よく鼻血が出ませんか?/なぜか解明しましょう!

もし鼻の中が出血しても、それはよくあることで、深刻に考えることはありません。鼻血が出たら、鼻を塞いで、頭を前に傾けてください。
よく鼻血が出ませんか?/なぜか解明しましょう!
Elisa Morales Lupayante

によって書かれ、確認されています。 体育教育学者、栄養士 Elisa Morales Lupayante.

最後の更新: 14 10月, 2018

鼻血が出るのには、さまざまな理由がありますが、鼻炎、鼻の乾燥、そして腎性高血圧のような病気に起因しているケースもあります。

頻繁に鼻血が出てる場合は、医師の診断を受けることが大切です。

ここでは、一般的な鼻血の原因について、そして気をつけるべき点についていくつかご説明します。

なぜ鼻血は出るのでしょうか?

日常的に鼻血が出る原因は、鼻の粘膜を自浄する作用によるものと言われます。

片方の鼻の穴からだけ血が出るのが常ですが、両方の鼻の穴から出てもおかしくありません。

鼻の中を頻繁に触り続けた、空気の乾燥、あるいはアレルギー性鼻炎などが一般的な鼻血の原因ですが、大人の鼻血の中には、通常の鼻血と比べて出血量が多く、長く出血する場合があり、これは高血圧が原因で出血の勢いが強くなっていることが考えられます。

鼻血が出やすい方は、腎性高血圧の可能性が考えられるため、一度医師の診察を受けてください。

宇部市医師会のサイトでは、子供の鼻血に対して「小児の鼻血はあまり心配する必要がないことが多いのですが、まれにオスラー病などの血管の遺伝性の病気が原因であったり、白血病、血小板減少症などの血液の病気が隠れていることもあるため、長時間鼻血が止まらなかったりたびたび出血するようであれば血液検査も必要となります。」と警鐘を鳴らしています。

また同時に、大人の鼻血に対しても「年配者では高血圧、動脈硬化、肝臓病、腎臓病などの内科的な病気で鼻血が出やすくなることもあります。もちろん小児の鼻血と同様に白血病などの血液疾患も考慮する必要があります。」と記載されています。

本記事では鼻血の原因となる可能性のあるもの、そして症状に基づいた改善方法を見ていきましょう。

鼻血2

より深刻な症状について

医師や耳鼻咽喉科の専門医は、鼻血が一般的な原因ではなく他の病気の兆候を示してる可能性を探るため、いくつかのテストを行い、鼻血が深刻なものかどうかを診断します。

次のような病気の症状から、鼻血が出ている場合もあります。

肝臓病

・良性あるいは悪性の腫瘍

・白血病

こちらの記事もご参考に:鼻血の自然療法

鼻血が出たらどうすべきか

  • 鼻血が出てきたと感じたら、指で鼻を塞いで、頭を前に傾けましょう。
  • よく間違って言われることですが、頭を後ろに傾けたり、横になったりするのはやめましょう。このどちらの姿勢も、血を飲み込んでしまう結果となり、出血が止んだのかどうかわかりづらくさせます。
  • 数分待っても出血が続くようなら、緊急の外来に行ってください。
  • 出血が治まったら数時間は安静にし、アスピリンのような抗凝固剤や抗血小板薬も用意しましょう。
  • 鼻を強くかんでもいけません。

心配な場合は必ず医師の診察を受けてください。

ビタミンCの不足

頻繁に出る鼻血で、病気との関連性がない時は、ビタミンCの不足が考えられます。

ビタミンCには、鼻の毛細血管を強くする働きがあるため、それが不足することで鼻血が起こる可能性があります。

次に紹介する食べ物には、ビタミンCが多く含まれています。

・かんきつ類 皮付きのレモンなど(オーガニックが好ましい)

・ローズヒップ

・グアバ

・ベリー類

・唐辛子

・パセリ

・キウイ

・ブロッコリー

・いちご

また、ビタミンCのサプリメントもあります。

ビタミンCはたくさんとり過ぎても、尿から排出されますので、過剰摂取にならないか神経質になる必要はありません。

こちらの記事もご参考に:ビタミンC欠乏症の症状

柑橘類

シュスラーソルト

シュスラーソルトとは、ホメオパシーと呼ばれる自然療法を活用してミネラルなどを取り入れることで、体が必要とするミネラルを正しい時間に正しい場所へ供給することで、体内を正常に保つという考えの自然療法です。

・リン酸塩(リン酸カルシウム)

・硫酸カリウム(塩化カルシウム)

・リン酸鉄(リン酸フェルム)

食事中やアルコールを飲んでいるとき、味の強いもの(ガムや歯磨き粉)を口にしているときを除いて、一日に3回、2錠とりましょう。

一回目は朝に、二回目は午後、三回目は夜にとり、少なくとも一ヶ月は続けましょう。

ホメオパシーを始めるときは必ず専門家または医師に相談し、自分の体に合っているかどうかを確認してから初めてください。

自己判断で行わないように注意してください

引用サイト:宇部市医師会


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このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。