子供が布団を濡らしてしまったら?/原因と対処法

· 4月 28, 2016
「夜尿症」(または「尿失禁」、いわゆる「おねしょ」)と呼ばれる、布団が濡れてしまう現象。小さな子供がまだ自分の膀胱の状態を把握できず、寝ているあいだにおしっこをしてしまうと起こります。

子供がおねしょをするのは、寝ているときだけとは限りません。夜尿症は昼間でも起こることもあります。お父さんとお母さんはこの記事を読んで、子供はなぜおねしょをするのか、もししてしまったらどうすればよいのかを考えてみましょう。

おねしょとは?

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4歳ぐらいの子供たちにとって、寝ているあいだにおねしょをしてしまうことはよくありますが、ときに昼間でもおもらしをしてしまうことがありますが、ここでは、一般的な寝ているあいだのおねしょとその解決策を考えていきます。

子供の体は成長していくにつれて徐々に腸や膀胱の働きをコントロールできるようになっていきます。この過程は1歳3カ月から1歳半のうちにできあがるものなのですが、ひとりでにできるわけではありません。両親からトイレで用を足す方法を教わったりして、徐々におむつがはずれるように訓練されていくのです。

この時期の子供はすでに「どうやってトイレでおしっこをするか」は分かっています。(またはすくなくともそれを学んでいる最中です。)おしっこトレーニングにはいろんな方法があり、オマルを使わせてみたり、パンツを履かせておしっこで濡れた感触を学ばせたりという方法もあります。小児科の先生や育児書、そして祖父母(育児の先輩です)の話も大いに参考になります。

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このおしっこトレーニングがうまくいくと、子供は「赤ちゃん」から少し大きな「おにいちゃん・おねえちゃん」へと成長します。おしっこがしたくなったことを親に伝えられるようになり、大人と同じようにトイレでおしっこができるようになるのです。4、5歳になると、もうおしっこのたびに大人に手伝ってもらわなくても自分でできるようになっています。

しかし、誰でもこのまま順調にいく、とは限らない場合があるのです。大きくなっても、赤ちゃんのころオムツをつけていたときのような感覚で、寝ているあいだに自覚もなくおしっこをしてしまう子がいす。

おねしょをしてしまうと、布団やシーツが濡れ、子供たちは泣いてしまったり怖い夢をみてしまったり、お父さんやお母さんに怒られないか悩みます。おねしょはたいてい5歳ぐらいの子供の問題ですが、深刻な場合は10代になっても続いている場合もあります。

しかし一番大切なことは、両親が感情的にならないことです。おねしょをしてしまった子供に怒ったり、どなったり、罰を与えたりしてはいけません。

おねしょをしてしまった子供は、どんな気持ちになるでしょうか。落ち込んだり、恥ずかしくなったり、臆病になったりして、自分はダメな人間だと思ってしまうかもしれません。そんな状態の子供に親がガミガミしかってしまったら、状況はよくなるどころかさらに悪くなってしまうでしょう。子供の気持ちになって、忍耐強く、助けてあげましょう。そうすればきっとおねしょは克服できることでしょう。

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考えられるおねしょの原因:

・膀胱が小さい。

・トイレトレーニングの方法が性格に合っていない。

・ストレス、緊張、心配事、引っ越し、親の離婚、学校での問題、兄弟げんかなど。

・トイレトレーニングを始めるのが早すぎた、または遅すぎたなど。

子供がおねしょをしたときにするべきこと

子供に時間をあげる

5歳の子供が一度おねしょをしたからといって慌てて病院に行くことはありません。おねしょが何度も何度も続くようなら、一度医者に見せてもいいかもしれません。ただ8歳ぐらいまではよくあることです。

責めたり怒ったりせず、元気づけましょう

罰を与えても何もよくなりません。子供が自分でコントロールできることではありません。子供に責任はないのです。おねしょのたびに罰していたらよけいにストレスを感じ、心配性になったり神経質になったり、反抗的になったりするかもしれません。

おむつに戻らない

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これにはいくつもの根拠がありますが、まず、子供はたえず成長し続けるものです。赤ちゃんに戻ったりしません。二番目に、もしおむつを履き続けていたら、子供はそれが当たり前になってしまって夜はおむつでしかおしっこできなくなるか、布団を濡らし続けるでしょう。三番目に、おむつを履いていることで子供は自信を持てなくなり、自分を恥ずかしく思ってしまうでしょう。

子供が水分を摂ることをやめさせない

寝る前に水を飲まないようにさせても何の解決にもなりません。子供がおしっこを出さないようにするのが目的なのではなく、子供が自分でおしっこをコントロールできるようにするのが目的なのです。

夜中に子供を起こさない

もし子供を夜中に起こせば、そのときにトイレに行きたければ行くでしょう。しかし夜中に起こすことは子供にとっても、そしてあなたにとっても、健全な睡眠を中断することになります。誰にとってもよくありません。

親に起こされてトイレに行くよりも、たとえ深く眠っているときでも子供が自分で自分のおしっこのサインに気づき、起きてトイレに行けるようになったほうがよいのです

子供は、自分に何が起きているかを分かっています。親は子供を信じましょう。そしてその信頼の気持ちを子供に伝えましょう。子供と親が協力しあって、一緒におねしょを克服しましょう。