気分を上げる8つの習慣

気分を上げ、前向きになりたいなら日々の習慣がポイントです。気分を上げる習慣はお金もかからず簡単にでき、大きなメンタルトラブルを予防することができるのです。
気分を上げる8つの習慣

によって書かれた Okairy Zuñiga

最後の更新: 17 12月, 2022

ちょっとした行動をとるだけで心は大きな影響を受け、気分を上げることができます。小さな変化が私たちのメンタル部分にとって、大きなヘルプとなるでしょう。落ち込んだ気分を上げる、テンションを上げるなど、気分上昇のための習慣が重要です。

このように考えてみてください。良い知らせ、悪い知らせはどちらも私たちの気分に影響を与えます。同じように、身体的変化、環境の変化は私たちの感情を左右するのです。

私たちのメンタル部分をより健康的にする方法があります。心理学的研究では、毎日の習慣がその手助けとなるそうです。

気分を上げる8つの習慣

1. エネルギーの出る姿勢

ホルモンの構成は姿勢によって変化します。姿勢は血液を流すだけでなく、気分にも影響を与えるのです。ホルモンはそれぞれ、心に異なった影響を与えます。

気分を上げる姿勢
  • 例えば、コルチゾールはストレスの値を統制するホルモンです。このホルモンが活発に分泌されると、私たちはよりストレスを感じています。
  • 逆に、テストステロンは自信を与えるホルモンだとされています。このホルモンが血管を通して活発に流れると、より自信が湧き出てきます。

エイミー・カディー教授の考えによると、姿勢にはそれぞれホルモン分泌に影響を与えるそうです。例えば、意識的にパワーの姿勢をとると、テストステロンの値が上がり、血液中のコルチゾールの量が減るのではないかと推測されています。

自分が達成したいことに向けて、自信が湧いてくるでしょう。

2. 肉体的に触れ合う

オキシトシンはラブホルモンと呼ばれているのを知っていますか?このホルモンは、私たちの感情の状態にも影響を与えます。オキシトシンの分泌量が多いと、よりリラックスし、穏やかに感じるのです。

  • オキシトシンが分泌されているとネガティブな感情に左右されにくくなります。
  • オキシトシンは、誰かと身体的に触れ合っている時の方が早く分泌されます。身体的に触れ合うとは、ハグや握手、背中を優しくトントンと叩くことなども含みます。
  • すべすべした温かいものを触ることでもオキシトシンは分泌されます。

3. ニコニコする

顔の筋肉は、気分に大きく影響を与えます。体がどのホルモンを分泌するかを決定づける可能性があるのです。例えば、いつもニコニコと笑っていると、ポジティブな変化が心の中に現れるでしょう。

  • ニコニコと笑顔でいると、脳はポジティブな視点で物事を見るようになります。つまり、より良い態度で人生に直面することができるのです。
  • 眉をひそめ、顔をしかめると今度は逆のことが起こります。ネガティブな反応です。面白いことが面白いと思えないようにもなります。

4. エクササイズをする

運動しようと考えたことがありますか?エクササイズをする時間なんてないと自分に言い聞かせていませんか?私たちは、ジムに通う時間がない、家の近所を散歩する時間がない、自宅で筋トレをする時間すらもないと言いがちです。

気分を上げる運動習慣

エクササイズを始める一番の方法は、エクササイズはつまらないという考えから逃れることです。エクササイズと一言で言いますが、たくさんの種類の運動があります。あなたが楽しめるものを探し出しましょう。

  • まずは、言い訳になるような事柄は全て取り除きましょう。そうすることで脳が動く準備を始めます。
  • カジュアルな服装でも大丈夫な職場で勤務している人は、スニーカーを履いて行きましょう。エクササイズする気分になれるはずです。

5. 肌のお手入れをする

体の内外で起こっていることは皮膚に現れます。ストレスが原因の肌トラブルはたくさんあります。ニキビや皮膚炎、乾癬もストレスが原因の場合があります。

  • 日常的にきちんと洗顔をし、その後は保湿を行いましょう。見た目が綺麗になるだけでなく、気分もすっきりとするでしょう。
  • スキンケアをすると気分が良くなります。それは、自分の体のためにしているからです。そのため気分が上がるのです。

6. 歌う

歌が上手な人しか歌ってはいけないなんて、誰が決めたのでしょう?必要なのは歌いたいという気持ちです。人前で歌うのが恥ずかしい人は、人前で歌う必要などありません。いつでも歌いたい時、例えばお風呂の中やシャワーを浴びている時でもいいのです。

  • 歌うと気分が上がります。セロトニンやトリプトファンが分泌されます。セロトニン、トリプトファンは気分に影響を与えるホルモンです。
  • 歌うことで他にも様々な影響が与えられます。特に、自尊感情や記憶力の向上、痛みの解放などが挙げられるでしょう。

7. 良いものを食べる

「You are what you eat.(人の健康は食べたもので決まる)」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

これは、私たち人間は、良いものを食べるとその分病気になりにくくなるという意味です。病気とは精神的、感情的な病気も含みます。例えば、

  • 不安症
  • 気持ちの変化
  • 過敏症
気分を上げる食習慣

従って、自分が口に入れるものにはとりわけ気を使いましょう。でも単調な食生活を送らなくてはいけないという意味ではありません。

美味しくて健康に良い食べ物はたくさんあるのです。

こちらも参考にして下さい:

不安と神経過敏をしずめる/ハーブ茶TOP4

8. 見た目に気を使う

もし自分の外見に気を使わなければ、気分も上昇することはないでしょう。あなた自身が自分をどう見ているかを気に止めることはとても大切なのです。

  • 自分の外見に気を使う時間を取りましょう。これを習慣にすることで良い精神が蘇ります。
  • あなたの見た目はあなた自身を世界に表現する方法なのです。そのため、あなたが誰であるかを映し出すことが大切です。あなたの顔に笑顔があり、前向きな態度を取っていれば、すべてのことがうまくいくでしょう。

今日ご紹介した8つの習慣を是非取り入れ、脳を刺激しましょう。そうすることで、ネガティブな考えから遠ざかることができるでしょう。

落ち込むのはもう終わりです。自分の体にフォーカスし、気分を上げていきましょう。


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  • Pontes, U. (2016). Efectos del deporte en el cerebro. Mente y Cerebro.
  • Elegir tu estado de ánimo. https://kidshealth.org/es/teens/choose-mood-esp.html
  • Livesey L, Morrison I, Clift S, Camic P. Benefits of choral singing for social and mental wellbeing: Qualitative findings from a cross-national survey of choir members. J Public Ment Health. 2012;

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