「子供が肥満で…」/そんな時親がするべきこととは?

8月 30, 2016
私たちの子供が健康的な食習慣を学ぶには、親が見本となって様々な野菜や豆類を食べることが必要不可欠。

世界保健機関(WHO)によると、今日私たちが最も注意するべき公衆衛生の問題は、小児肥満であると言われます。これは開発途上国に特徴的な状態で、一見してひどく深刻に見えなくても、実際は大人になってから糖尿病、心臓病などの発症につながる怖いもの

子供に価値観を教え、感情を育てて、学ばせることに力を入れている親はたくさん。だったら、子供の食事と健康についても力を入れていくべきです。これは努力するだけの価値があることで、みんなが一丸となって取り組むべき課題。ここでは、そんな子供の肥満にどう向き合うべきかを紹介します。

家族の助けが大切

最近よく見られるのが、不健康な食生活を送っている家族。家族が間違った食生活を送るせいで、子供たちの健康にその影響が。それだけではなく、肥満は遺伝も大きく影響する要因。

じゃあ親はどうするべき?

1.小児科医に相談する

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家族が肥満になりがちで、子供もそれを受け継いですぐに太りすぎになりそうだと思ったら、迷わず小児科医に相談を。

知識もなく専門家の指導も受けずに、自己判断だけで子供の食事を決めるのはとても危険。私たちの子供は成長の真っただ中で、ビタミン、ミネラル、たんぱく質のいかなる不足もその影響が心配されます。

2.子供の手本になる

子供が鏡のように親がすることの影響を受けることは、ここまで読んだだけで分かるはず。あなたの物事への取り組み方、コミュニケーションのとり方、行動の仕方まで、子供たちは観察、学習して多くの場合親の真似をするようになります。

あなたが変化に富んでバランスの取れた健康的な食生活を送る努力をすれば、子供はそれが普通だと思うように。つまり、例えば子供に健康的な食事を「与え」ても、自分たちが体に悪いものを子供の目の前で食べるようではダメだということ。

家庭の中、そして食卓にバランスを保つこと、自分たちがやることと子供にさせることが一貫していることが大切です。

3.健康的な生活習慣を身に付けるようサポートする

小児肥満にはどうしても逃してはならない点が一つ。肥満の子供は多くの場合学校生活で様々な苦痛を感じ、さらに親も自分の体形に不満だと考えることが多く、自分に対してとてもネガティブなイメージを作ることが多いということ。

これは何としても避けたいこと。どんな状況でも子供をサポートし、常に子供の感情に気を払うようにします。常にポジティブな姿勢で、励まし方にも注意を。「痩せたらきっとすごいかっこよくなるよ」といったフレーズは間違い。

  • より良い食事と定期的な運動で健康的な生活を送るように励ますことが大切。健康的で疲れにくくなれば、子供たちも元気に。
  • ありのままの自分を好きになれるよう励ますことも大切。「痩せれば幸せになれる」のではなく、今日、この瞬間を楽しんで、健康的になるための努力をしていることに誇りを感じることが一つの目的。

活発な生活リズムを作る

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WHOとAmerican Medical Society of Sports Medicineは、以下のようなガイドラインを設定しています。

  • 5歳から17歳の子供は週に3回から4回、定期的にスポーツに参加する。
  • 運動は心臓や呼吸器を強くし、肥満の予防、成長の促進、代謝の向上、また自尊心を高めて人間関係にも良い影響があるなどの効果がある。
  • 学校から帰ってきてから子供が座りっぱなしになるのを避ける。子供はそれぞれ興味も異なり、水泳、空手、ダンス、サッカーなど、何が興味をひくのか色々試してみる価値あり。
  • 親自身が活動的になって、ハイキング、散歩、サイクリングなどに子供も巻き込めば、肥満対策としても理想的。

食生活についての基本

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冒頭で触れたように、子供の肥満に対応する時には、専門家の指示を仰ぐことが大切。

では、子供の毎日の食生活に対して、ここでは基本となる知識をまとめます。

  • お菓子、ケーキ、スナックのような高カロリーの食べ物を家に置かないようにする。家で毎日目にするものではなく、「特別な時に限って」食べられるものだと思わせるのが良し。
  • 一日の基本は朝食から。一日5回の食事をどれも飛ばすことなく、適切な量は必ず守って取らせること。
  • 小さめの皿を使って、たくさん食べたような満足感を出す。子供が食事を楽しく感じるようなデザインの食器を使うのも良いアイディア。
  • 低脂肪乳を使う。また植物性のミルクを使う。
  • 喉が渇いたら水を飲ませる。炭酸飲料はのどの渇きをいやすものではなく、またこれも「特別な時」に飲むものだという印象を与えて。
  • 子供が肥満の場合は果物のジュースも与えないこと。生の果物そのままを与える方が良し。
  • テレビを見ながら食べないようにする。食事のときは食事に集中し、落ち着いて良く噛んで味わって食べるというのが基本。
  • 食べるのが速かったり、食べるときにテレビに気を取られがちだと、十分食べた気がせず食べすぎになったり、気が変わりやすくなったりなどの症状が。
  • 必要不可欠なのが、新鮮な野菜や全粒穀物の消費を増やすこと。精製小麦だけのパンではなく、全粒粉のパンを選ぶようにする。
  • 子供が時に野菜を食べたがらないのは、私たちも良く知っていること。だからこそ、料理をどのように見せるかの想像力が鍵に。見た目が楽しくて魅力的なら、子供もより口に運ぶようになるもの。努力するだけの価値あり!
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