皮膚が剥がれ落ちる病気/乾癬(かんせん)は治る?

皮膚が剥がれ落ちる病気/乾癬(かんせん)は治る?
José Gerardo Rosciano Paganelli

によって書かれ、確認されています。 医者 José Gerardo Rosciano Paganelli.

最後の更新: 24 10月, 2018

乾癬(かんせん) – 男女問わず思いがけないほど沢山の人がこの肌の病気に悩んでいます。
医師の診察を受けても完治する治療法はないと言われるかもしれませんが、食生活の改善や自然療法が症状の改善に役立つことがあります。

乾癬とは何?

乾癬は治せるのでしょうか?

乾癬とは、肌が炎症を起こしたり、薄片となって剥がれ落ちたりする皮膚の病気です。

体のある特定の部分が赤くなったり鱗状になったりし、症状は主に肘、膝、頭皮、顔、足の裏などが多いようですが、時としてその他の部分に症状が現れることもあります。

男女問わず15歳〜35歳位の年代の人によく見られる皮膚の症状です。

この病気は消化器系の障害と関係していますが、ストレス、気候、食生活なども症状に影響すると考えられています。

今日は、肌の状態を改善して乾癬(かんせん)を治癒する自然療法をみていきましょう。

こちらの記事もご覧ください:乾癬ってどんな病気?

体質に合わせた食生活を送る

ひとの体はそれぞれ異なり、食べ物も摂取する人によっては働き方が違います。

乾癬の症状があるのなら、あなたは食物不耐症かもしれません。

最もよくある食物不耐症はグルテンや乳糖不耐症ですが、不耐症があるかどうかに関わらず、食生活に何を加え、何を減らしたかによってどのように症状が改善するかをしっかりと理解することが大切です。

 

乾癬(かんせん).全粒粉

内側から肌を綺麗にする

肌細胞は体内の状態が肌細胞に働きかけるため、 体内から毒素を排出し体内を綺麗にする自然療法を取り入れることが大切です。

肝臓、腎臓、腸が正常に機能していれば皮膚も正常な状態となり、全てがバランスよく機能するでしょう。

是非デトックス効果のあるジュースとスムージーを普段の食生活に取り入れてみてください。

 

乾癬(かんせん).キュウリミント

泥マスク

古代から伝わる肌の治癒方法の中に、泥を使ったものがあります。肌の見た目の美しさだけでなく健康にも良いとされています。

肌の気になる部分に直接泥マスクを塗布します。肌が乾燥しすぎるのを避ける為、泥は水で解かずにヨーグルトで解き、患部に水分をしっかりと補給します。

泥マスクを作るときは、プラスチックや金属製のボールや器具を使うことは避けてください。かならず木製もしくはガラス製のものを使用しましょう。塗布した後は20分〜30分間そのままにして置き、水で洗い流します。

この泥マスクは通常で週に1度、もし患部が非常に気になる場合は2日おき毎に利用しましょう。

 リコリス風呂とリコリスティー

リコリスは天然のコルチゾールとして知られています。

リコリスに含まれている成分は体がコルチゾンを分解するのをブロックするからです。そして体内でのコルチゾンを持続させます。また、リコリスには抗炎症成分もあるため、特に乾癬(かんせん)などの炎症には効果があります。

リコリスはお風呂にしたり、リコリスティー、または直接食べることでその栄養を取り入れましょう。

リコリスは微かに血圧を上昇させる作用がありますので、高血圧症の方はリコリスを使用する前に必ず医師の診断を仰ぎましょう。

乾癬(かんせん).リコリス

 

ニンジンのマスク

乾癬でカサカサになってしまった部分の治療として、ニンジンを使ったマスクを20分間直接患部に塗布する方法があります。

ニンジンにはベータカロチンが豊富に含まれています。ベータカロチンは肌には必要不可欠な栄養です。

このマスクは泥風呂にも利用できます。

 太陽と海

乾癬に悩む人の多くは、夏場は肌の調子が良いと話します。また 海に行くと調子が良く感じる人もいます。

実は、乾癬を発症している時は、1年を通して毎日一定の時間肌を太陽に晒すことが良いと言われていますが、1日の中でも紫外線が気になる時間帯は避けてください。

頻繁に海に行くことが出来ない人は、海水を購入したり、海に行った時に入れ物に海水を入れて持ち帰り、スプレーボトルなどを使って直接肌に吹き付けましょう。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • Pasqualini, Rodolfo Q., and Hans Selye. Stress: enfermedades de adaptación. ACTH y cortisona. El Ateneo, 1952.
  • Pibernat, Miquel Ribera, et al. “Impacto de la psoriasis en la calidad de vida del paciente español.” Piel 19.5 (2004): 242-249.
  • Puig-Sanz, L. “La psoriasis,¿ una enfermedad sistémica?.” Actas dermo-sifiliograficas 98.6 (2007): 396-402.

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。