シャワーでよくある8つの間違い

1日に2回以上シャワーを浴びると、清潔で良さそうに聞こえますが、実は肌や髪の毛にダメージを与えている可能性があります。
シャワーでよくある8つの間違い

によって書かれた Lorena González

最後の更新: 17 12月, 2022

多くの人がシャワーを浴びる時に何気なくしていることには、実は間違いというべきことがあります。この間違いについて知り、気を付けるようにしましょう。

それでは、シャワーでしてはいけない事8つをご紹介しましょう。

1、熱いお湯を使う

熱いお湯

冬など、寒い時期になると熱いお湯でシャワーを浴びたくなります。ですが、お湯の温度には気を付けなければなりません。

あまりに高い温度のシャワーを浴びると、肌を乾燥させてしまいます。肌が乾燥してしまうと、皮が剥けてきてしまう事もあります。

それだけではありません。シャワーが熱すぎると、肌を保護している油が流されてしまう可能性があります。

この油は、バクテリアや私達の住む環境にある毒素から肌を守ってくれているものなので、それが洗い流されてしまうと体にも悪影響を及ぼすと言えます。

さらに、熱いお湯は血の巡りをよくし過ぎてしまう可能性もあります。すると肌が赤くなってしまったり、炎症、ニキビなどの原因になってしまう事があります。

2、長時間シャワーを浴びる

もちろん、急ぐ必要はありませんが必要以上に長いシャワーを浴びる事はお勧めできません。気持ちよくシャワーを浴びるはずが、逆効果になってしまう可能性もあります。

シャワーの理想的な長さは10分と言われています。

熱いお湯でシャワーを浴びる時と同じように、長時間のシャワーは肌を乾燥させてしまいます。そしてニキビや皮膚炎などの原因にもなります。

3、ボディーソープの使い過ぎ

ボディーソープ

シャワージェルやボディーソープなど、店頭で売られている物には界面活性剤が含まれています。これは、油と水をくっつける役割をします。

もし、お使いのボディーソープやシャワージェルが沢山の泡を出すようであれば、それには界面活性剤が必要以上に含まれている可能性があります。泡を沢山出す物は、それだけ皮膚の表面を保護している油を除去してしまう能力もあると考えてよいでしょう。皮膚の油がなくなってしまうと、やはり乾燥や肌のカサカサの原因になってしまいます。

それと同時に、医師の指導で抗菌ボディーソープを使うように言われている場合以外は、抗菌のものを使う必要はありません。

4、古いスポンジを使っている

特に重要な事では無いように聞こえるかもしれませんが、体を洗うのにスポンジを使っている方は、同じスポンジを長期間使っていると、健康に問題をきたす可能性もあります。

これは、歯ブラシにも同じような事が言えます。

まず、考慮しなければならないのが湿度です。浴室は、温かく湿っている時間があります。これがバクテリアやカビが成長するのに好ましい環境を作ってしまいます。

スポンジは、4週間ごとに交換しましょう。

もし、可能であればスポンジではなく、手袋型のものやボディタオルなどで体を洗うようにする事をお勧めします。もちろんその場合にも、あまりに長期間同じものを使い続けることには気を付けましょう。

5、石鹸を十分に洗い流していない

石鹸を流す

ボディーソープがきちんと洗い流されていないと皮膚炎の原因になってしまう事があります。基本的な事ですが、とても重要です。シャワーの後は、毎回きちんと石鹸が落ちているかどうかを確認しましょう。

髪の毛は、ぎゅっと束ねたときに音がするとシャンプーが落ちている証拠なので、シャワーの後にきちんと洗い流されているかどうかを確認する事ができます。

6、体を乾かす時にこすっている

肌を正しく乾かす事は、体を洗う事と同じくらい大切なので、使うタオルにも気を配らなければなりません。

硬いタオルではなく、少し肌に湿り気を残してくれる程度のものが理想的です。

体を乾かした後は、ボディークリームやローションを塗って保湿する事を忘れないようにしましょう。

7、シャワーを2回浴びる

日常的に1日に2回以上シャワーを浴びる人もいるでしょう。特に、ジムに行く人や肉体労働を行う人に多いでしょう。ところが、これはあまり肌に良い事とは言えません。

もし、2回目のシャワーが必要な場合には、ボディーソープなどは使わず、簡単に汗や汚れを洗い流す程度にしましょう。

8、毛を剃る

多くの女性が、シャワーを浴びる時にムダ毛の処理を行います。シャワーで行うと洗い流す事もできるので、非常に簡単です。

ところが、シャワーを浴びる際にムダ毛を剃ると皮膚炎の原因となってしまう事があります。

剃刀を使用する時には、十分に気を付けてください。シェービングジェルやシェービングフォームを使用して、水やぬるま湯を使ってください。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。