身体の声を聞きましょう

7月 24, 2016
身体が発する様々なサインは私達に何かを伝えようとしているのです。無理に感情を抑えたりすることはやめて心の声に耳を傾けてあげてください。

長期間に渡って感情を抑制したり我慢したりしていると、そのことが直接的又は間接的に様々な病気を引き起こすことがあります。私達は常に緊張した状態で生きています。だから私達は自身の身体の声を無視してしまいがちです。

身体が発するサインを見逃さないで下さい。不安や後悔などのあなたの中にある感情がどうして起こるのか、その答えを身体は知っているのです。あなたが抱えている痛みや心配事も、そしてその問題の解決や治癒のためにあなたが通過しなければいけない過程をも身体は分かっているのです。

私達の消化器官は第二の脳といわれています。他の脳機能とは別で機能しています。専門化の発表によると体内で発せられるセロトニンの95%は消化器官のためだということです。セロトニンは私達の体内で重要な役割を果たしている三大神経伝達物の一つです。セロトニンは人間の精神面に大きな影響を与え心身の安定にも関与しています。現代人はストレスなどによりこのセロトニンが不足しがちなのです。

この様な理由から身体が何を必要としているのかサインを見逃さず身体の声を聞くことはとても大切です。私達の感覚、知覚機能の世界はとても深く専門的な世界なので簡単に説明することは難しいのです。

始めの一歩

まずは簡単なことから始めましょう。疲れていたら休息を取る、トイレに行くことを我慢しない、泣きたい時には泣く、など自分の感情に正直になりましょう。そして自分自身がそれにたいしてどの様に反応するか観察してみてください。息使いや鼓動など自分自身の中で何が起こっているか注意してみましょう。

たとえばこの記事を読んでいる今、あなたの息使いは早いですか?それともゆっくりですか?どんな気持ちですか?または何か胃腸に関する病気の記事や月経に関する事を読んでみた時はどうでしたか?何か一定の感情がわいてきましたか?

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自身が感じていることと逃げずに向き合う努力をしてみましょう。例えば、脚がしびれていたら立ち上がって歩いたりして身体を動かす必要がありますよね。私達の身体はすばらしい知恵を持っています。その内に秘めた能力を信じてあげてください。残念ながら、長い人類の歴史の中で私達はこの素晴らしい能力を忘れてしまったかのようです。現代人は身体が発する声を聞き逃してしまいがちです。

私達の身体で実際何が起きているか正確に解らなくても問題に対応することは可能です。だからなぜ心臓の鼓動が早くなったのか、なぜ泣きたい気分なのか、なんで痺れたのかなど正確に知る必要はないのです。

なぜその様な感情になったり身体に変化が起きたのか理解するのは後からの話で、まずは「感じる」ことをしなければいけません。このプロセスは脳と体で同時に起こります。だから私達の中で起こる全ての感覚を無視したり抑制したりせずに感じることが重要になってくるのです。

もしあなたが不安や心配な気持ちになり始めたら、このプロセスは少し複雑になってきます。

目を閉じて数時間前から今、何が起きたのか考えてみる時間を作ってください。それから過去数日間のことも考えてみましょう。これによってどうしてあなたが今何かを感じているのか見えてくるはずです。

癒しへの道

身体からの最初のメッセージに耳を傾け対応しなければ、次にくるメッセージであなたは打ちのめされてしまうかもしれません。

人間の知覚や感覚は私達が知的にそして人生で起こる色々なことに対処しながら生きていく手助けをしてくれています。そして身体が本来持っている知恵を信じてみましょう。

現代人は常に忙しく注意が必要な環境で生きています。だからもしあなたが身体に備わっている自然の力や本能や生存能力のことを忘れてしまいがちなのもよくわかります。

それに、忙しさを理由に身体や心で起きている問題に対面することを先送りにしてしまっています。そうすると、身体は正直なのでより大きな声で悲鳴を上げます。あなたの注意が必要だからです。そうこうするうちに本当に病気になってしまうこともあります。

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悲しみや痛みはあなたの見方です

よく私達は常にいい気分でいなければいけないとか、人生について前向きでないといけないとか思いがちです。それなのに、感情そのものの重要性は見逃しがちです。

特に悲しみや痛みといった感覚は忘れてしまいたいもの、または考えたくないものと思われています。でも、この二つの感覚は私達人間に与えられた大切な教訓の一つなのです。人生を歩む上でとても重要なことを教えてくれるのが、悲しみと痛みです。

こういった感情を無視することはもはや私達の文化の一部とも言える域まで達していると言えます。つまり、現代人は自分たちの内に秘めた身体の機能があることすら考えたりしません。

実際に泣くことで自身のエネルギーと身体が繋がって体で何が起きているのかより理解できるようになります。だから我慢しないで泣きたい時は泣きましょう。

よく感情を抑制するために薬を飲んだりスポーツをしたりすることがあります。でもその度に脳内ではエンドルフィンが分泌されています。エンドルフィンはモルヒネ同様の作用を示し、別名を脳内麻薬と呼ばれています。ですから、このエンドルフィンが分泌されるとあなたが自分の感情と向き合うのを妨げられてしまうのです。

それにもし幸せや喜びで涙を流すことがありますが、その涙は全く違う種類のホルモンによって流れる涙なのでその作用は異なります。身体機能にはそれぞれ役割があります。だから身体の声を聞くことはとても重要なのです。

感情に向き合う度にあなたの心と体は癒されるのです。悲しみも幸せも人生において大切な感情です。

こうしてしっかりと身体の声を聞くことで精神的安定がもたらされ後悔したり後になって悩んだりということも少なくなります。

痛みには痛みで対応

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私達はよく我慢や努力の多い人生の方が楽しい人生を生きるより名誉なことだと思ったりします。こう言うと冷たく感じるかもしれませんが、自分自身のことももう一度見つめなおしてみましょう。

感情的自由を手に入れるには自身の感覚と深く関わって今までの人生で無視してきた感情と向き合うと言う行為をしなければなりません。

そのためにはまず感情に正直になり、前向きな態度で生きる必要があります。そうすることで精神的な健康を手に入れる第一歩を踏み出せるのです。

言葉を変えて言うならば、一番重要なのは今までやってきた感情を抑えたり無視することを辞めて身体が発する声に耳を傾けてみることです。

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