知っておきたい子宮内膜症の症状と対処方法

2月 21, 2018
子宮内膜症は一度起こると完治しづらい慢性疾患の1つです。

子宮内膜症とは卵巣に子宮内膜がある状態で、局所的に瘤(こぶ)となって現れる事もあります。

これは、子宮内膜組織が子宮外で増殖してしまった事が原因で起こります。

卵巣以外にも子宮靭帯、膀胱、腸などでも起こる可能性があるので、早期発見する事が非常に重要です。 

子宮内膜症は不妊の原因の1つと考えられています。
実際、子宮内膜症の女性の40%以上が妊娠しづらいという悩みを抱えています。
本来の場所では無い所で子宮内膜が癒着・増殖してしまい、生理中にそれらが剥がれ落ちることで発症します。

 

子宮内膜症の種類

 

子宮内膜症はそのタイプと場所によって大きく3つの種類に分けられます。

 

・腹膜子宮内膜症(腹膜病変)

卵巣や腹膜の表面に子宮内膜が癒着した状態を指します。赤みを帯びた斑が出て、放っておくと癒着した箇所を傷つけてしまいます。

 

・チョコレート嚢胞

卵巣チョコレート嚢胞は、卵巣の中にできる子宮内膜症です。その見た目からこのような名前が付けられています。卵巣だけでなく、腹膜や卵管でも起こる事があります。

 

・深部子宮内膜症

この状態になると、症状は深刻です。瘤が発見しづらい深部に出来てしまい、見つける事が困難な上、肝臓、尿管、膀胱にも悪影響を及ぼします。

 

こちらもお読みください: PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)について知っておくべき 7 つの事

 

原因

子宮内膜症 イラスト

子宮内膜症についてはハッキリとした原因は分かっていません。

ただ、発症のリスクを高くする要因は下記の事が挙げられます。

 

・遺伝体質

・家族の病歴

・幼い時期での初潮

・7日間以上続く生理

・子宮の手術を受けたことがある

・妊娠経験が無い

 

子宮内膜症の症状

不妊が子宮内膜症を発見出来る大きな要因の1つですが、ホルモンの乱れなどによって起こる下記の症状も子宮内膜症の兆候と言えます。

 

・痛み

-生理前後の腹痛

-生理前後のけいれん

-性交時や性交後の痛み

-腰痛

-排便時の痛み

・長引く生理

・出血

 

子宮内膜症の検査

お腹を抑える女性

子宮内膜症の疑いがある場合は、内診、超音波、MRI、腹腔鏡検査などが行われます。

 

ケア方法

子宮内膜症、薬

子宮内膜症にはいくつかのケア方法があります。

年齢や症状また、妊娠を希望しているかなどによって最適な対処方法を選びましょう。
ケアの目的は症状の緩和や炎症の鎮静化、更に希望によっては妊娠出来る環境づくりを行うことです。

投薬治療という方法もあります。

市販薬や薬局処方の痛み止め、避妊薬、ホルモン剤などが挙げられます。

手術は症状が深刻な時にのみ行われます。手術は軽いものから重いものまで医師の判断により様々です。

 

上に挙げたケア方法以外にも食生活の改善、定期的なエクササイズ、ストレスを溜め込まないようにするなど日常生活のセルフコントロールにも気を配りましょう。

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