白内障について知っておくべき8つのこと

6月 15, 2017
年齢に関係なく発症する白内障を早期発見するためには、毎年の眼科検診を欠かさないことが大切です。白内障について詳しくご説明します。

「白内障」と聞くと、目の疾患や年配の方が発症する病気というイメージがあるのではないでしょうか?

80歳以上の半数が白内障を発症するため、間違った意見ではありませんが、年齢に関係なく発症する白内障について、知っておくべきことがたくさんあります。

白内障の最初の症状は40歳になると現れ、60歳になると視力に影響を与えます。

間も無く40代に突入する方、そしてすでに40歳以上の方は特に、本記事で白内障についてしっかりと学びましょう。

1. 白内障は目全体に発症するわけではない

白内障は目全体に発症するわけではなく、目の水晶体という部分が白く濁る病気です。

この水晶体はレンズのような働きをするため、ものが見えにくくなります。

しかし、痛みを全く伴わないため、発症してから数ヶ月、または数年してからその症状に気づくケースが多く、症状に気付いた時には手術が必要な状態まで悪化していることがほとんどです。

 

2. 年齢は危険要因ではない

高齢者が白内障を発症することはよくありますが、実は白内障の発症の原因は年齢ではありません。年齢に関係なく白内障を発症する可能性があります。

リスク要因は以下の通りです:

  • 目の手術
  • 緑内障
  • サングラスなどをつけず直射日光にさらされる

先天性白内障は、妊娠中の栄養不足による発達上の問題や感染症が原因の一つだと言われています。

 

3. 白内障の症状

白内障の進行は緩やかで、初期症状に気付きにくいと言われますが、注意を払えば、進行する前にその初期症状に気づくことができます。

症状のいくつかをご紹介します:

  • 目がかすむ、ぼやけて見える
  • 近くにあるもの、そして周りが見えにくい
  • 色の区別がつかなくなる
  • 夜間に見えにくくなる
  • 物が二重に見える
  • 処方されたメガネの度数が突然合わなくなる

4. 片目だけ白内障の影響を受けることがある

片方だけ白内障になるケースがあります。

「両側性白内障」が一般的ですが、片目に外傷を受けた場合、片目だけ白内障を発症する可能性があります。そのため、目や目の周りに怪我を負った時は、そのダメージの大小に関わらず医師の診断を受けることが大切です。

5. 白内障の視力への影響

一般的に白内障は視力に影響を与え、ものが見えにくくなります。白内障を発症していても視界がはっきりしている患者もいますが、それは視力への影響の違いです。

光が少ない場所や夜間には見えにくくなるけれど、日中は視力に問題がない患者もいます。白内障の症状や視力への影響は、その患者によって異なります。

6. 必ず手術をしなくてはいけないわけではない

現在、白内障になってしまった場合の治療方法は、薬か手術のみです。

手術をせずに何年も問題なく過ごせる場合もありますが、日常生活に支障が出ている場合は、医師に相談の上、手術を行う必要があります。

また手術を行わず薬で進行抑制を行うこともありますが、進行した白内障は手術以外に方法がありません。

7. 安全性の高い白内障の手術

医師に「白内障を発症しているため、手術をするのが一番良い方法だ」と告げられた時に、混乱したり恐怖心を抱くのは一般的な反応です。

白内障の手術は最も安全性の高い手術の一つに数えられおり、その成功率は96%です。また、麻酔は点眼麻酔や局所麻酔で、患部を「縫う」こともありません。

現在の白内障の手術方法としては、超音波水晶体乳化吸引術という濁った水晶体を超音波で砕いて取り出した後、人工の眼内レンズを挿入する方法が一般的です。

手術は15−20分で終了し、数時間後には帰宅することができます。

手術後は、目を保護するサングラスなどを装着する必要があります。また手術後数週間は、ランニングを始めとする運動を行うことは禁止されています。

手術の翌日から視界がはっきりします。そして数週間が経過すると通常の視力が完全に回復し、手術前よりも視界がはっきりします。

8.  白内障の予防には定期的な眼科検診が効果的

少なくとも年に一度は眼科医の定期検診を受け、白内障を始めとする目の疾患を予防することが大切です。

前述の症状がある場合は、必ず医師に伝えてください。それらの症状が白内障と関連があるのか、また他の疾患の可能性があるのかを医師が診断し、症状の進行を抑える治療方法の提示があります。

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