年齢が上がるほど、食生活が体重に響く!

· 10月 23, 2017
年々、あなたの身体の中では、エネルギーを蓄えるためのホルモンの変化が起こっています。この変化に対応するために、代謝も変わっていき、体重が増えてしまいます。そのため、食生活も変えていかなければなりません。

なぜ年齢が上がるごとに、体重を減らすのが難しくなるのでしょうか? あるいは簡単に体重が増えてしまうのでしょうか? これはほとんどの人に起こる当たり前の現象で、一つの定説があります。

この記事では、なぜ歳を重ねるごとに食生活が体重に響きやすくなってしまうのかをご説明します。

歳をとること = 体重が増えること?

サラダとサンドイッチを食べる人

身体は人生を通じて常に変化しています。筋肉、骨、脂肪は常に変わり続けています。

10歳の子供の身体の機能は、同じ人であっても25歳、40歳、そして65歳のときの身体の機能とは違います。大人になってからは、年齢につれて筋肉量も変わっていきます。

したがって、体重に変化が出たり、前はすぐに落ちた場所に脂肪がついてくることは当然のことなのです。

人生を通じて、エネルギーの基礎消費量も変わってきます。若いころには多くのエネルギー―を使い、消費量は年々減っていきます。若い頃の方がエネルギーを効率的に使えるからです。

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主に次の2つの理由でエネルギー消費量は減ってしまいます。

 

1.身体の組成が変わる

年齢が上がると、筋肉量が減り脂肪が増えます。

20代の男性の脂肪率は18-21%で、40代では25%、60歳以上では26%以上に上がります。

女性にも同じことが起こります: 20代の脂肪率は22-24%で、40代では27-30%、60歳を超えると31%以上に上がります。筋肉量は減っていくのに対し、脂肪は自然に増えていきます。筋肉の方がエネルギーを使うからです。

2.ホルモンの変化

振り返って微笑む中年の女性

ホルモンの変化は閉経した女性だけでなく成人男性にも起こります。

ホルモンバランスは体重の変動とも大いに関係があります。たとえば、もっと食べるかそれとも寝るか、といったようなことに影響するからです。

若いころと同じ能力を維持しているわけではないので、人間のホルモンは年齢を重ねるごとにエネルギーを蓄えようとします。これはすなわち、もっと脂肪を蓄えようとするということです(特にウェスト周り)。

こうして人間の身体は活動の減少に備えようとするのです。

 

30歳を超えると体重が増えやすくなる

これは30歳前に何でも食べたいものを自由に食べていいという意味ではありません。体の変化は高齢になってからだけ起こるものではないということを実感させてくれるものです。

歳を重ねるにつれ、お腹が出はじめ、服が前と同じように入らなくなったりすることに気づくでしょう。

ケーキなどカロリーの高いものを食べると体重が増えるという関係性は、もし以前と同じような食生活を続けていたら避けられない事実のようにも思えます。

肥満や体重増加との闘いは、歳を重ねるごとに難しくなるのです。

ある治療やホルモンバランスの崩れだけでなく、栄養の偏った食事、ストレス、遺伝的な要素、そして座りっぱなしの生活が体重増加に影響します。

治療やホルモンバランスの崩れは脂肪が増える主な原因です。

30歳を超えると、エストロゲン、プロゲステロン、アンドロゲンといったホルモンが以前と同じようには機能しなくなってきます。これらのホルモンは体の組織を支えるのに非常に重要なもののため、お尻やお腹、太ももに変化があるのは当然のことなのです。

15歳や20歳の頃は無限にあるように思われたこれらのエネルギー源は消え、より座りっぱなしの生活になってしまいます。

もしもっと仕事やリラックスする余暇(外食やクルーズ、映画鑑賞など)に時間を費やすようになれば、年齢に伴い体重は増えてしまいます。これは極めて単純な方程式なのです。

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年齢があがるにつれ変化するのは体重だけではない

おなか周りに巻き尺をあてる

もし健康な生活を送り、運動を取り入れ、バランスのよい食事をとっていたらどうでしょうか?それでも、必要なカロリー数を考慮する必要があります。

  • たとえば57キロぐらいの31歳の女性は、体重を維持するために一日2000カロリーを消費する必要があります。
  • もしこの女性が45歳であれば、1850カロリーの消費で体重を維持することが出来ます。

もし消費するのではなく一日に2000カロリー摂取すると、150カロリーが余分となり、6か月で最大約4.5キロの体重増加につながります。

年齢にともなって「目に見えるようになる」体重増加だけを考えるのではなく、さらには年齢にともなって発生する病気やその他の身体の変化にも目を向ける必要があります。

骨の密度が少なくなることで起こる骨粗しょう症や、関節の問題でおこる変形性関節症がその一例です。

年齢にともなって体重が増えるのを避けるために、新たな習慣を取り入れることが重要です。たとえば:

  • 負荷の小さい運動 (ヨガ、ピラティス、水泳など)
  • 脂質、塩分、小麦粉の摂取を減らす
  • 喫煙やアルコール消費を減らす
  • 十分な睡眠をとる

結局は、50歳の身体は25歳のときとは違うということを受け入れることが大事です。20年以上が過ぎているというだけではなく、習慣や身体も少しずつ変わってきているのです。