植物性オイルで髪に潤いを与えましょう

気候、ドライヤー、髪のカラーリング、整髪料、ストレス、食生活など様々な要因が私たちの髪の毛細血管構造に日々ダメージを与えています。髪にきちんと潤いを与える方法を知り、健康で美しい髪を手に入れましょう。
植物性オイルで髪に潤いを与えましょう
Abel Verdejo

によって書かれ、確認されています。 理学療法士 Abel Verdejo.

最後の更新: 10 12月, 2018

今日の記事では、植物性オイルを使った髪に潤いを与える方法を紹介します。植物性オイルを使っていますので、肌にもお財布にもとっても優しい方法です。それぞれのオイルにそれぞれの効能がありますが、どのオイルも髪に潤いを与える効果があります。これでもう、化学物質がたくさん入った人工的な製品を使う必要がなくなりますね。

この方法は、ドライヘアの方、ダメージヘアの方、そして夏の強い日差しを浴びすぎてパサパサになってしまった方、定期的に集中トリートメントしたい方にオススメです。元々かなり脂っぽい髪質の方は使用を控えてください。乾燥して枝毛が気になるという方は、毛先を中心に使用してください。


黒髪の女性

セサミオイル

ヒンドゥー教の人々はセサミオイルを髪や体に使ってマッサージします。髪に利用すると、抜け毛やフケを予防する効果があるのです。とてもリッチなオイルですので、頭皮に付けるのは髪がかなり乾燥している方のみにしましょう。このオイルは抗酸化作用が豊富で、ビタミンやミネラルが多く含まれています。また、抗菌作用、抗炎症作用、抗真菌作用もあります。

白ごま

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亜麻仁油

オメガ3脂肪酸が豊富な亜麻仁油には、髪をしっかりとケアし、保湿する効果があります。もちろん食べても栄養が摂れますし、直接髪に塗布しても良いでしょう。亜麻仁油にはビタミンE、粘液、たんぱく質、ヨウ素を始め様々な栄養が含まれています

油特有のギトギト感は少ないですので、髪に塗布して利用するならどのような髪質の方にもオススメです。特に、ダメージを受けやすく枝毛になりやすい毛先を中心に塗布しましょう。

アーモンドオイル

アーモンドオイルは一般的によく知られ、利用されているオイルです。その理由の一つは、アーモンドオイルがとても経済的だからです。だからと言って、他のオイルと比べ効能が劣っているというわけではありません。特に乾燥した髪の方、ダメージヘアの方にオススメです。滑らかさを与え、乾燥でボリュームの出がちな髪がしっとりと落ち着くでしょう。

アーモンド

ニームオイル

アーモンドオイルと違い、ニームオイルはあまり知られていないオイルかもしれませんが、髪の健康にとても良い成分を含むオイルです。ヒンドゥーオイルを持つニームというこの木は、伝統的にアーユルヴェーダで使われてきました。このオイルには植物性ステロール、オメガ3、オメガ6、オメガ9など欠かすことのできない脂肪酸、特に殺菌剤として利用出来るリモノイド、アザジラクチンが含まれています。ニームは乾燥、かゆみ、フケ、抜け毛、乾癬、毛ジラミなどに効果的です

ココナッツオイル

素晴らしい香りと繊細な手触りが特徴のバージンココナッツオイルは、インド女性の健康と美の秘密でもあります。髪を洗う前にバージンココナッツオイルを髪や頭皮に塗布し、マッサージを行うとしっかりと浸透するでしょう。抗菌作用がありますので、フケ、脂漏性皮膚炎、一般的なかゆみなどに効果があります。脂っぽい髪質の方は、ココナッツオイルの代わりにココナッツミルクを使っても良いでしょう。

ココナッツ

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髪に塗布する方法

上記のいづれか、お好みのオイルを髪の中程から毛先にかけて塗布します。非常に乾燥している方は、頭皮から毛先にかけて塗布しましょう。その後は、通常通り髪を洗います。

枝毛が気になる方はシャンプーをした後、数滴オイルを毛先に塗布するとよいでしょう。ひどく乾燥しパサついている方、は手のひらに2〜3滴オイルを取って髪に塗布しましょう。手のひらを使って髪全体に伸ばします。その後、櫛で髪をとかし、マッサージしましょう。

脂っぽい髪質の方は、オイルと天然のアロエベラを同量混ぜたものを作り、ヘアマスクにして使いましょう。効果を保ったまま、少しサラっとしたテクスチャーになりますよ。

オイルはシャンプーやヘアマスクに混ぜて使うことできますし、ヘナベースなどの天然ヘアカラー剤に混ぜても良いでしょう。


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