1日1個のリンゴが/肥満を防ぐってホント?

9月 29, 2015
青リンゴは代謝のバランスを取り戻すのに役立ちます。食物繊維が豊富なほか、ポリフェノールを含むため、肥満を防ぎ、体重を抑えるのを助けてくれます。

 

1日にリンゴを1個食べましょう。よく聞くことばですし、実際、リンゴほどヘルシーな食品はあまりありません。でも、リンゴが肥満防止に役立つって、本当でしょうか。そしてもし本当なら、どの種類のリンゴがいいのでしょう? 今回は、この2つの疑問にお答えします。

リンゴは健康の強い味方

リンゴを食生活に取り入れるべき理由はたくさんあります。1日1個のリンゴはあなたの健康を守るために欠かせません。すでにご存知のように、リンゴには以下ようなすばらしい効用があります:

  • 水分補給に役立ちますが、同時に利尿作用もあるため、むくみを防いでくれます。
  • カリウムを含むため、血圧を抑える働きがあります。
  • 食物繊維が豊富です。皮ごと生で食べると、さらに多くの繊維質が得られます。
  • リンゴに含まれるペクチンが、腸を守ります。
  • リンゴとその皮は、大腸がんなど、特定のタイプのがんを防ぐのに役立ちます。
  • リンゴに含まれるファイトケミカル(植物中に存在する天然の化学物質)が、糖尿病を防ぎコレステロールを下げるのに役立ちます。

栄養士さんたちは、リンゴを皮ごと食べるよう勧めています。ペクチンやファイトケミカルは、皮の部分に一番多く含まれているからです。これで、リンゴが健康のための強い味方であることがわかりました。では、リンゴがどういう風に肥満を防ぎ、折々にたまっていくぜい肉を落とすのに役立つのでしょうか。

グラニースミス種の持つ脂肪撃退効果

 

グラニースミス
肥満を防止するには、リンゴであれば何でもいいわけではありません。一番おすすめの品種はグラニースミス–ちょっと酸味が強いですが、風味もあって、いろいろな食品と相性がいい青リンゴです。この結論をくだしたのは、米国のワシントン州立大学の研究者グループ。彼らの研究目的は、体重増加防止に一番効果があるリンゴの品種を見つけだすことでした。

どうしてグラニースミスが、他の品種よりずっとすぐれているのでしょう? そのヒミツは何でしょう? この問いに対する答えは、その他の関連事項と共に『Food Chemistry(食品化学)』という学術誌に掲載されていますので、サワリの部分をご紹介します:

  • グラニースミス種は、肥満に関連する疾患を防ぐのに役立つ難消化成分を含んでいる。他の品種よりも、ポリフェノールと食物繊維、炭水化物が豊富である。
  • グラニースミス種は、いわゆる善玉菌の成長を促す。善玉菌は、大腸を毒素から守り、脂肪の消化を助ける
  • グラニースミスは、ゴールデンデリシャス・ふじ・ガラ・レッドデリシャス・ブレイバーンなどの品種よりも薬用効果があり、健康的である。ポリフェノールや難消化成分をもっと多く含むため、体重増加と肥満を防ぐのに役立つ。
  • 大腸内の善玉菌は減量を助けてくれるため、その成長を促すグラニースミスは肥満防止に役立つ。たいへんヘルシーで、代謝バランスを調整してくれる。炎症を抑える作用もあり、満足感も高めてくれるので、体重増加を防いでくれる。

グラニースミスは日本ではあまり栽培されておらず、生食用は手に入りにくいかもしれません。もし店頭で見かけたら、ぜひ試してみてください。たとえグラニースミスでなくても、健康とダイエットのため、1日1個リンゴを食べるのをお忘れなく!

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