体の不調はグルテンが原因かも

7月 25, 2016

そもそもグルテンとは何かということですが、グルテンとは小麦、大麦などの穀物から精製されるたんぱく質の一種です。そしてセリアック病というのは、体がこのグルテンを摂取すると、小腸で異物が入ってきたと勘違いして自らの小腸を傷つけてしまう免疫疾患です。

統計では約100人に1人の割合で起こる疾患だといわれています。セリアック病と同じような症状が出ることがありますが、必ずしもセリアック病と診断されるとは限りません。

この様に、グルテンによる消化器官の問題が起きても必ずしもセリアック病と診断されるわけではないので、専門家達は「非セリアック病グルテンセンシティブ」(グルテン不耐症)という言葉を使うようになりました。この症状を見極めるために決まった検査方法などは確定されていないのですが、多くの人がセリアック病と似た症状をうったえていてこれらの症状はセリアック病と同じくグルテンを抜いた食事療法でよくなります。

多くの人が専門家に訪ねることなく、自己判断でグルテンフリーな食生活を試してしまいますが、医師の判断なしにグルテンフリー食生活をするのお勧めできません。なぜならグルテンフリーの食事というのは簡単なことではない上に下手をすると偏った食生活になってしまうのです。

他の疾患と同じようにセリアック病とグルテンセンシティブは、まず自覚症状から発見されます。ですが、初期症状がどのようなものなのかわからなければ自覚しようもないですよね。この記事でまずはグルテンセンシティブの症状を知り、心当たりがあれば病院へ行くことをお勧めします。

体がグルテンを受け付けていない時に出る症状

gluten

2009年にアメリカ国立衛生研究所がセリアック病の認識と検査についての記事を発表しました。このレポートは胃腸病専門医、栄養士、免疫学者そして患者の協力によって発表されました。

この発表では、医師は患者に血液検査をすることを推奨していて、血液検査でセリアック病診断の第一段階であることが判明するとのことでしたこの血液検査は下記のよう遺伝的要素がある患者に行われます。

  • 自己免疫性甲状腺疾患
  • ヘルペス状皮膚炎
  • 1型糖尿病

もし上記にあてはまらなくても下記のような症状がある方は検査を受けることが推奨されます。

  • 腹部にガスがたまりやすい
  • 胃腸過敏または胃酸の逆流
  • 頻繁に起こる吐き気または嘔吐
  • 慢性的、毎日の下痢
  • 子供における発達の遅れ
  • 突然、または予期せぬ体重の減退
  • 偏頭痛、頭痛
  • 関節痛
  • 慢性的疲労
  • 鬱、心配
  • 慢性的な湿疹またはアクネ
  • 予期せぬ鉄分欠乏による貧血、またはその他の貧血

この血液検査は医療機関で医師の元で行われなければなりません。そしてこの血液検査だけでなく腸内検査も同時に行う必要があります。

これ以外のセリアック病とグルテンセンシティブに関する診断方法は避けるべきです。それからもしグルテンセンシティブの診断とともに他の病気の可能性があるならば、そちらも適切に処置しながらグルテンを抜いた食事に変えていかなければなりません。

グルテンセンシティブとどう付き合うか

Sensitivity

さてこれまでグルテン過敏である場合の症状について述べてきましたが、もし上記のような症状が慢性的にもしくは突発的に起こるようであれば、まず専門家に見てもらいましょう。これ以上自分で色々調べても何も解決しません。医師の意見を聞いてください。

また、これから説明するグルテンフリー(グルテン抜き)の食生活を60日間続けてみることをお勧めします。もしこれを実践してみたら症状が改善するかどうか試してみてください。

グルテンを含む食品を完全に避けることができないとしたらそれはグルテン中毒かもしれないので栄養士による療法が必要です。

下記はグルテンを含む食べ物例です。

  • 小麦
  • ライ麦
  • スペルト小麦
  • カムット
  • オート麦
  • ライ小麦

下記はグルテンを含まない食品例です。

  • キヌア
  • サラセン粉
  • モロコシ
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私達がすでに加工された食品を買う時は気をつけて何が使われているか買う前に読まないといけません。グルテンはとても一般的なもので様々な食品に使われています。それぞれ含有量は違えどグルテンが入っていることはよくあります。

下記はグルテンが含まれている可能性の高い食品の例です。

  • 加工食品
  • サラダ用ドレッシングやソース類
  • 沢山の食品が使われている食べ物
  • 出来合いの食事
  • 菓子類とパン類

60日間ほど続けてグルテンを避ける食生活を試してみた後は、もし何かしらの変化があったか医師に見てもらうことをお勧めします。あなたの体調の変化とグルテン過敏の症状の両方になにかしらの変化があったか調べてもらいましょう。

もしセリアック病やグルテンセンシティブの症状が緩和するなどがあればあなたには食事療法が有効だということが結論つけられると思います。そして引き続きグルテン抜きの食事を行うことでグルテンが引き起こしていた不快な症状から開放されて快適な生活が送れるようになるでしょう。

ですから一度専門家の診断をもらったら、いままでの生活習慣を見直して変えていく必要があります。グルテンがあなたの体内に入ってこないように気をつけながら生活しましょう。

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