稀に心臓発作の兆候かもしれない/症状

循環器疾患は男女ともに起こり得るものであり、特に成人ではリスクが高まります。アメリカやスペインなどの国では、乳がんや卵巣がんなどを上回り、女性の死因の第一位となっています。

専門家の最大の懸念は、女性は男性に比べて、健康問題が生じたときに病院を受診する頻度が少ない傾向にあり、受診自体も遅れがちであるということです。このことが、女性の循環器疾患による死亡率が増加している主な原因の一つであることは疑いありません。

心臓発作は、体が深刻な状態であることを示す、一連の共通した症状によって判別することができます。しかし女性の発作の場合、発作の症状に他の健康問題と容易に混同されやすいものがあるために、すぐに対応せずに放っておかれるか、適切に対応がなされないことがあります。

リスク要因

心臓発作は、前兆なしにいつでも起こり得るものですが、発作のリスクを高める、以下のような生活習慣上の要因があります:

  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 喫煙
  • 高コレステロール
  • 肥満
  • 座りがちの生活(運動不足)

健康的な生活を送ることで、多くの人が心臓発作のリスクを減らすことができます。しかし、先天的な心臓欠陥などの問題がある場合はこの限りではありません。

一般的ではない心臓発作の症状

2-心臓

以下で説明するような、一般的ではない心臓発作の症状は、多くの場合、患者と専門家の両者にとって混乱を招くものです。実際、そういった症状を見てきた専門家の多くが、再び同じような症状を前にしても、それらが心臓発作の兆候であると結論付けるのは難しいと認めています。しかし既に患者が循環器疾患であると診断されている場合などは、発作の診断が容易になります。 しかし、循環器疾患があるかどうかに関わらず、一般的な心臓発作の症状ではなくても発作の兆候になりうるものについて、知っておくことが重要です。また、それらの症状は数日または数週間続く場合があるということも覚えておいてください。

疲労

持続的な疲労感は、睡眠不足、特定の薬の服用、頻繁にストレスにさらされることなどに起因する場合があります。しかし常に疲労を感じていたり、疲労が極めて深刻な状態のときは、心臓発作か心臓病の最初の兆候である可能性が考えられます。心臓発作から生還した女性についての研究によると、調査に回答者した女性の70%が、発作の前に数日または数週間、極度の疲労感を経験したと報告しています。

不眠症

3-頭痛

前述の疲労と密接に関連し、不眠症もまた、心臓発作の兆候である場合があります。 不眠症を引き起こす要因にはさまざまなものがありますが、ある研究は、心臓発作を経験した女性の半分近くが、発作の前に、数日か数週間に渡って睡眠の問題を抱えていたと明らかにしています。

咳と息切れ

普段は特に呼吸器の問題がない場合でも、突然、呼吸に困難を感じることがあります。呼吸困難は日常生活でも起こり得るものですが、理由のわからない咳と同時に発症した場合、心臓発作の初期の兆候であるかもしれません。ただ、同様の症状は、さまざまな他の健康上の問題によって起きる場合もあります。

胸焼けと腹部の膨満感

食後の胸焼けや腹部の炎症は、女性の心臓発作の初期症状である場合があります。ある研究は、心臓発作を経験した女性のうち40%が、発作の直前にこれらの症状を経験したと明らかにしました。

めまいと大量の発汗

4-汗

これらの二つの症状は、一般的には更年期と関係がありますが、心臓発作の直前に現れる場合もあるということがわかっています。 心臓発作から生還した女性の40%が、発作の直前にめまいや立ちくらみを経験しており、また別の40%は冷や汗を訴えていました。

原因のわからない不安

一般的ではない心臓発作の症状の最後の一つは、説明できない不安感です。胸の圧迫感を伴う場合は、特に注意してください。心臓発作を経験した女性のうち3分の1が、発作の直前に原因不明の不安を感じています。また、ストレスや不安そのものが、心臓発作のリスクを実際に高めるということも知っておいてください。

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