体に溜まった尿酸を減らす7つの果物

グレープフルーツには利尿作用があるため、血中に溜まった尿酸を排除するサポートになります。
体に溜まった尿酸を減らす7つの果物
Eliana Delgado Villanueva

によってレビューと承認されています。 栄養士 Eliana Delgado Villanueva.

によって書かれた Carolina Betancourth

最後の更新: 06 12月, 2022

尿酸とはプリン体が分解されることによって出来るもので、血中を巡り腎臓を通して体外へ排出されます。

これが食べ物から摂りすぎたり体がしっかり排出しなくなり体内に蓄積されると、血中に徐々に蓄積し、関節や腎臓に影響する高尿酸血症などの炎症系の疾患を引き起こします。

これは、小さな結晶が形成され血液の閉塞を引き起こすだけでなく、腫れや痛み、その他日常生活に支障をきたすような症状が現れたりします。

公益財団法人痛風財団によると「プリン体とはプリン骨格を持つ物質の総称で、プリン塩基、プリンヌクレオシド、ATP などのプリンヌクレオチド、さらに核酸に含まれます。食品中では旨味の成分であり、核酸中に多く含まれます。」と説明されています。

そのため、毎日の食生活を改善することで、尿酸値を軽減する効果が期待できます。

ここでは7つの果物をご紹介します。

1.さくらんぼ

さくらんぼ

さくらんぼにはアントシアニンという名で知られるフラボノイドが含まれています。痛風などの炎症を抑える力があります

またこの抗酸化成分は尿酸の排出を促し、細胞の腫れを抑えます。

・1日2カップ半分(250g)をそのまま、またはジュースにして飲みましょう。

2.りんご

りんごには繊維、水分、抗酸化成分が含まれており、血液を浄化し尿酸値を低下させます。

消化を促すのでプリン体を分解し、大腸に溜まった毒素を体外へと排出させます。

また利尿作用があり、体液貯留を改善します。これは関節と筋肉の健康も改善します。

・毎朝朝食前の空腹時にジュースを作って飲んでください。

・生のりんごをサラダやスムージーに入れましょう。

3.ブルーベリー

尿酸値を下げるにはブルーベリーとクランベリーが最もおススメです。

ビタミンCを豊富に含むのでプリン体を適切に分解し、尿を通して体外に排出します。

・生で食べるか、ジャムやスムージーにして取り入れましょう。

・炎症を抑えるにはフレッシュジュースにして朝の空腹時に飲むと良いです。

4.グレープフルーツ

グレープフルーツには強力な利尿作用と抗炎症作用があります。体液貯留を改善するので、関節の症状改善や尿酸値を低下させるのに役立ちます

ビタミンC、水、繊維が腎臓機能をサポートし、血中の尿酸を体外へ排出させます。

・毎朝空腹時にコップ一杯のグレープフルーツジュースを少なくとも7日間飲みましょう。

・グレープフルーツジュースを1日3回飲みましょう。

5.いちご

いちご

いちごは抗酸化成分がたっぷり含んでいて尿酸による悪影響を弱め、また体外へ排出します。

またビタミンCとフラボノイド、繊維を含み、プリン体の分解を促進します。

利尿作用があるためトイレが近くなり、尿酸を外へ排出する助けになります。

・1日半カップ(75g)のイチゴを朝食前に食べてください。

・フレッシュジュースにして週に少なくとも3回は飲んでください。

・サラダやスムージーに加えましょう。

6.レモン

レモンはアルカリ性の食材で、体内の電解質バランスを整え尿酸を減らします。

デトックス効果があり関節や腎臓に溜まっている尿酸を体外へ排出します。

また抗炎症作用、利尿作用もあり体液貯留や関節の痛みを改善します。

・温かいお湯にレモンを入れ、毎朝朝食前に飲んでください。

・スムージーやサラダに加えましょう。

・オリーブオイルとレモンのジュースを飲みましょう。

7.オレンジ

柑橘系の果物ではオレンジにもまたプリン体を分解する力があります。

味も良くビタミンCが豊富で、血液をきれいにしてくれます。

また含まれるフラボノイドと繊維が腎臓機能を改善。尿を通して尿酸を外へ排出します。

・毎日午前中、コップ一杯のオレンジジュースを飲みましょう。

尿酸値が高いですか? 痛風に苦しんでいますか? ここでご紹介した果物を摂り入れてみてください。きっと効果がありますよ!


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • Jiménez, Abraham Emilio Reyes, et al. “Prevalencia del síndrome metabólico en relación con las concentraciones de ácido úrico.” Medicina Interna de México 25.4 (2009): 278-284.
  • Martínez Álvarez, J. R., et al. “Recomendaciones de alimentación para la población española.” Nutrición Clínica y dietética hospitalaria 30.1 (2010): 4-14.
  • Molina, P., et al. “¿ Es el ácido úrico un factor de riesgo cardiovascular?,¿ cuál es su implicación en la progresión de la enfermedad renal crónica?.” Nefrología 2.5 (2011).

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。