼吸器の病気の予防のために不可欠です。肺、鼻、鼻腔などの粘膜は、空気中の汚染物質やホコリなどから保護するために十分な潤いを保つ必要があります。

pHのアンバランス

血液中のpHバランスを正常に保つためには、十分な量の水を飲む必要があります。食事などの要因が体のpHを酸性に変化させることがありますが、これはさまざまな健康問題の原因になります。

湿疹

湿疹

十分に汗をかくためには、一日に500ミリリットルから700ミリリットルの水を飲まなければいけません。汗が毒素や老廃物などに変化し、体にとどまった場合、湿疹などの炎症を徐々に引き起こすことがあります。

尿路感染症

腎臓や泌尿器の機能は、毎日の水分補給に大きく依存しています。脱水状態になり、腎臓や泌尿器に十分な水分が与えられないと、膀胱炎のような泌尿器感染症のリスクを負うことになります。感染症は、尿の色が濃くなったり、匂いが非常に強くなることで、容易に気付くことができます。

こちらの記事もご覧ください:尿路感染症を解消する最高の自然治療

リウマチ

関節リウマチ
水分を十分に補給していないと、より多くの毒素が血液に蓄積されることとなり、さまざまな病気や健康問題に繋がります。多くの研究は、水分不足が、リウマチなどの関節の症状が発生する可能性を大きく増加させることを明らかにしています。

脳障害

深刻な脱水症状は、体内のナトリウムとカリウムをアンバランスな状態にします。これらのミネラルが不足することは、脳障害や心臓発作のような深刻な結果をもたらす場合があります。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • P. E. Watson; I. D. Watson; R. D. Batt. (1 January 1980) Total body water volumes for adult males and females estimated from simple anthropometric measurements. The American Journal of Clinical Nutrition, 33(1): 27–39. doi: 10.1093/ajcn/33.1.27
  • Ament, W., & Verkerke, G. (2009). Exercise and fatigue. Sports Medicine. https://doi.org/10.2165/00007256-200939050-00005 

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。