ニンニクとレモンを使った/ナチュラルなイボ取り法

「醜いイボをどうにかしたい!」とお考えですか? このカンタンでヘルシーな自然療法を実行して、イボとサヨナラしましょう!
ニンニクとレモンを使った/ナチュラルなイボ取り法
Lourdes Martínez

によってレビューと承認されています。 製薬 Lourdes Martínez.

によって書かれた Carolina Betancourth

最後の更新: 17 12月, 2022

肌にできるイボはヒトパピローマウイルス( HPV )が原因です。このウイルスには70種類以上もあります。

日本皮膚科学会は「ヒトパピローマウイルス(HPV)には多くの種類があって、普通のイボ以外にも、ある種のものが性感染症(性病)である尖圭コンジローマの、他のある種のものが子宮癌の原因ウイルスとして注目されていますので、そのような話題でも、これらの異なるウイルス名を新聞・雑誌やテレビなどで見聞きされることが多いと思いますが、呼び名が違うだけで同じウイルスを指しています。」と説明しています。

このウイルスは細胞の急激な増殖を引き起こし、しばらくすると痛みのない良性の腫瘍ができ、これが急速に広がっていきます。

イボは深刻な問題というわけではありませんが、ウイルスが広がるのを食い止められないほどに免疫系が弱まっているサインです。

また、美容上の理由からイボを取りたいと思っている人たちもたくさんいます。

幸い、イボを小さくしたり完全に取りのぞくことができる活性成分を含んだ市販薬や自然療法がいくつもあります。

今回はそんな自然療法の中から、ニンニクとレモンを使ったシンプルなイボ取り法をご紹介します。

根気よく続けることで、シミや傷跡を残すことなくきれいなお肌を取り戻すことができるでしょう。

さっそく試してみませんか!

ニンニクとレモンを使ったイボ取り法とは?

ニンニクとレモンの組み合わせは、昔から皮膚の感染症の治療に最も広く使われてきた天然の抗生物質および抗真菌薬の 1つ。

どちらの材料も強力な有効成分を含んでいるため、皮膚に塗ることでさまざまな真菌やウイルス、細菌を殺したり繁殖を防いだりすることが可能です。

また、とっても安上がりでどこででも手に入りますし、市販薬とちがって、有害な副作用を引き起こす化学薬品を含みません。

ニンニクの効能

自然界の最も強力な抗生物質であると考えられているニンニクは、イボの原因となる感染症に対し非常に効果的であることが証明されています。

ニンニクの有効成分であるアリシンには、抗ウイルス作用と抗炎症作用があります。これらの作用が、指や首、その他の身体の目立つ部分にできやすいイボを減らすのに大いに役立ちます。

ニンニクは食べても直接皮膚に塗ってもイボ取り効果があります。

これはニンニクに含まれる栄養素が免疫系を強化し、微生物の侵入に対する免疫反応をうながすためです。

何よりウレシイことに、ニンニクは細胞の再生もうながすため、イボを完全に取りのぞいたあとに残るかもしれない傷跡を目立たなくしてくれます。

 

レモンの効能

レモン果汁はお肌のpH バランスを調整するのに役立つ酸性化合物が豊富ですから、イボやシミなどを取りのぞくのに役立ちます。

また抗真菌作用・抗ウイルス作用・抗菌作用もありますから、身体の内側と外側の健康を脅かすさまざまな菌を排除する手助けをします。

このため、レモン果汁は腫れや痛みを伴う皮膚病の症状を緩和するのに最適です。

さらにレモンには色素を薄くする作用があります。

根気よく使い続けることで、シミ・傷跡などをかなり目立たなくすることができます。

ニンニクとレモンを使ったイボ取り薬の作り方

ニンニクとレモンは、大抵の人が料理に使うために常備しているもの。

ですからこの自然療法は、大した手間も費用もかけることなく本当に簡単に実行できます。

ただし、たった1回使っただけですぐ効果がでるわけではないことを理解しておく必要があります。よい結果を得るためには、毎日根気よく続けなければなりません。

こちらの記事もおすすめします:イボ取りに役立つ10の自然療法

材料

  • ニンニク 1かけ
  • レモン果汁 ½個分
  • ガーゼ、テープ(適宜)

作り方&使い方

  • ニンニク1かけをつぶして、ねっとりしたペーストをつくります。それからレモン1/2個のしぼり汁とまぜましょう。
  • 材料がゲル化するまで数分間待ってから、イボに直接塗ってください。
  • ガーゼなどで患部をカバーしてテープで固定し、一晩置きます。
  • 翌朝、たっぷりの水を使ってお肌をすすぎ、完全に乾かしてください。
  • イボが取れるまでこれを毎晩続けましょう。

注意事項

無理にイボを取ろうとしてはなりません。ケガをしたり感染症を起したりする可能性があります。

イボが広がるのを防ぐには、イボに直接触れたものを再度使わないようにしましょう。

もし再利用しなければならないときは、最初に消毒することをお忘れなく。

今回ご紹介した自然療法とあわせて、免疫力を高める食品とサプリメントを摂るようにしましょう。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • Abeck, D., & Fölster-Holst, R. (2015). “Quadrivalent human papillomavirus vaccination: A promising treatment for recalcitrant cutaneous warts in children”, Acta Derm Venereol, 95 (8): 1017-1019.
  • Bonnez, W. (2015) “Papillomaviruses”. In: J.E. Bennett, R. Dolin, M.J. Blaser (eds.), Mandell, Douglas, and Bennett’s Principles and Practice of Infectious Diseases. Philadelphia, PA: Elsevier. Chap. 146.
  • EL, I. P. (2009). VIRUS DEL PAPILOMA HUMANO. Disponible en: https://www.aepcc.org/wp-content/uploads/2019/06/Folleto_divulgativo_Infeccion1.pdf
  • Habif, T.P. (2016). “Warts, herpes simplex, and other viral infections”. In: Habif, T.P. (ed.), Clinical Dermatology: A Color Guide to Diagnosis and Therapy. Philadelphia, PA: Elsevier. Chap. 12.

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。