腸内細菌が制御不能になっているときに起こる6つの問題

6月 7, 2017
腸と脳には密接な関わりがあるのをご存知ですか? 腸内細菌が過剰に発生すると記憶障害や不安感を発症することがあります。本記事で詳しくご説明します!

腸内にはさまざまな種類の細菌が生息していて、その様子は植物が群生している花畑のように見えるため「腸内フローラ」または腸内細菌と呼ばれています。

その重要性は見逃されがちですが、消化機能や免疫システムにおいて、重要な働きをする腸内フローラのバランスは私たちの健康と密接に関係しています。

健康な人にとって、これらの腸内細菌は消化活動におけるpHを正常化すると同時に、感染症の原因となる成分から保護するバリアを作り出す有益な細菌です。

しかし食生活が乱れている時、抗生物質を服用している時、ストレスを感じている時などに腸内細菌の活動の乱れが生じ、腸内細菌のバランスが乱れて、健康に悪影響を与えます。

その結果、体内の健康が乱れ、最終的に慢性病や治療が不可能なほどの疾患を引き起こします。

腸内細胞が制御不能になっている時に起こる問題を理解し、必要に応じて腸内細菌のバランスを正常に保つように心がけることが大切です。

1.消化器疾患

腸内に生息する細菌は、時折そのバランスを崩し、健康への悪影響を及ぼします。ダメージを受けた微生物が通常の割合を超えて発生することにより、腸内のバランスが崩れます。
その結果、体内に入る食物を消化し栄養素を吸収する過程に影響を与え、腸内に過剰な酸や有害物質が発生し、以下のような症状を引き起こします。

  • ガスがお腹にたまる、おならなど
  • 腹部膨隆
  • 胃の燃えるような痛み
  • 呑酸
  • 十二指腸潰瘍
  • 胃炎
  • 下痢

 

2.認知機能の問題

気づかないうちに、腸の不調は脳の機能に影響を与えます。

腸内のバランスが崩れると認知機能に問題が生じます。腸内フローラは大切な神経伝達物質の生成に重要な役割を果たしています。

腸内フローラのバランスが崩れると、記憶障害やその他の思考に関連した問題が生じます。

 

3.栄養素の欠乏

健康な腸内細菌は、ビタミンやミネラルなどの栄養素を正しく体内に供給するために機能しますが、細菌がダメージを受けたり制御不能になると、食品から栄養素を最適な状態で吸収する消化機能が正常に機能しなくなり、以下の栄養素が不足する傾向があります。

4.皮膚の疾患

皮膚の状態に影響を与える、内的、そして外的な要因が明らかになっていますが、その中でも腸内健康と皮膚の状態は密接に関わりあっています。

腸内細菌のバランスが崩れたことで引き起こる皮膚の問題をご紹介します。

  • ニキビ
  • ロザケア
  • 乾癬
  • アトピー

5.自己免疫疾患

体内への異物を認識し排除する機能を持つ免疫系が、正常な細胞や組織に対して過剰に反応し、攻撃を加えることで起こる疾患の総称が自己免疫疾患で、慢性化することがほとんどだといわれています。

自己免疫疾患を発症したら、専門医による診断が必要ですが、腸内の健康状態を疑ってみるのもおすすめです。

腸内細菌の影響で組織の炎症が起こっている可能性も考えられます。

  • リウマチ
  • 橋本病
  • 過敏性腸症候群
  • セリアック病
  • 1型糖尿病

 

6.慢性的なストレス

ストレスは精神的なバランスの乱れですが、多くの内的、そして外的要因と深い関わりがあることが明らかになっています。

私たちの目には見えない腸内細菌のバランスが崩れることで、精神の乱れを引き起こし、慢性的なストレスの原因となることがあります。

コリチゾールの生成が増加し、健康維持に効果のあるホルモンの生成に悪影響を及ぼすことがあるため、慢性のストレスや散発的なストレスの症状がなかなか改善されない時は、腸内の健康状態を確認する必要があります。

腸内健康を促進する生活習慣を目指すためには、腸内細菌が制御不能になっているサインを見逃さないことが大切です。

健康的な食生活や、有害物質に影響を受けない日常生活は、シンプルですが腸内の健康には欠かせません。

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