もっと活用したい ショウガの効能

4月 9, 2016
ショウガは多くの消化器疾患の症状を和らげるだけでなく、生理痛にも効くということをご存じでしたか? また、ショウガは片頭痛の緩和、血液循環の改善にも効果があります。

ショウガは食欲をそそる香りやピリッとした辛味(この辛味はショウガに含まれるジンゲロールによるもの)があることから、あらゆる料理に重宝されています。ですがショウガは、数えきれないほど多くの料理に愛用される食材であるだけではありません。ショウガには薬理的な効果があり、多くの研究によって 健康に良いさまざまな効能があることが証明されています。

 ショウガが体に良いと広く知られるようになると人気が高まり、ますます多くの料理に使われるようになりました。ショウガの用途は多彩で、ショウガ茶、薬味、ショウガ油、ショウガジュースなどや、肉料理に使ったり、また、カプセルに詰めたものまであります。

ショウガの驚くべき効能をご存じですか? この記事では、なぜ食事にもっとショウガを取り入れるべきなのかという理由をご紹介します。

消化の促進

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ショウガが消化を促進することはよく知られています。ショウガは炎症を抑える作用があり、胃の具合が悪い時に役に立ちます。ショウガの効能は下記のとおりです。

・吐き気や めまいを抑える。

・胃炎の症状を緩和する。

・腸管の炎症を緩和する。

・腹部膨満、おならを軽減する。

膵臓を刺激し、栄養の吸収を促進する酵素の分泌を促す。

抗酸化物質の供給

抗酸化物質とは、細胞を傷つける *フリーラジカルの作用を抑える物質です。フリーラジカルは体内に蓄積し、やがて癌などの重い疾患を引き起こす可能性があります。ショウガには抗酸化物質が豊富に含まれており、フリーラジカルと闘って早期老化や体調不良を予防することができます。

(*フリーラジカル=対になっていない電子〈=不対電子〉を持つため他の分子から電子を奪い取る力が高まっている原子や分子。相手の物質を酸化する力が強い。フリーラジカルの代表格は活性酸素。)

 

インフルエンザや風邪の治療

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ショウガは、インフルエンザや風邪の流行期に強い味方になります。ショウガには抗炎症性があり、炎症を起こした気道を広げる働きがあります。また、ショウガで作ったジュースには去痰薬としての効果があり、病原菌を体外へ排出するのを促します。

 

血液循環の促進

ショウガには血液中の悪玉コレステロールを除去し、動脈が詰まるのを防ぐ働きがあります。そのためショウガは心臓血管や循環系の働きを促進すると考えられています。ただし、ショウガを過剰に摂取しすぎないように注意し、まずは医者に相談する必要があります。ある種の薬と併用すると悪影響が出る可能性があるからです。

 

関節痛の緩和

ショウガには炎症を抑える作用があるため、関節痛の痛みを軽減します。またショウガには、生理痛や筋肉痛を和らげる鎮痙薬(抗けいれん薬)としての効果もあります。

 

片頭痛の緩和

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片頭痛はプロスタグランジンという生活活性脂質が脳血管に影響を及ぼして発症します。プロスタグランジンが過度の血管の膨張、脳内血圧の上昇を引き起こし、吐き気を伴う激しい頭痛が起こります。ショウガはこのプロスタグランジンの作用を抑えて頭痛を緩和します。専門家によると、最大の効果を得るためには頭痛が起こり始めた時点でショウガを摂取するとよいそうです。

 

炎症の緩和

ショウガに含まれるジンゲロールという物質は、さまざまな疾患に効く優れた抗炎症薬です。この特性については多くの研究が行われており、専門家によると、ショウガは関節炎や大腸炎などの慢性疾患の症状を緩和する代替療法として利用できるそうです。全身の炎症を抑制するため、癌の発症のリスクを減らすことも可能です。

 

糖尿病の症状の緩和

ショウガを定期的に摂取することで血糖値を最大30%減少させることが可能です。また、2型糖尿病患者のインスリン分泌を10%増加させることもできます。ですがこれは、必ず医者の指導のもとで行う必要があります。すでに糖尿病の薬を飲んでいる場合は特に注意して下さい。

 

癌の予防

ショウガにはファイトケミカル(=植物化学物質)、抗酸化物質、ビタミン、ミネラルが含まれており、免疫システムの負担を軽減します。これらは癌細胞が健康に悪影響を与える前に癌と闘う能力を高める働きをします。多くの研究により、これらは前立腺癌、卵巣癌、乳癌の予防と治療に効果があることが分かっています。ですが、ショウガの摂取は定期的に適度にしなくてはなりません。過度の摂取は逆効果になる恐れがあるからです。

 

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