自分を愛することから始めよう 自分が望む愛を求めて

親は子供に「世界各国の首都」は教えても「自分を愛する」方法はほとんどは教えません。言い換えると「自分は唯一無二の大切な存在」だと自覚する自己認識の方法を、親は子供に教えるべきなのです。
自分を愛することから始めよう 自分が望む愛を求めて

最後の更新: 24 10月, 2018

「他人にどれだけ愛されているか?」によって自分の価値を判断して、最終的に落ち込んでしまったことはありませんか?

これは間違った判断方法です

精神的苦痛を伴うような歪んだ愛を経験すると、自分は愛される価値のない人間だと思い込みがちですが、実際に複雑で破壊的な関係や状況を心から望んでいる人はいません。

親は子供に「世界各国の首都」は教えても「自分を愛する」方法はほとんどは教えません。言い換えると「自分は唯一無二の大切な存在」だと自覚する自己認識の方法を、親は子供に教えるべきなのです。

本記事では「自分を愛する方法」についてお話しします。

 

自分を一番愛しましょう

誰よりも先に、まずは自分を第一に考えてください。

社会の目を通じて見る自分の価値と自分の本当の価値が違うと感じることはありませんか?

自分を愛すること、つまり自己愛とは、鏡にうつる自分の姿を見るのと同じで、うぬぼれているように感じる人も多いでしょう。

「感謝をしなさい」

「ほかの人に道を譲りなさい」

「隣人を助けなさい」

「愛する人にすべてを与えなさい」

社会は私たちに「人のために尽くす」ことの大切さを教えてくれます。もちろん人のために奉仕することは立派な行動です。

ただし忘れてはいけないのは、人のために尽くすだけではなく、自分を愛し、適切な自尊心を確立させながら、他人への奉仕の心と共存させていくことが大切だということです。

自分が受ける愛から自分の価値を推し量ろうとしてはいけません

子供が学校でいじめられていると仮定します。

いじめられた子供が家庭でも1人ぼっちで、両親や家族からの愛情を受けられなかったらどうなるでしょう?

学校で友達にいじめられて、家庭でも誰にも愛されない。自分は誰にも愛されない、必要のない人間だと考えてしまうのではないでしょうか。

それでは、いじめられている子供を大人に置き換えてください。

精神的に自立した豊かで幸せな恋愛関係を築こうと努力したのに、その愛が受け入れられず失敗した上に、自分自身でさえ、自分を愛せなかったら、自分は愛される価値のない人間だと考えてしまうでしょう。

自分を愛すること

このような辛い経験をしている方が多いのが現実です。

幼児期の愛されなかったトラウマが、不幸な恋愛の直接的な原因になるとは定義づけられませんが、将来の恋愛において、精神面で影響を及ぼす可能性があることは否定できません。

  • 周りが自分をどう扱い、どう接するかで自分の価値を決めてはいけません
  • 自分を毎日愛しましょう。他人に自分の理想の愛を与えてもらうのではなく、自分で自分を大切に愛しましょう。
  • 「自分の行動や考えを、まず誰かに認めて欲しい」と考えず、自分の判断と決断を信じてください。
  • あなたの人生はあなたのものです。人の意見に流されず、自分で責任を持ちましょう。
  • 幼児期や思春期が幸せな時間でなかったのなら、その辛い過去と訣別し、新しい今を過ごしましょう。健康で愛情あふれる大人に成長するかどうかはあなた次第です。辛い過去に囚われている方は、今すぐ別れを告げてください。
  • 心の傷が癒えていない人は、自分を愛することで心の傷を癒してください。
  • 自分を大切にしてください。自分を傷つける物事や人々から自分を守り、毎日をより良い日々にするために、正しく新しい道を歩いてください。

 

他人が思うよりあなたはずっと素晴らしく価値があります

幸せではない恋愛関係を我慢して受け入れ続けた結果、相手に別れを告げられなくなることがあります。

我慢を続けた状況では「人生なんてこんなもので、これよりいい人生はないだろうし、独りぼっちになるよりはまし」だと考えがちです。

  • その関係を維持したいかどうかに関わらず、このような苦痛を伴う恋愛関係は、私たちの自己肯定感や自己愛を徐々に破壊していきます。

私たちは空虚感、後悔、屈辱、果ては不幸せな状況にも次第に慣れていくという残念な傾向があります。

敗北主義的な考えが私たちの生活を支配すると、人生のすべてを失う危険性がありますのでご注意ください。

あなたにはもっと価値がある

 

あなたは他人にひどく扱われるべき人ではありません。あなたにふさわしい幸せな生活や愛があなたを待っています。

人を心から愛する方法を知らない人や、相互関係を理解できない人たちは、誠実は愛とは反対の歪んだ愛を相手に与えがちです。そのような人への執着を捨て、自分を大切にしましょう。常に苦しみ悩む恋愛関係には別れを告げましょう。

恋愛関係において必要なのは、苦しみや涙を我慢する努力ではなく、お互いに笑顔を運ぶための努力です。

  • 苦痛を伴う様な恋愛関係に身を置いてはいけません。愛は悲しみではなく喜びをもたらすものです。勇気を出してこれまでに経験してきた痛みや悲しみからぬけだすことで、自分らしさと自己愛を取り戻しましょう。
  • 自分の価値、感情、そして毎日の行動を結びつけ、気持ちと心と行動のバランスが正常に保たれるように心がけてください
  • 自分にふさわしい愛は「自分から自分に」与えてましょう。恋愛など他人との関係を終わらせると、1人で過ごす時間が増えるかもしれませんが、それも必要な時間です。あなたを傷つける友人や恋人と一緒の辛い時間よりも、1人で過ごす方がずっと素晴らしい時間になります。

あなたは最高の人生を送るのにふさわしい人です。最高の人生と自分が望む愛を、自分の力で手に入れてください。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。