飲み過ぎると/脳に起きるかもしれないこと

6月 22, 2015

多くの人にとって、アルコールは楽しく飲める飲み物です。しかし時には、尊敬を集める紳士や上品な淑女の黒い部分を引き出してしまう品のない毒にもなります。この記事では、飲み過ぎた時に、あなたの脳で起こるかもしれないことについて、お話ししたいと思います。

アルコールは、健康に致命的な影響を与えると考えられることもあります。そんなのは人を利用しようとする企業や業界が使うおとぎ話だと言い張る、疑い深い人もいます。しかし確実なのは、飲酒量の多い人には、時が経つにつれて、アルコール飲料で老人性認知症が引き起こされることもあるということです。

最近の研究によると、アルコールの過剰摂取は、身体に深刻な病気を引き起こす可能性があります。がん、認知の低下、不可逆的な脳への悪影響、記憶の喪失などが含まれます。アルコールのこういった致命的なデメリットは、スペイン・アルコール研究科学協会(Spanish Scientific Society for Research on Alcohol)によって、広く知られるようになりました。また、同団体は、アルコールは身体にとって時限爆弾のようなものであり、特に種類の異なる幻覚剤と混用された場合には、動脈を過剰に拡大させ身体全体で出血が起こるため、命の危険がより大きい、と発表しました。

ヨーロッパにおける調査データの中には、ヨーロッパ大陸のいくつかの国においては、自動車事故が多く、それによる犠牲者が毎年増えていることから、アルコールが主要な死因の1つである、と明らかにしたものもあります。

ソシドロガルコール(SOCIDROGALCOHOL)の事務局長であり、パレンシア市にあるサン・フアン・デ・ディオス依存症センターのコーディネーターである、アントニオ・テラン博士は、以下のリストを作成しました。

 

アルコールによって引き起こされる精神障害

一時的な精神症状

アルコール飲料に完全に依存している患者のうち、およそ25%の患者さんに起こります。

コルサコフ症候群

最もわかりやすい症状としては、継続的な混乱、重要なことや最近のことを思い出す時の混乱、現実から逃げるためにごまかしを行うことなどが挙げられます。

ウェルニッケ脳症

この病気は混乱が最大の特徴です。方向感覚の欠如やバランス感覚の欠如が、この症候群の最もわかりやすい2つの特徴です。目の麻痺や身体の他の部分の障害などを引き起こすこともあります。

その他、うつ病や自信喪失は、幻覚やせん妄を引き起こすことができる他の薬物と同様に、アルコールを飲み過ぎることの副作用としても起こる可能性がある症状です。

アルコールとうつ

アルコールは、殺人事件、傷害事件、虐待などに関連し、毎年何百人もの人の命を奪っています。アルコールは、度胸やエネルギーを得たり、気分を良くさせたりするためにあるものではありませんし、私たちの身体や心が通常ではできないようなことをするためにあるものでもありません。ときどきアルコールを飲むことは犯罪ではありませんが、どのぐらい飲むか自分でコントロールする方法を知っているべきですし、そうすることで、馬鹿げたことをしたり、健康を害して身体を傷めたりしなくて済むでしょう。

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