ホルモンが体重管理に与える影響

2月 11, 2018
成長ホルモンの生成を刺激し、脂肪をエネルギーに転換するためには、1日8時間の睡眠を取ることが非常に大切です。運動だけでは不十分です。

私たちの食生活や食事の習慣は、体重管理と深い関わりがありますが、これだけが体増加や減少の唯一の要因ではなく、実はホルモンが私たちの体重管理に大きな役割を果たしています。

私たちの体内には、重要な身体機能をつかさどるホルモンが存在し、その中には体重に関わるホルモンや、代謝、食欲、消化などの機能と関連するホルモンがあります。

このため、これらのホルモンバランスに乱れが生じることで、肥満の原因になる可能性があります。 逆に、太り過ぎがホルモンバランスの乱れを引き起こす原因であることもあります。

私たちの健康維持に欠かせないホルモンについて、本記事ではその重要性と体重との関係についてご説明します。

レプチン:ホルモンと体重コントロール

減量

 

レプチンは脂肪細胞によって分泌されるホルモンで「体内には十分なエネルギーが蓄えられており、これ以上多くのカロリーを食べる必要がない」ことを脳に伝える働きがあります。

この食欲抑制ホルモンとして知られているレプチンのバランスを保つことが、健康的な体重を維持するためには欠かせません。

ここでの問題は、体内の脂肪が増えすぎるとレプチンが増え、脳へ「これ以上カロリーを摂取する必要がない」という信号を送るのをやめてしまいます。

この状態を避けるためにも、野菜、果物、そし抗酸化物質が豊富に含まれた食品を積極的に食べる必要があります。

インスリン

インスリンは、血糖値をコントロールする働きのあるホルモンとしてよく知られています。また血糖値のコントロールに加えて、栄養素の代謝において重要な役割を果たし、エネルギーとしての使用を増やす働きがあります。

ただしインスリンの変化やバランスの乱れが生じると、糖分を脂肪として体内に蓄積して体重が減りにくくなります。

コリチゾール

ストレスによる体重増加

 

ストレスホルモンとして知られている コルチゾールは、脂肪、タンパク質、糖の代謝を制御する働きや、血圧の上昇を抑制する働きがあり、腹部により多くの脂肪を蓄積することと関わりがあります。

特にストレスなどによりコリチゾールが大量に分泌されると、体内に負の作用をもたらします。

エストロゲンおよびアンドロゲン

エストロゲンは、主に女性ホルモンの一種で、アンドロゲンは男性ホルモンの一種です。

どちらのホルモンも私たちの体脂肪を体内にどう分配するかという働きに関係しています。 これは、人生の様々な段階においてそして私たちの活動に応じて、体型や体格などが変化することにも関わっています。

例えば、生殖段階の女性は、体の下部に脂肪を貯蔵する傾向がありますが、閉経期には、脂肪を腹部に蓄える傾向が強くなります。

成長ホルモン

成長ホルモン

体重を減らすために、成長ホルモンのレベルを上げる必要があります。 成長ホルモンは体内の脂肪細胞と一緒に機能するため、脂肪細胞をエネルギーに変換して燃やすのに役立ちます。

成長ホルモンの分泌を促進するためには、運動量を増やし、毎晩8時間以上の睡眠をとる必要があります。

アドレナリン

アドレナリンとしてよく知られているITは、脂肪をエネルギーに変換することと関連しています。つまり、食欲を抑え、腹部に脂肪が蓄積されるのを防ぐ働きのあるアドレナリンは、肥満を防ぐために重要なホルモンです。

アドレナリンの分泌を促進して安定させる最も良い方法は、毎日運動することです。

アディポネクチン

アディポネクチンは、脂肪組織によって作られるホルモンで、グルコースと脂肪酸を燃焼させる役割を果たします。

また、筋肉が炭水化物からエネルギー得る働きを高めるだけではなく、体内での脂肪分解の速度を高めながら食欲を抑制します。

アディポネクチンのバランスを保つためには、積極的に運動を行いながら、一価不飽和脂肪酸を摂取することが大切です。

イリシン

イリシンは、運動などの身体活動によって産生されるホルモンで、カロリーをより効率的に燃やすのを助ける役割があります。このホルモンは運動を終えた後も、その効果が持続します。

また、体内の白い脂肪((「悪い脂肪」)を茶色の脂肪(「良い脂肪」)に変換します。

コレシストキニン

コレシストキニンは食欲を制御するホルモンで、私たちがカロリー摂取量をコントロールすることによってその働きが活発化します。

このホルモンが分泌されると、自然に食べる量が減り、毎食後に満腹感を感じる時間も長くなります。

運動とホルモンのバランスは、体重をコントロールする上で重要な役割を果たします。

体に良い食生活や生活習慣を実践しながら、定期的に医師の検診を受けることで、ホルモンバランスの乱れを防ぐことができます。

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