背骨を強く健康に保つ8つのヒント

日頃から背骨を気遣い、強くしなやかな状態を保つことのできる健康習慣を生活に取り入れましょう。
背骨を強く健康に保つ8つのヒント
Elisa Morales Lupayante

によってレビューと承認されています。 体育教育学者、栄養士 Elisa Morales Lupayante.

によって書かれた Carolina Betancourth

最後の更新: 17 12月, 2022

背骨は、身体を支える責任があり、複雑な構造をしています。頭を支え、首から背中を通り、骨盤まで繋がっています。

脊椎、椎間板、脊髄で構成され、神経も通っていて脳のための通信路として働きます。

このため、脊椎への障害は、どんなに小さな物でも、脳からの信号が目的地に達するのを妨げてしまいます。

脊椎への障害は、強い痛みを引き起こします。より深刻になると、呼吸が難しくなり、触っただけでも痛みが起こるようになります。

このような理由から、背中の健康状態に気を遣い、強くてしなやかな背中を保つことは不可欠です。

この記事では、脊髄の病気や怪我の発症を避ける為にできる、毎日の生活習慣へのヒントをご紹介していきます。

こちらもご覧ください 筋肉のためのストレッチエクササイズ6つ

1.運動を習慣づける

運動

定期的に運動することは、背骨を強化して、健康に保つための最善な方法の一つです。

運動は、安定した体重を維持するのに役立つだけではなく、関節をストレッチさせ、コリや緊張を和らげます。

もちろん、有酸素運動と無酸素運動を上手く組み合わせて、より多くのメリットを得るようにしましょう。

2.姿勢を整える

活動している時も、休んでいる時もきれいな姿勢を保つことは、背骨の病気や怪我の発症を防ぐ為にとても重要です。

正しい姿勢は、身体の重さをバランスよく分布し、背骨を真っ直ぐと正しい位置に置くことができます。

背骨の痛み、緊張、コリは、姿勢が悪くなっていると頻繁に起こります。

3.健康的な体重を維持する

体重維持

太り過ぎや肥満は、筋肉そして関節にとって危険な状態を及ぼします。動きにくさ、緊張感や痛みを引き起こすからです。

脂肪の蓄積、特に腹部の周辺は、背筋の脊髄障害または硬直の可能性が高まります。

太り過ぎや肥満は、椎間板ヘルニアや骨を保護する軟骨の早期摩耗などの問題も起こります。

4.健康的な食生活を送る

健康的な食事は、背骨だけではなく、全ての身体システムの健康に非常に重要な役割をはたします。

特に背中のためには、骨の強度と密度を高める2つの大事な栄養素、カルシウムとビタミンDの消費を増やすようにしましょう。

もちろん、良質なタンパク質、抗酸化物質、そして骨や関節を健康に保つためにその他の必須栄養素も意識して摂取してください。

こちらもご覧ください 体型のタイプ別おススメ食生活

5.喫煙を避ける

喫煙

タバコに含まれる毒素は、私たちの生活の質に影響を与える多種多様な疾患の発症に関連しています。

これらの毒素は、血流を通り、細胞や組織の健康に直接影響します。

そして体内に溜まっていき、最終的に脊髄に問題を引き起こしてしまいます。

6.腹筋を鍛える

腹筋や背筋を鍛えると、背骨に多くの利益をもたらします。

お腹と背中は何の関係もないと思う人もいます。しかし、腹筋は身体をサポートし、背中へかかる体重の負担を軽減してくれます。

鍛えられた腹筋は、身体周りの自然な「ガードル」のようなものです。これは、体型を整えることに加えて、背骨に対するサポートを提供します。

7.休憩中にストレッチをする

ストレッチ

パソコンやその他の電子機器の前で数時間働かなければいけないという人は、身体をストレッチするための休憩をしっかりと取ってください。

正しい姿勢を保っていても、長時間同じ姿勢で止まっていると、どうしても背骨に緊張とストレスがかかります。

幸いにも、ストレッチで筋肉をゆるめ、より強く、しなやかな背骨を保つことが可能です。

8.ストレスを解消する

ストレスは、私たちに色々な方面でネガティブな影響を与えます。脊髄の健康への影響もその内の一つです。

継続的にストレスの多い状況にさらされている人は、背中、首、肩の痛みに悩んでいるでしょう。

さらに、ストレスを感じていると神経の活動を妨げ、他の不均衡に繋がってしまう恐れもあります。

 

背中を強くしなやかに保つための習慣は、日常生活に組み込むのがとても簡単です。背中の痛みが起こってしまう前に、定期的にこれらの予防法を試してみてください。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。