コレステロール値を下げる方法

12月 31, 2017
肝臓疾患とともに、コレステロール値は心疾患や冠動脈の病気を引き起こす要因となります。

コレステロールとは体内細胞のすべてに存在する脂質であり、その値が高くなりすぎると「高コレステロール」と診断され、悪化すると「高コレステロール血症」を発症するため、コレステロール値を下げる必要があります。

全てのコレステロールが私たちの体に有害なわけではなく、コレステロール値が正常値であれば、体内機能を正しく機能させる役割を果たします。また、食べ物から体内に取り込まれるコレステロールの中には、深刻な病気の原因となる有害な物質が存在するので注意が必要です。

コレステロールは動脈壁に蓄積され、それが厚くなると循環器系や血圧の問題が生じます。さらに心疾患を引き起こすリスクも高まるため、コレステロール値が高くなることの危険性をしっかりと理解してください。

本記事ではコレステロール値が高くなっている時の症状や、コレステロール値を低下するための方法などをご紹介します。

コレステロール値が高いとは?

高コレステロール

コレステロールは以下の3つに分類されます

  • 善玉ゴレステロールと呼ばれる高密度リポ蛋白質(HDL)
  • 悪玉コレステロールと呼ばれる低密度リポ蛋白質(LDL)
  • 全てのコレステロールをまとめた総コレステロール

善玉コレステロールは動脈を浄化しながら、悪玉コレステロール値を低下します。しかしながら現代社会では多くの人が善玉コレステロール値が少なく、善玉コレステロールが体内で十分に機能していません。

コレステロール値の高い人または高コレステロール血症を発症している人で、総コレステロール値が200 mg/dl以上の場合は、コレステロールを下げるための指導に従う必要があります。

健康なコレステロール値をご紹介します:

  • 男性:LDL 130 mg/dl以上またはHDLが35 mg/dl以下
  • 女性:LDL 130 mg/dl以上またはHDLが40 mg/dl以下

コレステロール値が高いと診断された人は、コレステロール値を下げる努力をしないと、様々な疾患、特に心臓の疾患、そして脳や肝臓の疾患を発症するリスクが高まります。

さらに詳しくご覧ください: 心臓を健康に保つための7つのヒント

高コレステロール血症やコレステロール値が高い時の症状

高いコレステロール血症を発症している時や、コレステロールが高い時にも目に見える明確な症状が現れないことがほとんどであり、未然に防ぐことが難しいことからも「サイレントキラー」とも呼ばれています。

ただし健康診断や血液検査でコレステロール値を検査することは可能なので、そこで見つかった場合は適切な治療や健康管理を行うことができます。

顕著な兆候のいくつかをご紹介します:

  • 関節の炎症
  • 口臭
  • 消化不良
  • 便秘
  • めまいまたはバランスの乱れ
  • 胸の痛み
  • 頭痛
  • 目のかすみ
  • 食品への不耐性
  • 蕁麻疹
  • 疲労感や体が弱くなっているように感じる

ただしこれらの症状は他の疾患の症状でもあるため、必ずしもコレステロールが原因であるわけではありません。

何か疑わしい症状があれば、必ず医師の診察で適切な診断を受けてください。

高コレステロールが引き起こすリスク

胸に手をあてる人

コレステロール値が高いと健康に悪影響を及ぼすだけでなく、命の危険を脅かす疾患を発症することもあります。

高コレステロールによる健康へのリスクのいくつかをご紹介します:

  • 動脈硬化症:コレステロールの蓄積による動脈の閉塞が原因
  • 脳卒中:十分な血液が脳に到達しないことが原因
  • 狭心症:心臓のある特定の場所へ血液が十分に運ばれないことで発症
  • 冠状動脈疾患:動脈閉塞に起因し心臓発作につながる可能性がある
  • 肝臓および胆嚢の問題
  • 糖尿病
  • オーバーウエイト

コレステロール値を低下させるための方法

動脈に蓄積されたコレステロールを解消するための処方薬がありますが、最も大切なのは生活習慣や食生活を改善して健康な日々を送ることです。

こちらの記事もご参考に: 高コレステロールの症状とは?

避けるべき食品

ハムやソーセージ

飽和脂肪酸やコレステロールの含有量により、避けるべき商品や摂取量を制限して食べるべき食品があります。

主な食品をご紹介します。

  • 赤身肉と加工肉
  • バター
  • 市販のパンや焼き菓子類
  • ヤシ油や大豆油
  • 食卓塩や塩分の多い菓子類
  • 全乳と全乳で作られた乳製品
  • 市販のソースやドレッシング
  • ジャンクフード

これとは逆にコレステロール値を正常に保つ効果のある食品があります。上記の「避けるべき食品」の代わりにこれからご紹介する食品を積極的に食べてください。

食事に加えるべき食品:

  • ナッツ類とシード類
  • アボカド
  • オリーブオイル
  • 脂質の多い魚
  • オーツ麦と全粒穀物
  • 野菜
  • 豆類
  • ナチュラルヨーグルト

毎日の運動

ジョギングする家族

毎日の運動が高コレステロール血症を予防し、すでに発症している人はその症状を緩和します。

座る時間の長い生活もまた高コレステロール血症の原因となります。

毎日30分以上のウォーキングは素晴らしい有酸素運動であり、高コレステロール血症を発症するリスクを低下します。

禁煙をする

喫煙は悪玉コレステロール値を上昇させ、善玉コレステロールを過剰に破壊しますが、喫煙を続けるとその症状を改善するのが難しくなります。

減量する

オーバーウエイトや肥満の人は、高コレステロール値の影響を軽減するために体重を減らす必要があります。

減量は簡単なことではありませんし、すぐに効果が現れるわけでもありませんが、健康的な生活習慣や食生活を身につけることで必ず達成することができます。

高コレステロールでお悩みの方や家族の中にコレステロール値が高い方がいる場合は、必ず医師の診断を受けてください。

どんな問題も早期発見が早期治療につながります。

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