脳にダメージを与える! ついやってしまう毎日の悪習慣11

ポジティブな活動、例えばバランスのとれた食生活を送ることやエクササイズをすることなどは脳を活性化させ、健康にします。是非ともこの機会に、脳にダメージを与える毎日の悪習慣11を知っておきましょう。
脳にダメージを与える! ついやってしまう毎日の悪習慣11
Diego Pereira

によってレビューと承認されています。 医者 Diego Pereira.

によって書かれた Thais Guillén Otero

最後の更新: 17 12月, 2022

疲れている、集中できない、物忘れが激しい…でも一体自分の体に何が起こっているのかわからない。そんなことはありませんか?しかも、ある状態の時にだけこの症状がでてくるのです。そのある状態とは、例えば、朝、早起きをしたのに昼食まで何も食べずに過ごしたり、仕事でとてもストレスを感じたなどです。問題は、私たちは体の最も大切な部分を労わるのを忘れがちだということです。その大切な部分とはどこでしょうか?それは脳です。

あなたが行うことの全ては体に影響を及ぼします。中には、その行動によって、脳が正常に機能するのを邪魔し、その構造にダメージを与えてしまうこともあるのです。何年も何年もこういった脳に良くない行動をし続けることを想像してみてください。何が起こると思いますか?あなたの毎日の習慣があなた自身の脳を痛めつけているのです!生活習慣を変えることで脳や体全体の健康を促進することができます。今日は、脳にダメージを与える危険のある恐ろしい悪習慣について見ていきましょう。

 

脳と私

私たちの脳はとても複雑で、繊細な器官です。体に直接、または間接的な指令を送ります。心拍や体液バランス、血圧、ホルモンバランス、体温などの恒常性機能を統制します。動き、認知、学習、記憶、人間の感情、そして全体の健康を司るのです。

数々の科学的研究によると、脳にダメージを与える悪習慣は、短期的、または長期的に脳の細胞にダメージを与え、変性疾患やその他の様々な疾患を発症する危険性があるとしています。その一方、ポジティブな活動、例えばバランスのとれた食生活を送ることやエクササイズをすることなどは脳を活性化させ、健康にします。是非ともこの機会に、脳にダメージを与える毎日の悪習慣11を知っておきましょう。

脳にダメージを与える11の悪習慣

1. 朝食を食べない

脳ダメージを与える習慣

朝食は一日のうちで最も大切な食事です。一日の私たちのパフォーマンス、忍耐力、感情を司るからです。一日の最初の数時間は、脳は心理的プロセスを”維持”し続けるための栄養を割り当てます。したがって、もしエネルギーを与えていなければ、脳はこれまでに保存していたエネルギーを使わなくてはいけませんし、正常に機能させるため更に余分な力を使わなくてはいけなくなるのです。朝食を食べないでいると、エネルギーが不足し、集中力や記憶力の欠如、不機嫌、身体的・知能的パフォーマンスの低下につながります。しっかりとした、健康的な朝食を取りましょう。

2. 喫煙

喫煙は恐ろしい習慣です。脳に運ばれる酸素の量を減らしてしまうのです。アルツハイマー病のような神経変性疾患につながることも指摘されています。また、タバコの燃焼中に発生するヘテロサイクリックアミン(複素環式アミン)は、正しいDNA再生を妨害し、がん細胞の原因となる突然変異を引き起こすのです。

3. 砂糖の摂りすぎ

砂糖の脳への影響

精製された白砂糖、白い小麦粉、揚げ物、野菜・フルーツ・食物繊維を十分に含んでいない加工食品などは、体内で有害な物質を蓄積させてしまいます。その結果として、腫瘍や免疫系機能の低下を引き起こしたり、神経の発達を妨害するのです。

4. 汚染された環境

脳には酸素が必要です。しかし、様々な有毒物質がガスの交換、酸素から細胞への輸送過程を妨害し、脳の機能を低下させてしまいます。

5. 睡眠不足

脳を休ませるためや、新陳代謝が正常に働きエネルギーを生成するため、そして細胞が再生するためには、一晩につき8時間の睡眠が必要です。睡眠が不足すると脳細胞が死に、常に疲れを感じたり一日中不機嫌になる原因となります。

こちらもお読みください:睡眠不足が私たちの体に与える影響

6. 食べ過ぎ

体が必要としない食べ物を食べることは脂肪の蓄積や大脳動脈の硬化につながり、正常に機能するのを妨げてしまいます。

7. 飲酒

飲酒と脳

お酒は内臓、主に神経系、肝臓、心臓にダメージを与える危険があります。脳の中では化学反応が起こります。また、アルコール依存症は神経細胞を殺し、神経インパルスが伝わるスピードを低下させます。英医師会誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)」の論文では、少量でも脳に影響があるとしています。

 

8. 暴力反応や早期ストレス

ストレスは神経系に様々な反応をもたらします。中には、精神的能力を低下させたり、心臓発作や心筋梗塞などのリスクを増やす場合があります。

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9. 睡眠中、頭を覆っている

寝る時の姿勢も注意

頭を覆って寝ると、二酸化炭素が集中的に増え、酸素の量が減ります。つまり、脳には害となるのです。

10. 病気の時に脳を使う

病気の時に仕事をしたり、勉強をして頭を使うことで脳はダメージを受けます。体を癒すことに使う体のエネルギーが使われてしまうからです。病気の時に脳を酷使することによって、体の有効性が奪われ、免疫系が弱くなります。

11. 精神的な刺激や運動の不足

考えること、知的な会話をすること、本を読むこと、単語を検索しながら仕事をすることは脳の刺激につながります。学習能力や記憶力、刺激する時間が増えるのです。

最後に…

健康的な生活習慣を維持することで脳を労わりましょう。

  • 美味しいフルーツや野菜を食べると脳は活性化されます。また、オメガ3脂肪酸は神経細胞間のコミュニケーションを促進しますので、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれた魚を食べることもお勧めです。
  • 1日あたり3〜4杯のお茶、小さめのカップでコーヒーを飲みましょう。短期的、長期的記憶力を促進し、アルツハイマー病やパーキンソン病のリスクを減らします。
  • 定期的にエクササイズをしましょう。
  • ドラッグ、タバコ、お酒は止めましょう。
  • 必要なだけ睡眠を取りましょう。
  • ポジティブに考えましょう。

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