アルツハイマーを早期発見するには

8月 12, 2015

記憶の問題がアルツハイマーの特徴であることは良く知られていますが、実はその他にも、様々な症状がその兆候として表れ、早く気付くためのカギになってくれます。個々の症状自体は、ほとんどの場合は心配する必要はありませんが、それを知っておくことで、ただのストレスなのか、集中力が切れているだけなのかなど、その他の状況と比べて判断する材料になります。ここで、アルツハイマーの早期発見を助ける症状がどんなものなのか見ていきましょう。

アルツハイマーって何?

アルツハイマーは、認識機能障害や行動障害が特徴的な神経変性疾患の一つです。アルツハイマー病患者は多くの場合が65歳以上で、短期記憶が難しくなったり、その他にも様々な脳の機能に障害が現れます。しかし、こういったよく知られた症状だけではなく、その他にも早期発見と予防を助けてくれる症状があり、60歳以下の若い人でも早期に気づくことが可能です。

多くの認知症患者は、家系に同じ病気の人がいる、もしくは過去にいたという場合が多く、そういう場合は特に以下の兆候に気を配ると良いでしょう。

物忘れ

これはアルツハイマーの最も一般的で早いうちからみられる症状です。ただ、何か少し物忘れをしてしまっても、後で思い出すような場合はそれほど心配する必要はありません。さっき覚えたばかりの物であったり、とても重要なことなのに忘れてしまう、と言う場合は少し注意が必要です。覚えておくのに何でもメモが必要になってくることに自分で気づくことも多いでしょう。

知的能力の衰え

前は自然に出来ていたことが難しくなったり、遅くなったり、集中できなくなります。領収書の確認、いつもの手続き、簡単な問題処理のような日常的なことで違いが感じられます。

方向感覚、時間の感覚を失う

頻繁に何曜日だったか忘れる、自分がどこにいるかわからない、または何のためにその場所へ行ったのか分からない、そしていくら思い出そうとしても思い出せないという場合は、すでに症状が進んでいるサインです。

お年寄り女性

視覚的イメージの理解や関連付けが困難になる

これは、近視や白内障と言った単純に視覚だけの問題とは全く違います。こでは、読むのが困難になる、距離感がつかめない、色を区別できないと言ったような問題を指しています。

発話が困難になる

アルツハイマー患者は、会話についていくのが非常に難しくなります。特にペースの速い会話や多数の人が話しているような場合です。また、言葉を見つけるのが困難だったり、語彙を混同したりします。

すぐにものを散らかしたり無くしたりする

頻繁にものを置く場所を変えて、自分でどこに置いたか分からなくなります。場合によって症状が進むと、他の人がどこかにしまったり隠したんじゃないかと考えるようになることもあります。

常識に欠けるようになる

これは患者の家族が苦しむことになる複雑な状況ですが、アルツハイマー患者は、普通の人には非常識に見える行動をとることがあります。もちろん誰でも間違った判断をすることはありますが、それとは違って全く論理的根拠のない行動に移ります。例えば、何の理由もなく他人にお金をあげるなどです。

不清潔になる

清潔に保てなくなることもこの病気の初期の症状の一つです。場合によって、身体的知的に大きな努力のように感じられ、お風呂に入ったりきちんと洋服を着ることが以前より難しくなります。

率先力の低下と孤立

これは精神状態にもかかわる非常に重要なポイントです。以前は日常的に行っていた活動を率先して出来なくなっていきます。例えば頭を使うゲーム、家族や知人との付き合い、運動などです。このような症状は自分の能力が失われていくように感じられ、その精神状態から実際に何かしようとする時や他人と一緒に過ごすといった時に苦痛が生じます。

アルツハイマー2

気分や人格の変化

これまで紹介してきた症状のすべてが、、不満感やイライラといった気分の変化に係わりますが、同時に急に怖がりになったりナーバスになるなど、人格の変化が見られることがあります。

 

画像協力:timsamoff, MTSOfan

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