痛みを和らげるのに役立つ種入り温冷パック

ここでご紹介する自家製温冷パックは、痛みの種類によってホットパックまたはコールドパックとして使い分けることができ、筋肉の痛みや不快感を和らげるのに役立ちます。種入り温冷パックの長所は、やけどしにくいことです。

だれでも年に数回は経験する筋肉痛。まちがった生活習慣や身体の使いすぎなどが原因で起こります。

筋肉の緊張や痛みには、いくつかの要因が考えられます。たとえば姿勢の悪さ、運動のしすぎ、ストレスなどです。

身体が痛みを訴えるとき、私たちはつい市販の鎮痛剤に頼りがち。たしかに痛みを和らげ、回復を早めるのに役立ちます。

でも鎮痛剤ののみすぎは身体に悪いことが証明されており、かえってよくない副作用を引き起こす可能性があります。

幸いなことに、鎮痛剤にとって変わる治療法がいくつもあります。副作用を引き起こすことなく痛みを緩和してくれるのです。

そんな代替療法のひとつが種入り温冷パック。痛みの緩和に効果があることで知られている自然療法です。

この治療法は100%ナチュラルで環境にやさしいうえ、キッチンにあるものを使ってカンタンにできるのでとっても安上がり。

今回は種入り温冷パックの効能と作り方をご紹介します! さっそく試してみませんか?

種入り温冷パックの効能って?

seeds-bags

種入り温冷パックは、小さな木綿の袋に種をつめこんで作るパック。いろいろな種類の種を使えます。

この種入り温冷パックは昔から利用されており、コールドパックとしてもホットパックとしても使えます。関節や筋肉、その他の身体の部位の痛みを和らげるのに役立ちます。

その主な機能は置かれた部分の血行をよくすること。また、炎症を軽減し、痛みを抑える働きもあります。

さらに、頭痛・熱・その他の炎症を伴う問題を緩和します。

以下に挙げる種のいずれをも利用できます。これらの種には癒し成分が含まれているので効果バツグンです。

  • フラックスシード(亜麻仁)
  • 小麦
  • オシロイバナ
  • ローズマリー
  • ラベンダー
  • 大麦
  • ミント
  • カナリーシード
  • ゴマ
  • ひまわり

これらの種の最大の長所はそのサイズ。いずれも小さい種なので、身体のどんな部位にもフィットしやすく、いつでも手軽に利用することができるんです。

種入り温冷パックの作り方

how-to-make-a-thermal-bag-768x525

種入り温冷パックは既成のものを購入することも可能です。慢性の痛みに悩まされている人たちに特に人気があります。

でも直線縫いができる方なら、ご家庭でカンタンに作ることができますし、お店で買うよりもずっと安上がりです。生地は古着や使い古しのハンカチでもかまいませんし、種は安価なものでもOKです。

必要なもの

  • 木綿の生地 小1枚
  • 針 1本
  • 木綿糸(お好きな色をお選びください)
  • 種または米(適宜)

作り方

  • まず、木綿生地を裁断します(大きさは決まっていませんが、下の写真を参考にしてください)。電子レンジで過熱できる生地を選びましょう(化繊が混じっているものは避けましょう)。倹約のため、古着を利用できます。古くなった木綿のハンカチなら、そのまま2つ折りにして縫い合わせることができるので便利です。
  • 中に詰める種を選びます(フラックスシード・米・チアシードなどのほか、ヒヨコ豆などでもOK)。袋の大きさに合わせた量を用意してください。
  • お好みで、よい香りのする乾燥ハーブを加えてもよいでしょう。パックの持つ鎮痛・鎮静効果を高めます。
  • 針と糸を使って、小さな布袋を作ります。種がこぼれ出ないよう、縫い目を小さくしましょう。種を入れる部分を開けておくことをお忘れなく! 
  • 縫い物は苦手! という方は、布のまん中に種を置き、四隅をあわせて木綿のひもか糸で縛ってもOKです。
  • 布袋の中に種を入れましょう。パンパンに詰めないようご注意ください。柔らかめに仕上げるのがコツです。
  • 最後に、開いている部分を縫い合わせたらできあがりです! これを下記の要領でご利用ください。

種入り温冷パックの利用法は?

thermal-bag

この種入り温冷パックは、冷やしても温めても利用できます。痛みの種類によって温度を変えましょう。

ホットパックとして

種入り温冷パックを電子レンジで2分間過熱します。これで中身が温まります。熱は30分間ほど持続します。

パックが熱くなりすぎないようご注意ください。やけどしてしまいます!

次のような場合に利用しましょう:

コールドパックとして

種入り温冷パックを冷凍庫に入れ、最低2時間冷却させます。こうすることで種が冷たさを保てます。

身体の痛む部位の上におき、20分間そのままにしておきます。

このコールドパックは以下のような場合に役立ちます:

  • 頭痛
  • 血行不良
  • 捻挫
  • 打ち身
  • 虫さされ
  • 疲れ目

このシンプルな自然療法は、筋肉痛のほか、以上のようなさまざまな症状の緩和に役立ちます。

いつでもすぐ使えるように用意しておけば、必要に応じてその効能を存分に活用できます。さっそくひとつ作ってみませんか?