裸で寝ることの7つの効果

裸で寝ると新陳代謝が上がり、血行が良くなります。また、細菌による感染症を予防する効果もあります。
裸で寝ることの7つの効果
Carlos Fabián Avila

によってレビューと承認されています。 医者 Carlos Fabián Avila.

によって書かれた Ángela Aragón

最後の更新: 17 12月, 2022

質の良い睡眠は、私たちの健康に欠かせません。健康的な体を作るためには、運動や食事だけではなく睡眠も大切です。科学者達が行った睡眠に関する研究から「裸で寝ることは質の良い睡眠に効果的である」ことがわかりました。

裸で寝るのは性生活が活発だからと考える人もいるようですが、それは誤解です。本記事では全裸での睡眠がどれだけ効果的かご紹介します。パジャマはクローゼットに片付けて裸で寝てください。

「より少ないことはより豊かなこと」裸で寝ることの効果

1. 質の良い睡眠

裸で寝る効果

どれだけ薄いパジャマでも、衣服は私たちの動きの自由を制限します。何も着ない、つまり裸で寝ると自由に動くことができます。見逃されがちですが、衣服による動きの制限がないことで深い睡眠を得ることができます。

こちらの記事もお勧めです:

リラックスと安眠のための呼吸法

2. 感染症の危険性を減少

裸で寝ると、何かを着て寝るときよりも体温が下がります。その結果、温かい場所を好む細菌は体内にいられなくなり、細菌による感染症の予防に効果があります。

冬であっても裸での睡眠をお勧めするのは感染症予防に効果があるからです。シーツ、布団、また毛布があれば十分に体をカバーすることができます。細菌が増える時期に毛布や布団で必要以上に体温を上げると、体内が細菌の温床となる危険性があります。

3. カロリー消費効果

体温調節が正常にできている時、私たちの体内は体温を循環させるためのホルモンを放出し、減量効果のあるカロリー消費が行われます。

デューク大学のアンドリュー・D・クリスタル教授の研究によると、睡眠時の体温が低い方がより新陳代謝が活発になるという結果を報告しています。

さらに、夜間に十分な睡眠をとることで、心に抱える不安などを減少させる効果があります。ストレスを感じた時に過食傾向になることもありますが、裸で寝ることでストレスが減少し過食を防ぎます。

4. 若さを保つ

裸で寝ると若さを保つ

前述したように裸で寝ると体温が下がります。そのため、体温を低く保つことで細胞を保護して加齢の速度を緩やかする、アンチエイジング効果が期待できます。

また、細胞の老化を予防する効果のあるホルモン、メラトニンが分泌されます。メラトニンは「天然の睡眠薬」と呼ばれ、睡眠の質を改善します。

5. 筋肉と骨を強化する

体内の体温調整が正常におこなわれると、成長ホルモンをはじめとする体内のホルモンシステムが目覚めます。つまり裸で寝ることで、成長ホルモンが筋肉と骨の機能を強化します。

6. 循環器系機能の改善

何かを着て寝ると自由な動きを妨げられると前述しましたが、衣服によって体内の循環は圧迫され、心臓の機能にも直接影響を及ぼします。

睡眠は、血行の健康状態を回復させる時間です。睡眠時に衣類によって体が圧迫されないようにするのは、質の良い睡眠を得るために大切です。

こちらも参考にして下さい:

就寝前にリラックスする9つの方法

7. 自尊心を高める

裸で寝ると自尊心が高まる

肌とベットシーツが直接触れ合うことで、様々なホルモンが刺激されます。特に「ラブホルモン」と呼ばれる神経細胞であるオキシトシンの分泌が増加します。誰かが一緒に寝ているかどうかに関わらず、シーツと肌の直接的な触れ合いが官能的な気分を高めます。

裸で寝ることの効果は、性的な活動の域を越え精神的な健康を促進します。「自分はいつもより魅力的だ」と感じながら目覚め、自分に自信を持って外出できます。

裸で寝るときの効果をさらに高める方法は就寝前のシャワーです。

その理由はとてもシンプル!体感温度に差があるほど、就寝前から体温調節が正常に機能します。

今晩から早速パジャマを脱ぎ捨てて、裸で寝てみませんか?日々の生活や人生が変わったことにすぐに気づきますよ。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • Benoit, O. (1980). Le sommeil. Enfance. https://doi.org/10.3406/enfan.1980.3399
  • Fundación Iberoamericana de Seguridad y Salud Ocupacional. (2012). Dormir bien para un mejor rendimiento en el trabajo. Dormir Bien Para Un Mejor Trabajo Mejora El Rendimiento.
  • Parga, N. (2010). Dormir Bien. Consejo Editorial de Educación Pública Del Royal College of Psychiatrists. https://doi.org/10.1517/13543784.7.5.803

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。