知っておくべき脳卒中の兆候

脳卒中は、高血圧、座りっぱなしの生活、また体内の有害物質と関連があり、多くのストレスを抱えている人、喫煙者、そしてアルコールを過剰に摂取する人は、脳卒中になるリスクが高いと考えられています。

本記事では、知っておくべき脳卒中の兆候についてご説明します。

脳卒中とは

脳卒中とは、脳に十分な血液と酸素が供給されなくなることで生じる一部の脳組織の壊死です。

脳血管疾患は西欧諸国で死因のトップ3に入ります。特に、年配者の脳や神経に永久的なダメージを与え、脳卒中の被害を受ける脳の部分によって脳卒中のタイプが異なります。

虚血性脳卒中

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虚血性脳卒中は、内頸動脈の分枝の閉塞や脳梗塞と呼ばれるもので、脳に突然血液が供給されなくなることで発症します。

脳に血液を供給する動脈が閉塞して起こるこのタイプの脳卒中は、血液中に過剰に入ってきたカルシウムの蓄積、塞栓症、動脈硬化症などが原因といわれています。

出血性脳卒中

出血性脳卒中は、先天性の動脈瘤や高血圧により脳の内部で起こる出血が原因といわれています。

この出血性脳卒中には、脳の内部で起きる出血(脳内出血)と、脳の組織の内側の層と外側の層との間で起きる出血(くも膜下出血)があり、脳の血管が弱かったり異常がある場合、また通常とは違う圧力がかかった場合に、出血性脳卒中が起こります。

脳内の血の塊を取り除いた後、24時間から48時間以内に脳のどの部分で脳卒中が起きたのか診断されます。

脳卒中の前兆に気づく方法

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どちらのタイプの脳卒中も、緊急の症状であることは間違いありません。脳卒中は突然発症し、永久的なダメージを引き起こすので非常に危険です。

また、脳卒中の深刻度はその出血量によって異なり、脳卒中が起きてから治療を受けるまでの時間によってダメージも異なります。

つまり、私たちの脳卒中の前兆や身体からのメッセージをいかに早く察知するかが、早期発見に重要になります。特に、脳卒中のリスクが高いといわれている人は、その兆候を理解し、万が一の事態に備えるべきです。

めまいと歩行困難

  • 脳への血液が不足するため、突然めまいを感じます。
  • またバランスがとれずふらついたり、うまく歩けないなどの症状も現れます。
  • その他の身体の違和感にも注意が必要です。

運動障害やしびれ

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両手を同時に上げられない、または片手を上げられないときは、脳卒中の前兆の可能性があります。しびれを感じたり、軽いものさえも掴めない状態も危険です。

また、脳卒中の前兆として、手につかんでいた物を落とすなどの症状が現れたり、チリチリとした痛みやしびれを足に感じる場合は、脚が全く機能していない可能性がありますので、数秒間座りましょう。

会話が困難

脳卒中の兆候には、歩行困難以外にも、会話が困難になります。自分の気持ちを言葉で表現できなくなる、急に早口になる、何かを説明したいのに正しい単語が見つからない、話していることが矛盾しているなどは脳卒中の兆候です。

顔面神経麻痺

自分を言葉でうまく表現できなくなるのと同様に、顔面神経麻痺の症状が現れます。

歯科医院で歯を抜く際に麻酔をかけますが、顔面神経麻痺の症状は麻酔がかかっている感覚に似ているといわれています。

また、笑ったり口を開けたりすることができなくなる顔面の神経麻痺は、ほとんどの場合、顔の半分で起こります。

視界がぼんやりする、二重に見える、暗くなるなどの視野障害も脳卒中の典型的な前兆です。

激しい痛みを感じる頭痛

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脳卒中に関係なく、ほとんどの方が強い頭痛を経験したことがあるでしょう。しかし脳卒中になる直前には、何もできないほどの強い頭痛を経験します。突然襲いかかる頭痛は、めまい、吐き気、そして嘔吐を伴います。

出血性脳卒中の場合は、頭痛が失神の発作の原因となることもあります。

これらの症状は、脳卒中の主な前兆ですが、本人が気づかないまま起こっているケースもあります。また周りからみると、イライラしている、疲れている、混乱している、または酒に酔っているように見えることもありますので注意が必要です。

このような症状が、数秒または数分現れた後に消える場合は、一過性脳虚血発作を発症している兆候ですので、それらの症状を無視してはいけません。

明らかに血液が脳に成長に届いていないため、近いうちに深刻な脳卒中を引き起こす危険があります。すぐに救急車を手配して、専門医に診断をゆだねましょう。

看護師や救急退院では、脳卒中を簡単に診断できるFAST(the Face Arm Speech Test)を行います。このテストは3つのパートに分かれています。

  • Face(顔):笑い方によって顔の動きや歪みを分析して、顔の麻痺の確認をします
  • Arms (腕):両腕をしっかりとあげることができるかを確認します。またチクチクした痛みやしびれが腕にないかも調べます。
  • Speech (話し方)いくつか質問をして話し方がおかしくないかを確認します。