口にしない方が良い7つのネガティブな言葉

ネガティブな言葉は言った相手に悪い影響を与えるだけではありません。密かに自分自身を傷つけ、自分の限界を狭めてしまいます。
口にしない方が良い7つのネガティブな言葉
Bernardo Peña

によってレビューと承認されています。 心理学者 Bernardo Peña.

によって書かれた Raquel Lemos Rodríguez

最後の更新: 06 12月, 2022

口にしないほうが良い言葉が口をついて出てしまったことはありませんか?

何を言うかというのは、私たちの日常生活、そして人間関係の中でとても重要な事であり、私たちが使う言葉のすべてが、あなたの心を映し出していると言っても過言ではないでしょう。

本記事では、言わないほうが良いネガティブな言葉を7つご紹介します。

1.変わっている、おかしい

金魚

「すごく変わっているわね」「おかしいよね」などというフレーズは日常的に良く聞く言葉です。

これは普段自分が考えられないものや、信じられないもの、普通ではないと感じている事に対して使われる言葉ですが、実はこれは偏見の言葉です。

他の人を「変わっている」とか「おかしい」と表現するのは、自分自身を「普通」だと思っているからであり、誰かが違う事をしたり言ったりすることを変だと言うのは、自分の行動や考えを普通だと捉えている証拠です。

私たち人間には個性があり、すべての人が異なった性格、個性、そして人生を送っています。

このような言葉を使うのはやめて、心を開き、どんな事も受け入れてみませんか?

2.あなたが必要です

「必要」という言葉は、相手がどれだけ自分にとって大切な存在なのかを表現するために、恋人同士ではよく使われる言葉ではないでしょうか?

実はこの言葉の裏には、暗に「あなたがいないと私は何もできない」「私にとってあなたは人生の全てです」「あなたがいなくなったらどうすれば良いのか分からない」「自分の命よりもあなたの方が大切です」という意味が隠れています。

幸せになるために相手を求めるのは単なる依存であって、愛ではありません。私たちは気持ちと必要性を混乱しがちなのです。

3.あなたのせい

苦しい

「あなたのせいだ」というフレーズも良く聞く言葉です。

これは自分の行動に対する責任を取らなければならなくなった時に起こる、恐怖心の現れです。

「あなたのせい」という言葉は、日常生活でもよく耳にするネガティブな言葉ですが、自分の間違いを認めたうない人が多いため、気に留めることの少ない言葉です。

誰もが完璧でありたいと考えているために、このような言葉が口から出て来ると考えられます。

自分が失敗をしたり間違いをおかした時は、それを受け入れて認めましょう。

誰にでも失敗や間違いはありますが、何もしてない人に罪をなすりつけるのはよくないことです。

絶対にやめましょう。

4.醜い

「変わっている」「おかしい」という言葉と同様、誰が美しく、誰が醜いかなどはネガティブな言葉です。

雑誌や広告で見られる美しさは、見せたい美を作り上げるための加工がされています

美の基準など必要はありません。

心を開き、自分の考え方を広げてください。

心を広げると、この世の中に醜い人などいないことに気づくでしょう。

私たち人間は誰にでも、その人独自の美しさがあります。そしてこのことに気づくと、周りの人を公平に扱うことができます。

相手に魅力を感じないからと言ってその人が見にくいわけではありません。

5.出来ない

拒絶

本当に出来ませんか?

「できない」という言葉は、自分の出来る事の限界を狭めてしまう言葉です。

しかし、自分の能力を最大限に引き出せば、出来ないことなどないのに、壁にぶつかった、達成する事など出来ない、乗り越えることなど出来ないなどとつい考えてしまうのです。

私たちは自分自身が考える以上に強いため、「出来ない」というのは、自分の限界を決めてしまうネガティブな言葉です。

どんなに難しいと思った事に対しても「出来る」と前向きに向き合ってみましょう。世の中の見方を含めた全てが違って見えるようになります。

6.嫌い

憎しみや「嫌い」と言った感情は、それを感じる本人も含めて周りの人をも全て傷つけます

「会社が憎い」「家族が嫌い」「こういう状況は嫌いだ」などと、度々耳にする言葉でもありす。

憎み嫌うのは簡単ですが、だからと言ってその状況を変えようと努力する人は多くなく、怒りがどんどん溜まっていく人が少なくありません。

憎しみは悪い感情を生み出し蓄積させるだけですが。それは今すぐに変えることが出来ます。

いつまでも固執しないようにしましょう。

7.失敗した

失敗

人はみな失敗を恐れます。「失敗」という言葉を聞くだけで恐怖心や不安感が煽られるのに「自分は失敗した」「負け犬だ」などと口にしたりします。

失敗する事は良くない事だと考えがちですが、そうではありません。

更に向上するため、次により賢い決断をするためのステップであり、何より一番大切なのがそこから学ぶことです。

失敗は決して悪い事ではありません。実は全くその逆です!

「自分は失敗した」と考えるのではなく「自分は間違いから学ぶ事の出来る人間だ」と考えましょう。

今回ご紹介したネガティブな言葉を、意識して使うのをやめ、よりポジティブな言葉を使ってください。

人生が今までと違う方向に流れていくことに気付きますよ!


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  • Verónica Marcos, Yurena Gancedo, Bárbara Castro, Adriana Selaya. (2020). Victimización de violencia entre novios, gravedad percibida en las conductas de violencia entre novios, mitos del amor romántico, y dependencia emocional entre chicos y chicas adolescentes. Revista iberoamericana de psicología y salud, ISSN 2171-2069, Vol. 11, Nº. 2, 2020, págs. 132-145.

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