リング・グーのツボ : /座骨神経痛の緩和に即効

2月 14, 2016

このツボ押しは家でも簡単にできます。指を使ってこのツボを押すだけで、生理痛、頭痛、背中の痛みといった様々な痛みを即効で和らげることができるのです。

鍼治療においては様々なツボがあります。治療を一通り行うとき一般的にはいくつものツボに施術しますが、そのうちのいくつかのツボはある種の痛みを和らげるのに非常に効果があります。

本記事では、リング・グー(合谷)というツボについてお話しすることにしましょう。このツボを押すと座骨神経痛と背中の痛みに即効で効きます。以下で詳しく見ていきましょう。

リング・グー(合谷)のツボ:注目すべきツボ

そもそもリング・グー(合谷)のツボとは、”スパートボーン(噴き出る骨)”というような意味なのですが、これは主には背中の痛みをはじめとする様々な不調を治療するのに、日々繰り返して押せる箇所です。そのために、この特別なツボは一日中デスクに座って仕事をするようなオフィスワーカーの間では、非常によく知られているのです。

このツボは中国の鍼治療師である、タング師匠が発見したものだそうです。師は自身の鍼治療の技術を駆使して数多くの患者を治し、中国全土にその名を知らしめていました。彼が他の鍼師と違っていた点は、治療の際、鍼をあまりたくさん使わないのに、効果がてきめんだった、ということです。

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タング師匠が発見したツボは何十年もの間、門外不出とされてきました。しかしついにある時、師は弟子たちにそれを伝授することを決意し、現代の私たちはそんな決断の恩恵にあずかっているというわけなのです。

リング・グーのツボ(合谷)は手の上半分の部分にあります。もっと正確にいうと、第一、第二中手骨の間にあります。つまり親指と人差し指の間の、親指が他の4本の指から”離れた”柔らかい部分のやや上部にあります。もう一方の手の指でそこを押してみると、くぼんだような場所が見つかるでしょう。

そしてこのツボを正確に押すと、座骨神経痛と背中の痛みがたちまち軽くなります。

十分効果を上げるためには鍼はリング・グーのツボ(合谷)と逆側に打たなければなりません。言い換えると、もし右足が痛むのであれば、左手のツボを打たなけれなならない、ということなのです。そして75%の確率で、数分のうちに痛みを感じなくなります。

このツボは他にも、背中の痛みや頭痛、足の痛み、生理痛、顔面神経麻痺などの治療にも効果があります。あまりにも良く効くので、妊娠している場合にはこの部位に触ることすらしてはいけません。さもなければ陣痛を起こしてしまうかもしれないからです。

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手を握りしめるだけで痛みを和らげられる

リング・グー(合谷)に詳しい専門家によると、親指と人差し指の間のこの部位に何らか刺激を与えるだけで、不安感や、背中の痛み、特に座骨神経痛や頭痛、歯痛も和らげることができるのです。鍼師はこのツボの治療に鍼を使うものですが、自分でやる場合はツボを押すだけでも効果があるでしょう。

中国の鍼治療によると、全身には300以上ものツボがあるということですが、なかでもリング・グーのツボ(合谷)は最も効き目があり、特に背骨や背中の痛みに効果を発揮します

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リング・グー(合谷)のツボがどのような働きをするのか正確には分かってはおらず、実際の効果がいかほどかについて科学的には十分には研究はなされていませんが、鍼治療に関する最近の研究によると、鍼治療によって血行が良くなり、そのために痛みが和らぐのではないか、とされています。また別の研究によると、鍼を打つことによって、脳内のエンドルフィンと呼ばれる鎮痛作用のあるホルモンの量が増えるためではないか、としています。

鍼師はリング・グー(合谷)のツボを、個々人の症状に合わせて行う様々な鍼治療の一つに組み込んで施術します。この鍼治療自体は、全身に数あるツボの鍼治療のうちの一つなのです。例えば、不安障害になっている患者への治療に効くツボは、生理痛の患者に対するツボとは違うものです。しかしながらリング・グー(合谷)のツボはこれら2つの症状の両方に効果があるのです。

もしあなたが自分でリング・グー(合谷)ツボ押しをやってみたいと思うなら、鍼師は次のようにやってみるよう勧めるでしょう。

まず片方の手の人差し指を、もう片方の手の親指と人差し指の間に添えてください。そしてそこを強く押すのです。もし正しく押せているなら、痛みを感じるでしょう。12分押せば十分ですが、規則正しく2040分押しつづければ本当の効果が現れるでしょう。

もし片方の手を試してみても良くならないなら、もう片方の手を試してみましょう。このツボ押しが素晴らしいのは、家でも会社でも通勤中のバスの中であっても、どこででも一人でできるという点です。

鍼を使うことに関しては、きちんとした知識や専門家の監督がない限りはもちろんお勧めできません。リング・グー(合谷)のツボを押すことで背中や坐骨の痛みばかりではなく、頭痛や生理中の腹痛も最小限に抑えることができるのです。30分間ツボを押し続けてみてください。動けないくらいに痛みがひどくなるまで待ったりせずに。

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