いつも腹を立てている人たちへのアドバイス

11月 12, 2016
いつも何かに腹を立てて生きている人は、自分自身を損なっているのです。竹のようなしなやかさを身につけ、ものごとの流れにしたがって生きることを学び、ささいなことに圧倒されないように気をつけなければなりません。

世の中には、生涯をとおし、どんなことにも腹を立てて生きている人たちがいます。そのような人たちは、まわりの人たちを尊重して仲良く生きていくかわりに、ほとんどどんな時にも孤立して自分を追いつめるような生き方を選びます。

本当に世界はいつもその人たちに敵対しているのでしょうか。そうではありません。実際には、微妙な、しかし複雑な感情と性格の領域で、習慣的に腹を立て、トガっている人たちがいるのです。

私たちはそういう人たちを問題視し、敬遠するかわりに、その人たちの心の中で何が起こっているのかを理解する必要があります。

神経過敏で、自尊心が低く、心理的資源が不足している人は、柔軟性のない思考パターンを生み出します。

他人のちょっとした言葉・行動・身振りなどを、自分に対する侮辱であると解釈してしまうのです。ここに問題の本質があります。自尊心の低さが、問題のないところに問題を、偏見のないところに偏見を見いだす結果をまねいているのです。

太陽がさんさんと輝いているときに、暗雲を見いだす性格というものが存在します。この問題をもう少し詳しく考えてみましょう。

四六時中腹を立てている人たち

「あなたとは全然話しができない」「何にでも腹を立てているじゃない」「つきあいきれないよ、ますます態度が悪くなるばっかりでさ」

もしあなたがこんな言葉を言われたことがあるなら、おそらくひどく気分を害されたことでしょう。でも、こういった言葉には、いくらかの真実が含まれています。

こちらの記事もお読みください:幸せな人は他人からの評価を気にしない

もしまわりの人々が私たちとの交流に困難を感じているのなら、何かがまちがっているからです。その人たちが気まずい思いをしたり、しょっちゅう誤解が生じているようなら、その理由を理解することが大切です。

  • 「みんなが私のことを嫌っている」と考える代わりに、その状況について深く思いめぐらす時間をとることが大切であることを覚えておきましょう。
  • 私たちを取り巻いているさまざまなものをひとつひとつ取り除かなければ、中心となるところで何が起こっているのかを理解することはできません。

以下、いつも物事を個人的に取り、腹を立てている人の中で何が起こっているのか、ごいっしょに考えてゆきましょう。

cloud-head

あなたを怒らせているのは、あなた自身の期待であって他人ではない

もしかしたら、あなたは現実に合わないような高い期待を抱いているのかもしれません。ある意味で、私たちは全員、他の人たちがどう行動すべきか、私たちをどう取り扱うべきか、物事にどう反応すべきか、という考えを持っています。

まず、以下のアプローチはすべての状況に当てはまるわけではないということを覚えておいてください。どうしてなのか、見てゆきましょう。

  • 知っておく必要があるのは、他の人たちからどう扱われたいかということだけです。あなたは尊敬を受ける権利があり、それを要求しなければなりません。すべての人がこれを必要としています。
  • 他の人たちの行いは、あなたの責任ではありません。お互いに尊重しあっているかぎりにおいて、だれにでも望むものを選び、したいように行動する自由があります。
  • もしパートナーがどういう行動をとっているのか、友達が何をしているのかにいつも気を取られているなら、私たちは自分自身によくない結果をもたらすことでしょう。

心の平穏とバランスとを達成するために、このことを覚えておきましょう:誰からも何も期待せず、自分自身にだけ期待するようにすることです。

こちらもおすすめします:他人に期待しすぎるのをやめる4つの方法

世界はあなたに敵対しているわけではありません。世界と調和する必要があるのはあなたの方です。

いつも何かに腹を立てて生きている人たちを、木の幹に例えることができます。理解するために、以下のことをご想像ください:

  • あなたは海辺に立つ一本の木であると想像してください。波が寄せては返します。風は時にはやさしく、時には激しく吹きつけます。海がやさしくなぐさめてくれる日もあれば、嵐があなたを打ちたたく日もあるでしょう。
  • もしあなたががっしりとした強い木であれば、海や波や天候があなたを倒してしまうことでしょう。この場合、木の強さと堅さとは、破壊的な結果をもたらしかねないあなたの頑固さを象徴しています。
  • けれども、もしあなたが竹のようにしなやかであれば、風にあわせて揺れるだけで、どんな激しい嵐もあなたを根こそぎにすることはできません。どんな打撃にも耐えられるのは、あなたに適応力があり、壁のように立っているだけではないからです。
bamboo

常に腹を立てて生きていくことは、私たち自身に最大のダメージを与えます。

  • たやすく腹を立てる人たちは、不信感をつくりだします。
  • いつも腹を立てて生きていくなら、あなたの愛する人たちはあなたのそばにいたいと思わなくなり、あなたを避け始めるでしょう。
  • 親切な言葉をかけてくれているのに、あなたが気を悪くするなら、そこに距離感が生まれます。

もう少し自分自身を愛し、物事にとらわれないようにしましょう

世界はあなたを嫌ってはいません。だれもあなたに敵対してはいないのです。腹を立てる原因をありもしないところに見いだしたり、悪意を存在しないところに探したりすることはやめましょう。

  • 自分自身を愛さない人たちは、他の人たちに対して多くを要求するようになります。その人たちは何よりも、自分が他の人たちに与えないものを他の人たちから与えられるのを待つようになります。それは・尊敬・感謝の念です。
  • もし私たちが自分自身の内面を変えていこうとし始めないなら、私たちの中の深い闇が表面に現れつづけ、やがて私たちの現実全体が生き地獄のようになってしまうでしょう。
woman-drawing

それは全く価値のないことです。不必要な苦しみに「ノー!」と言い、燃えさかる火に油を注ぐのはやめましょう。あなたの傷をいやし始め、あなた自身が必要としている愛を与えてあげましょう。

自分自身を十分愛するようになって初めて、世界が明るくなり、人生が好転し始めるのです。

あなたへおすすめ