カンジダ症の治療法

1月 6, 2018
カンジダ症はカンジダ菌によって引き起こされる感染症です。きちんとした治療を行わなければ、慢性化したり繰り返したりすることがあります。

カンジダ症には、予防と薬での療法が大切となります。一般的にはすぐに改善することが多いのですが、カンジダ症に関わる要因にきちんと対処しなければ、症状がぶり返してしまうこともよくあります。

カンジダ症はカンジダ菌という真菌によって引き起こされる感染症、これによって口や膣などの身体の粘膜が影響を受けます。そのため、糖尿病やAIDSの患者や妊娠中の女性はこの症状にかかるリスクが非常に高くなります。

カンジダ症の治療は以下の4つのパートで成り立っています。1.症状を早期発見する 2.関連する症状や要因への対処を行う 3.感染の種類を特定する 4.適切な薬物療法によって治療を行う

 

適切な診断が大切

カンジダ症治療の初めのステップは正しい診断を受けることです。感染症にかかっていると確かめる前に薬局などで手軽に手に入る薬に頼ってしまう人も多いことでしょう。実は、このような感染症にかかった人の3人に2人はここで間違った選択をしてしまうようです。

カンジダ菌の検査

間違った薬を用いるとカンジダ症に耐性ができてしまい、治療がさらに難しくなることがあります。一時的に症状が軽くなったように感じても、同じ症状が繰り返し現れることがあります。

最も大切なのは、見た目だけで判断してしまわないことと、カンジダ症のことをよく知らない人からアドバイスを受けないようにすることです。医師の診断を受ける方がずっと確実です。粘膜カンジダ症や皮膚カンジダ症が疑われる場合は、分泌物が採取され、顕微鏡を用いて分析されます。

腎臓や腸のカンジダ症は、尿や便の検査によって診断されます。全身カンジダ症が疑われる場合は、生検が必要となるでしょう。セプシス、つまり敗血症のサインが見られれば、何度も採血をして細菌が検査されるでしょう。

要因への対処を行う

カンジダ症治療の次のステップは、症状に関連する可能性のある要因を対処することです。糖尿病やエイズの患者は比較的カンジダ症にかかりやすく、また抗生物質やステロイドを大量に摂取する人にも高いリスクがあります。また、妊娠中の女性や、免疫機能が弱っている人も感染することがあります。

ヨーグルトとスプーン

具体的な方法は以下の通りです。

カンジダ症の治療のためには、もちろんしっかりと衛生面に気を付ける必要があります。口内が感染しているなら、グルコン酸クロルヘキシジンを含むマウスウォッシュを使用してはいけません。その代わりとして適切なのは、二酸化塩素の入っているものです。

薬物療法

カンジダ症の治療には薬も用いられます。症状の重さや患者の状態をもとに、医師によって処方されます。これらの要因によって、局所療法と全身療法のどちらが適切か判断されます。局所の場合はクリームや軟膏が、全身の場合は経口薬が処方されるでしょう。

カンジダ症の薬

皮膚や爪の感染には、ジェルや軟膏、クリームといった局所的な治療法が用いられます。一般的に使用される有効成分は以下のようなものです。

  • クロトリマゾール
  • フルコナゾール
  • ナイスタチン
  • ケトコナゾール
  • ミコナゾール
  • フルコナゾール
  • イトラコナゾール

口腔カンジダ症の治療には液体ナイスタチンのマウスウォッシュを使用します。たいていの場合はこれだけで症状がすっきりと治まります。

感染がさらに進行しており、例えば食道にまで達しているような場合には、少なくとも一週間は錠剤などを摂取する治療法が推奨されています。こういった治療は表在性のカンジダ膣炎にも一般的に取り入れられています。

さらに、症状が深刻である場合には入院や点滴治療が必要となるでしょう。

あなたへおすすめ