自立した考えを持ち自尊心を高めるために

自分の中で最善策を考え、他人の意見に左右されないことが心身の健康には大切です、また自分自身に対して誠実にしっかりと意思決定を行うべきです。
自立した考えを持ち自尊心を高めるために

によって書かれた Raquel Lemos Rodríguez

最後の更新: 06 12月, 2022

自分の外見や他人の意見にばかり気をとられる人が多くいます。

例えば、「今日着ている洋服は他人からどのように見えるだろうか?」「夫婦喧嘩が隣の人に聞こえてないだろうか?」など、周りの目や意見を気にするあまり、自分の意見を失い自尊心が低下しがちです。

私たちは無意識のうちに、人生を生きる方法を学ぶために他人に依存する傾向があります。

実はこれは自己中心的な考えだとも言えますが、他人の意見に左右されず大人として自分の人生に責任を持ってしっかりとした意思決定を行うことが大切です。

内面的な幸せが必要な人

精神的な幸せ

自宅で一人の時には外見を気にする必要ははありません。また、家の中には私たちを落ち込ませるものはあまり存在しません。

しかし家の外では違います。恋人との関係は崩壊寸前で結婚したいと思っていた相手との関係が終わろうとしていることや、自分の意見を尊重してくれないボスが、自分を価値のないもののように扱う職場など、辛い環境に置かれていることがあります。

それにもかかわらず、私たちは笑顔で毎日を送り、他人に対して実際はどのようにしてほしいという要求を公言することはあまりありません。

私たちは何を恐れているのでしょうか?

他人からの言葉や意見が怖いと考えるのなら、それはエネルギーの無駄です。

現代社会では誰もが問題を抱えているし、 私たちは皆不完全な存在です!

誰もが間違いを犯しますが、そこから何かを学ぶために、自分の間違いや失敗を受け入れなければなりませんが、自分の間違いや失敗を隠そうとする人々は、不満だらけで不幸せな毎日を送っています。

周りの人によく見られるために、そして見た目を良くするためだけに、本当の幸せを犠牲にするのはいい方法なのでしょうか?

周りの人たちや家族が私たちを批判するかどうかは問題ではありません。 誰でも自分の知らない物事を批判する傾向がありますが、それは実際には正確に認識していない自分自身の反省を感じているからです。

自分の真の幸せを追い求めることは大切なことであり、精神状態を向上させます。またこれは、さまざまな恐怖、価値のない他人からの批判や判断などに直面することを意味します。 この時に大切な最初の一歩が自立した考え方です。

古い考えを捨てる

古い考えを捨てる

人生には多くの出来事が起こりますが、実は昔からの古い考えや定説に支配されていることがあります。この昔からの「信念」が私たちを定義して、それに従っていないときは間違いを犯しているように感じるのは間違った考え方です。

古い考え方に支配されるのではなく、自分が望んでいる物事の優先順位をつけ、他人を喜ばせるためではなく自分の幸せを求めるために毎日を生きていく必要があります。そのためには自立した考え方が必要です。

1. 自分には何が必要か

子供の頃の経験が大人になってからの生活に影響します。例えば、子供の頃「喋りすぎ」だと注意された人は、大人になってあまり話さず聞き役に回ることがあります。

両親から「笑ってはいけない」「うるさく飛び跳ねない」「洋服を綺麗に保つ」「行きたくない場所にもいく」などの躾を受け、自尊心が低下してしまった人も心配はいりません。

これらのすべてを今からでも変えることができます。

2. 自分が求めることを受け入れることで手に入れる

受け入れる

誰かに批判をされたり、自分が思っていたことと違う判断をされて落ち込んだり、完璧な姿を保つことだけに注意を払う前に、自分がやりたいと思うことを受け入れることから始めましょう。

自分の限界を自分で決めてはいけません

例えば離婚をしたいと思っていても、周りの視線や意見が気になるからと離婚をしないまま辛い結婚生活を送っている人は、自分の決断を受け入れず、周りの意見や視線に左右されている結果、自分が本当に望んでいることを受け入れません。

自分の決断を最優先させましょう。周りの人の意見は自分の決断ほど重要ではありません!

自立した考え方を持ち、周りの視線や意見に流されて「何をすべきか」と考えるのではなく、自分が望むものに優先権を与えてください。

自分の人生は自動運転ではなく、自分が運転席に座って自分の目指す目的地に向かうことが大切なのです。

他人の意見への恐怖によって人生を導くのではなく、自分の決定した事柄や考え方が人生を導きます。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • Imágenes: Katharina Jung, Melania Brescia.

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。