糖尿病からアナタを守る7つの食品

糖尿病からアナタを守る7つの食品

最後の更新: 03 12月, 2018

現代病としても知られる2型糖尿病がさらに一般化し、糖尿病の平均発症年齢が、過去10年間で70歳から40歳にまで低下しているそうです。

国立国際医療研究センターの糖尿病情報センターは「2型糖尿病は、インスリンが出にくくなったり、インスリンが効きにくくなったりすることによって血糖値が高くなります。すべての2型糖尿病患者さんに生活習慣の問題があるわけではありませんが、血糖値を望ましい範囲にコントロールするためには、食事や運動習慣の見直しがとても重要です。」と説明しています。

本記事では、糖尿病の予防に役立つ食品をご紹介します。

今回ご紹介する7つの食品は、健康的な食生活の一環として継続して摂取し、運動と組み合わせることが欠かせません。

健康的なライフスタイルと理想体重を維持してこそ、これらの食品の効果が高まります。

カレー

カレーそのものが2型糖尿病の予防に有効かどうかについての臨床結果はありませんが、カレー粉の主原料となるターメリックに関しては、いくつかの研究で糖尿病への肯定的な研究結果が出ています。

ある研究では、240人の患者グループを使った臨床データが集められました。

これらの患者さんは糖尿病にかかる危険性が高い人たちで、血糖値は非常に高いというわけではありませんでしたが、若干高めでした。

2つのグループに分けられたあと、一方のグループは、ターメリック(糖尿病を防ぐクルクミンという成分を含む)のエキスを、もう一方はプラシーボ(偽薬)を与えられました。

その結果、ターメリックを投与された患者さんたちは糖尿病を発症しなかったのに対し、プラシーボを投与された人の多くは、糖尿病を発症したことが明らかになりました。

シナモン

シナモン

シナモンは、血糖値の正常化にすぐれた効果を発揮します。

料理や飲み物、おやつなどに加えれば、健康効果だけでなく、風味が向上します。

焼リンゴに振りかけて食後のデザートに、またココアやコーヒーなどにまぜてティータイムに、ぜひお試しください。

コーヒー

コーヒーはおいしいだけでなく、気分をほぐす・目を覚ます・集中力を高めるなど、何かと重宝する飲み物。

このコーヒーが2型糖尿病を防ぐのにも役立つというのです。

カリフォルニア大学ロサンジェルス校が行った研究によると、(一定の制約下における)コーヒーの摂取が、血液中の性ホルモン結合グロブリン(SHBG)値を高め、糖尿病のリスク防止につながる可能性があることが判明したそうです。

ブルーベリーとりんご

ブルーベリーやりんごを1週間を通して食べるようにすれば、糖尿病の予防に役立つ可能性があります。

これらの果物には、アントシアニンという、糖尿病予防に効果がある物質が多量に含まれているためです。

ビターチョコレート

最近の研究によると、一定量のビターチョコレートを頻繁に食べている人は、そうでない人よりも2型糖尿病になるリスクがずっと低いそうです。また、心臓や血管の病気の大部分にもかからないといいます。

ナッツ

ナッツ

定期的にナッツやいろいろな種類のドライフルーツを食べることは、糖尿病や心臓・血管の病気からカラダを守るためにとても大切です。

効果を上げるには、1日に少なくとも一握りのナッツ類を食べるようにしましょう。


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