パートナーの有無にとらわれず幸せを見つけるために

11月 27, 2016
パートナーがいるかどうかに関わらず、人生を楽しみましょう。他人に何か言われることを恐れて、無理に相手を見つける必要はありません。

私たちの生きる現代でさえも、女性がシングルでいることをネガティブにとらえる人はまだいます。以前このブログでも、ある国では女性が25歳までに夫を見つけないと、自分自身の家族、そして社会から、レッテルをはられてしまうという例をご紹介しました。

他の国でも、似たようなことはさまざまな形で起こっており、時に、女性に「シングルでいるくらいなら、本当に好きな相手ではなくても彼氏を作る」とまで思わせてしまう原因となっています。しかし、こうした状況は女性の心を追い詰めたり、女性が自分らしくいることを妨げたりすることもあります。

人類学者のヘレン・フィッシャーは、文化における女性のイメージや、恋愛についての研究で知られています。フィッシャーは著書の「The First Sex」(第一の性)の中で、女性が夫を見つけることを義務と感じるのではなく、社会での自己実現を追求することを称えています。

この記事では、女性がパートナーの有無にとらわれずに幸せを見つけることについて考えていきます。

シングルでいるということ

いくつかの国では現代も家父長制が続いており、若い女性は、家族、特に父親の社会的地位を維持するために婚姻関係を結ぼうとします。

一方別の文化では、家族を大きくし、血統を維持するために、母親が娘にプレッシャーをかけることもあります。母親は、孫を持ちたいと願ったり、母親が望むような人生を娘が送ることを望みます―例えば、高収入や高ステータスの仕事をしている男性と結婚するといったことです。

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大切なのは自分らしくいること

しかし、多くの人が感じているように、パートナーを見つけるということはそれほど単純ではありません。

ロマンチックな恋愛を楽しみたい人もいれば、人生をずっと共に過ごせるようなパートナーを求める人もいます。誰かと数え切れないほどの素晴らしい時間を一緒に過ごしても、また孤独が恋しくなるという人もいます。

  • しかし、あなたを尊重して、ありのままのあなたを認めてくれる人たちが身近にいるのなら、毎日は、恋人や夫がいるかどうかに関係なく、充実したものになります。

カップルで過ごすことが喜びであるのと同様に、一人で自由に暮らせるということも、人生の素晴らしい贈り物の一つですが、残念ながら、全ての文化がそれを尊重するわけではありません。私たちは、女性がまるで品物のように扱われる社会が、世界にはまだ存在することをニュースで知り、驚くことも時々あります。

  • 女性は売り物ではありませんし、独身であるからといって「不完全な」存在のように扱われるべきではありません。
  • パートナーの有無に関わらず、私たち皆が価値ある存在であり、夢や目標を持って少しずつ前に進み、成長しています。

シングルでも焦る必要はない

また、先進国と呼ばれるような社会であっても、独身の男女はパートナーを見つけるべきだと広く考えられているのが現実です。

  • 本来、全ての人が自分の望むように生きるべきではないでしょうか。彼氏や夫と生きていくことを選ぶ自由もあれば、選ばない自由もあります。パートナーの有無にこだわらず、ただ好きなもの、自分が幸せになれることを求めるという生き方もあります。
  • 毎日が友人や家族との交流、仕事、趣味などで満たされていれば、無理にパートナーを見つける必要はありません。「パートナーがいないと、自分の人生が完璧ではない」と思い込まずに、自分の心の声に耳を傾け、何を本当に求めているのか、自分はどんなときに本当に幸せを感じるのか知ることが大事です。

また、一人でいることの恐怖や寂しさから相手を求めるのではなく、お互いが自立していて、一人でも満たされており、心のバランスが安定しているということが、今後、パートナーになる人と成熟した関係を築く際にもカギとなります。

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現代の女性

ヘレン・フィッシャーの話に戻りましょう。彼女は著書「The First Sex」を、シモーヌ・ボーヴォワールによる有名な古典「The Second Sex」(第二の性)への批判として書きました。

彼女は同書の中で、女性が自分自分の能力を信じ、社会で活躍することについて次のようなことを述べています。

  • 女性の脳はより直感的かつ共感的であり、仕事や、組織の中での活動において高い能力を発揮する。
  • 女性は、独身でいるか・結婚するか、大家族を作るのか・子供を持たないのか、社会的地位の高い仕事をするのか・ステータスにこだわらず心に平安をもたらしてくれる仕事をするのか等々、どのような生き方を選択しようとも、自分自身の幸せを追求するべき

現代を生きる私たちにとって、人にどう言われるかではなく、自分が本当に望む生き方について考えると共に、性別に関わらずお互いを尊重し、幸せを追求していける社会について考えていくことが大切と言えるでしょう。

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