20以上あるワセリンの効果的な使い方

肌の保湿から壊れた扉の鍵の修理まで、ワセリンは様々なものに利用できます。
20以上あるワセリンの効果的な使い方

によって書かれた Katherine Flórez

最後の更新: 06 12月, 2022

「石油のジェル」とも言われるワセリン は、主に軟膏として様々な目的のために利用される製品です。

ねっとりとしていて匂いがなく、(精製方法次第で)一般的に黄色もしくは白みがかった透明であったり、または透明であったりします。また疎水性、つまり水に溶けないという性質を持っています。

ワセリンは、多くの化粧品や薬品のベースとして使われていることで良く知られています。さらに、液状のワセリンは様々な製品のケアや修理にも使われます。

次に、20以上ものワセリンの効果についてお教えします。あなたも驚くものが必ず一つはあるでしょう。

スキンケア

  • 肌の乾燥対策全般に。ワセリンを少しとって、容器に入れて温めて溶かします。それが冷めたら、クリームを塗るように肌に直接塗ります。肌がべとべとして活動中は不快に感じられる可能性があるため、夜につけるようにしましょう。
  • 乾燥によるかかとの割れを改善する、もしくは解消するために。一般的に、かかとにワセリンを塗り、数分放置した後靴下を履いたら、一晩そのままで過ごします。
  • 乾燥のし過ぎで色がくすんでしまった膝や肘の改善に。お風呂の後にマッサージしながらワセリンを塗ります。覆う必要はありません。
  • ムダ毛処理後の肌荒れに。保湿して肌のひりひり感や赤みを軽減するために、ムダ毛処理をした部分に塗るとよい、とされています。
  • 肘や膝のはだのピーリングに。ワセリンを微粒塩や砂糖と混ぜると、膝や肘につかえる自然なピーリング剤ができます。また、硬くなったかかとの角質落としとしても使えます。
若々しい肌

美容のために

  • 唇の保湿剤として。割れてしまった唇に直接塗るか、自家製の保湿剤を作ることが出来ます。これには、まず少しのワセリンを少量のチョコレートかココナッツオイルと一緒に溶かした後、硬くなるまで待ちます。
  • まつ毛の接着剤として。一般的に、少量のワセリンをまつ毛の根元に付けることで、接着剤の代わりになると言われています。
  • まつ毛の成長を促すために。ひまし油と同様に、毎晩寝る前にまつ毛にワセリンを塗ると良いとされています。
  • 爪のキューティクル除去に。手足の指の爪の周りにできる余分な皮膚を除去する助けになります。
  • 化粧落としに。しつこい化粧残りに対して一般のクレンジングオイルや化粧落としをゴシゴシと使う代わりに、ワセリンを少量使うことで簡単に化粧を落とすことが出来ます。
  • しっとりとした質感のアイシャドウやチークに。シャドーを少し混ぜて、少量を瞼や頬に塗るだけで効果ありです。
  • 整った眉毛をキープするために。ワセリンをごく少量使うだけで、整った眉毛の毛並みをキープできます。

ワセリンのその他の使い方

  • フケと戦うよく言われるのが、ワセリン少量をシャンプーの前に頭皮に塗ること。こうすることで塗った部分が保湿され、フケの出すぎやかゆみを防ぐことが出来ます。
  • 傷跡が残るのを防ぐ。傷が現れた時点から、ワセリンを塗るようにすることで、肌に傷跡が残るのを防ぐことが出来ます。より詳しい情報に関しては、皮膚科医に相談してください。
  • タトゥーを綺麗に保つ。ワセリンを使うことで肌を保湿するため、色を保つだけでなく入れ墨のツヤを保つのにも効果的。
  • ツタウルシによるかぶれ対策に。かぶれた部分にワセリンを少量塗ることで、症状を改善することができると考えられています。ただし、逆効果となる場合もあり、医者はこの利用を勧めていません。
  • ヘアカラーによるシミを防ぐ。髪を染める前に、顔から首の後ろまで髪の際全体にワセリンを塗ります。
  • マッサージに。クリーム、ローション、オイルなどを使う代わりに、ワセリン少量を使うことが出来ます。リラックス目的、治療目的どちらの場合にも利用可能です。
ハイヒール

家庭でのワセリンの利用法

  • 革製品のツヤ出しに。靴、ベルト、ジャケット、バックといった革製品の色やツヤを出すのに使えます。
  • ネイルポリッシュの瓶のふたに。ワセリンをネイルポリッシュの瓶の口に塗ることで、蓋がくっつくのを防ぎます。
  • 家具の表面のツヤだし、傷や割れを目立たなくするために。
  • 虫よけに。ワセリン少量を特定の材料と混ぜることで、強力な自家製虫よけに。
  • 錆予防に。
  • 特定のゴム製品を柔らかくするのに。

見てお分かりのように、ワセリンは様々な利用法のある製品です。ただし、一般的には化粧品として直接肌に使っても問題ない場合がほとんどですが、使い過ぎには注意しましょう。


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