子どもを癒す一番の薬は/しっかりと抱きしめてキスすること

9月 14, 2016
子どもたちを抱きしめることによって愛や自信がしっかりと伝わります。子どもたちが将来、精神的に強く健康になるには、抱きしめることが欠かせないのです。

しっかりと抱きしめる事ほど、相手を安心させ、プラスの効果を与えるものはないでしょう。

子どもたちにキスをすることや抱きしめることは、単なる身体的な触れ合いを超えています。キスやハグは愛を表す表現で、自信を育て、世の中と関わる力を育てるのです。

抱きしめることは、健康的で何にも変えられない薬の役割をするのです。したがって、できるだけ毎日、愛する人を、特に自分の子どもたちを抱きしめてあげるべきなのです。

抱きしめることとキスすることは脳への薬となる

科学雑誌『サイエンティフィック・アメリカン』の記事によると、孤児に対する一番の心配事は、愛情を持って触れられる事がない、もしくは足りないということだそうです。

たとえ、良く世話をされ、十分に食べものを与えられていたとしても、それだけでは脳の発達に十分だとは言えないのです。

大切な乳幼児期

新生児の脳は経験、刺激、感情に飢えています。これらは新しい神経連結を作り出し、脳内により強い構造を生み出します。

  • ストレスや恐れ、不安感が高まると、海馬(記憶と感情に関連する部分)などの脳のある部分が小さくなります。
  • 免疫不全の環境、愛情を受けられなかったり、愛情を持って触れられなかった子どもたちは大きくなると、PTSD、多動、自己否定、攻撃的な行動などを示す可能性があります。
  • 雑誌『ディベロプメントアンドサイコパソロジー』の研究によると、1980年代のルーマニア孤児の多くは、感情的なストレスの値が高かったと発表しています。これらの孤児には深刻な感情の欠乏によって引き起こされたストレスが見られ、血流中、とくに脳の血流に高レベルのコルチゾールが確認されたのです。
  • 生後8ヶ月までの間、愛情を持って触れられなかった場合、脳への影響が現れます。もし、愛情を与えられなかったのが最初の2、3ヶ月のみでその後、愛情溢れる家族に引き取られた場合は、この脳への影響は逆転するでしょう。
  • 生まれてから生後8ヶ月までの間に激しくストレスを感じた乳児は、大人になってからIQの値が低く、不安感からくる行動を起こしやすいとされています。
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抱きしめることとキスすることは全てに通じるコミュニケーション

愛する人をしっかりと抱きしめることほど、意味があり癒しの効果を含むものはないでしょう。幼い子どもや乳幼児の場合、さらに深い意味を成すのです。

  • 優しく触れること、キスすること、抱きしめることで乳幼児のストレスの値を下がり、神経連結を促す効果があります。
  • 抱きしめることで絆が強まります。
  • 子どもたちとの絆を作るには、幼いころから抱きしめるようにしましょう。大きくなると恥ずかしがって嫌がる時期が来るかもしれませんが、子どもたちとの関係を保つには、これを欠かすことはできません。
  • 子どもたちが4歳〜5歳になるまでの間は、朝しっかりと抱きしめキスをして起こすようにと専門家は推奨しています。愛情のこもったこの仕草で1日を始め、そして1日を終えることほど素敵なことがあるでしょうか
  • 子どもたちが少し大きくなると、怒りや恐れ、心配事を抱えている時などに抱きしめる事でセラピー的な癒し効果を与えます。
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子育ては確かに大変ですし、ストレスが溜まることもあると思います。しかし、子供達には”心のケア”をしなくてはいけないことを忘れてはいけません。

子どもたちには、単に食べ物や衣類、教育が必要なだけではありません。

子どもたちには、恐れや心配ごとを吹き飛ばしてくれるようなポジティブな言葉がけが必要です。自分たちの不安感やどうしようもなりイライラを理解して欲しいと思っているのです。

子どもたちはまた、抱きしめられた時、そのハグが本物かどうか、相手が急いでいるのではないかということを敏感に感じ取ります。したがって、心を込めてたっぷり時間をとって大切な子どもたちを抱きしめてあげましょう。

親が子どもといるほど大切なことはありません。親から優しく抱きしめられた瞬間は、子どもたちの心にずっと生き続けるのです。

あなたは今日、自分のお子さんをぎゅっと抱きしめましたか?今時間がないから、後で…なんて言ってはいけません。たとえティーンエイジャーのお子さんでも、しっかりと抱きしめてあげましょう。

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