あなたが泣かなければ/あなたの身体が泣き始める

5月 14, 2017
泣くことは弱さの表れとこれまで聞いていたかもしれませんね。でも、実際は泣くことが心を解放してくれるんです。悲しいとき、つらいとき、泣くのをがまんするなら、うっ積した感情がやがてあふれだし、あなたが幸せになるのを妨げるかもしれません。

もしあなたが泣かなければ、あなたの身体があなたのために泣くことでしょう。もし感情や葛藤のすべてを自分の中に押し込め、外に出そうとしないなら、いつか爆発することになるでしょう。

私たちは感情や思いを表すことなく内にためこむようにはできていないからです。

まわりの人々がどう反応するか、どんな陰口を言うか、あるいはあなたを拒絶するだろうかという恐れから、あなたはあらゆる感情を自分の中に隠そうとするかもしれません。でも、あなたがどんなに努力しようとも、うっ積した感情は遅かれ早かれ自然に流れ出してくるものなのです。

泣くのをがまんすると、苦しみが増し始める

もしあなたが泣くことをがまんするなら、悲しみや絶望・うつ・苦悩をますます強く感じるようになります。

そんな事態を避ける機会はいつどこにでも存在します。感情をすべて内に押し込めることは、あなたが選ぶべき道ではありません。

身近な例を挙げてみましょう。あなたのパートナーがいつもテーブルに足を乗せているとします。最初はそんなささいなことを気にする自分ではないと思いたいばっかりに、あなたは沈黙を守ります。

「恋は盲目」と言うように、つきあい始めたころは誰だって夢見ごこちで相手のアラが見えないもの。でも、この段階がすぎたらどうでしょう? 現実に直面するようになると、それまで気にならないフリをしていたことが、猛然とあなたをイラつかせるようになります。

そしておそらく相手を責め始めることでしょう。時々「それ、私がきらいだって知ってるでしょ!」とかみついたり、自分が不愉快でいることをしかめつらで知らせたりするかもしれませんね。

でも、それもこれも何の役にも立ちません。あなたはがまんにがまんを重ね、眉間にシワを寄せて過ごす日々が続きます。そしてある日、ささいなことがきっかけで、あなたのうっ積した感情が爆発するのです。

ここでの大きな過ちは、実際には気になるのに気にならないフリをして、手遅れにならないうちに相手に自分の気持ちをきちんと伝えようとしていないこと。きっと明日からは改めてくれるだろうと信じているのかもしれません。

でもそれは、あなたが人生最大の過ちの1つに陥ろうとしていることを意味します。それは、「相手に対して過剰に期待する」ということです。

大丈夫ではないとき、あなたの身体が教えてくれること

もし自分の感情をすべて内に秘めることがあなたの習性となってしまったなら、あなたの身体が警告を発し始めます。

ひんぱんに起こる頭痛・不安感・お腹の不調・湿疹などのさまざまな症状は、何かがおかしいと告げて助けを求めている、あなたの心の叫びかもしれません。

決して無視してはなりません。

それはよく思い出せないような過去の体験からきているため、何が起こっているのかあなたにはわからないのかもしれません。

でも、そのせいで人生が制限されていると感じたり、不安にかられたり、ひんぱんに身体の不調を訴えたり、幸せだと感じられなかったりしているなら、身体の声なき声に耳を傾けてください。

身体はウソをつきません。身体が発する警告から、問題の元凶は何かを突き止めましょう。何の理由もなく身体がそのような反応を示すはずがないからです。

あなたの身体は心とつながっています。問題を無視してそれに対処しなければ、身体に影響が現れてきます。

それだけにはとどまりません。自分の一番奥深くの部分に飛び込んで、あなたにそれほどのダメージを与えているものと向かい合わなければ、お腹の不調が湿疹を引き起こし、湿疹が血行障害を招き、血行障害が認知症へとつながるかもしれません。

もしあなたが身体の警告を無視するなら、身体はあなたが不幸の原因をつきとめてそれを取りのぞくまで、何かがおかしいというメッセージを送り続けることでしょう。

信念・トラウマ・体験

あなたの問題は、あなたの意志に反してあなたの心に植えつけられた信念や、あなたが過去に受けたトラウマや体験が原因であることがよくあります。

でも実際には、そんな問題のすべてがあなたの目を開き、そこから学び、解放するためのチャンスとなり得るのです。

「ノー」と言うことを恐れるのは、あなたが幼いころから抱えてきた信念や心の痛手となる体験から来ているのかもしれません。

自分が感じていることをそのまま口にすることを極端に恐れるのは、自尊心の低さと自信のなさの原因となったネガティブな体験のせいかもしれません。

これらのいずれにも屈してはなりません。あきらめて受け入れなければならない理由は何もないのです。

どんな心の傷や体験も、あなたが本当にそうなりたいと願う自分になっていくためのチャンスです。

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最後にこのことを覚えておきましょう:あなたが泣かなければ、あなたの身体が泣くのです。必要なときに泣くことを自分に許すことから始めましょう。

苦悩よりも幸福を選ぶ用意ができましたか?

イラスト by Sylvie Ann

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