アルカリホスファターゼの濃度を上昇させる5つの原因

2月 18, 2018
アルカリホスファターゼの濃度が正常な数値でない場合、様々な種類の合併症や特異な状況を引き起こす可能性があります。

アルカリホスファターゼは酵素の一種で、体内組織の大部分に存在していますが、肝臓により多く見られるものです。また胆道や骨組織にも見られます。

ですので、肝臓や骨のアイソザイムとして知られ、様々な形態で分布、発見されています。

必要であれば、これら全ては血液検査によって別々に数値を計ることが出来ます。

  • 正常な数値の範囲は30から140UI/Lです。
  • もしこれらの数値が正常な範囲を超えてしまうと、何らかの病気の存在を示すことになります。これらの病気の多くが濃度を上昇させる原因となっているのです。

アルカリホスファターゼを上昇させる5つの原因

1.肝臓疾患

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アルカリホスファターゼの濃度は異なる肝疾患の結果として変化、上昇します。

例えば、ウィルス性肝炎の場合、トランスアミナーゼだけでなく、このアルカリホスファターゼの濃度も上昇してしまいます。これはこれが臓器が炎症し、ビリルビンの過剰な生産に繋がってしまうからです。

また、その他の急性疾患も起因します。胆のう炎の胆道が閉塞、肝硬変のような慢性疾患、そして肝臓がんの結果として起こる可能性もあるのです。

2.骨疾患

  • アルカリホスファターゼの濃度を上昇させる疾患の一つにページェット病というものがあります。

基本的にこの症状では、骨は徐々に形を変えて、広がっていきます。しかし、この病気を抑制することで数値は正常に戻ります。

  • また、アルカリホスファターゼは骨を侵略、そして転移する特定のタイプのがんの影響で上昇することもあります。

ページェット病と同様に、早期に効果的な治療を行うことで正常な数値に戻すことが出来ます。

3.腫瘍

腫瘍

アルカリホスファターゼの濃度に影響を及ぼす腫瘍の一つにホジキンリンパ腫というものがあります。

このリンパ節の腫瘍特性は血液検査によるアルカリホスファターゼの濃度を上昇させます。

これは、リンパ節の状態の一部として肝機能に変化が生じる為、アルカリホスファターゼの濃度も基本的に変化するのです。

そして、これは進行段階で気づくことの出来る実験で発見されたことなので、さらに深刻な状態にある場合の重症度を実証することが出来ます。

アルカリホスファターゼに影響する腫瘍は以下のがんなどが挙げられます。

  • 卵巣
  • 前立腺
  • 咽頭
  • 精巣

また、白血病もリンパ節とよく似たところからきているのでアルカリホスファターゼに影響します。

4.妊娠

妊娠第三期が開始した後、胎盤はアルカリホスファターゼを生産するようになります。

これは一般的な妊婦の正常な範囲から上昇し、およそ140から250UI/Lの数値になります。

しかし、この上昇は危険を表しているのではありません。これはタンパク質の合成や胎児の骨や軟骨の石灰華に必要な物質である為に起こります。

この数値が出産後にも上昇したままであれば、何らかがその数値に影響している恐れがあります。

5.特定の医薬品

医薬品

日常使用する多くの医薬品には、血液検査によって見られるアルカリホスファターゼを上昇させる特性を持っています。

このような特徴を持っている医薬品には以下のようなものが挙げられます。

  • ラニチジン錠のような制酸薬(胃薬の一種)
  • フェニトインやカルバマゼピンのような抗てんかん薬と抗痙攣薬
  • エリスロマイシンのようなマクロライド系抗生物質
  • ベラパミルなど、高血圧を抑えるカルシウム拮抗剤

病院に行った際は、服用している医薬品をしっかり伝えましょう。

そして、特定の医薬品を避けることでアルカリホスファターゼの上昇を予期したり、避けること出来ます。

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