ハチミツとターメリックを使った自然療法

ハチミツとターメリックを使ったこの治療薬には、抗炎症作用、抗菌作用、鎮痛作用があります。ただし、持病のある方、妊娠中、授乳中の方は必ず前もって医師に相談しましょう。
ハチミツとターメリックを使った自然療法
Nelton Abdon Ramos Rojas

によってレビューと承認されています。 医者 Nelton Abdon Ramos Rojas.

によって書かれた Katherine Flórez

最後の更新: 06 12月, 2022

伝統的なスパイス、ターメリックは、ショウガの根と同じく、ショウガ科に属しています。ターメリックはアジア諸国、特にインドでは大変よく使われています。

ターメリックは根の部分が使われています。調味料としてだけでなく、薬としての効能も備えています。

また食用だけでなく、ターメリックのはっきりとしたオレンジ色を利用して、洋服を染めるのに使っている会社もあります。

人体に対しては、天然の抗炎症剤、鎮痛剤として利用されています。

クルクミンを始め、その他の抗酸化物質が非常に豊富に含まれているため、様々なタイプの病気を予防する効果があります。

ターメリックを使った方法は、何世紀も前から受け継がれてきた伝統的な治癒法なのです。

ターメリックの効果を高めるには、是非オーガニックのハチミツと組み合わせましょう。

ハチミツとターメリックの効能とは?

ターメリックの自然療法

ターメリックとハチミツを組み合わせると、抗炎症作用、抗菌作用があり、体の防御力を高める効果が得られます。

また、ターメリックとハチミツを混ぜ合わせたものは、天然の抗生物質と考えられています。病気の原因となるウイルスやバクテリアを破壊する力があるのです。

一番のポイントは、腸内フローラに副作用を与えることなく、効くことでしょう。さらに、善玉菌を増やす作用もあるのです。

ターメリックとハチミツを混ぜ合わせたものには、ポリフェノール、ビタミン、ミネラルが非常に多く含まれています。150以上ものセラピー的効果があり、炎症による疾患やガンにも良いとされています。

また、ターメリックとハチミツのビタミンCやビタミンEが、フリーラジカルの影響を抑え、老化を遅らせてくれます。

ターメリックとハチミツの自然療法

インドの癒し、アーユルベーダの世界では、このターメリックを使った治療薬は消化器官、肝臓、ウイルス性疾患に良いとされています。

また、抗炎症作用があるため、関節炎や変形性股関節症、痛風などにも良いでしょう。

以下のような自然効用が注目されています。

  • サルシナ(八連球菌)、陽性レンサ球菌、陽性桿菌、嫌気性有芽胞陽性桿菌といった病原体と闘う力をつける。
  • 脳を保護し、認知症のリスクを下げる。
  • 毒素を排出する。
  • ガン治療の副作用を抑える。
  • インフルエンザ、風邪、呼吸器系疾患の症状を和らげる。
  • 尿路感染を予防する。
  • 十二指腸潰瘍の痛みを緩和する。
  • コレステロール値を下げる。
  • 新陳代謝を活発にする。

こちらも参考にして下さい:ターメリックを使った5つの抗炎症療法

ハチミツとターメリックを使った治療薬の作り方

ハチミツとターメリックの自然療法

上に述べたような健康トラブルや疾患を抱えているなら、この”ゴールデンハニー”法を試してみてください。

効果を十分に引き出すには、オーガニックのものを使用することをお勧めします。

材料

  • 純粋ハチミツ 大さじ4(100g)
  • ターメリック 大さじ1(10g)

作り方

  • ハチミツとターメリックを混ぜ、密封できるガラス製の容器に入れます。
  • 使う際は、その都度よく混ぜましょう。

使い方

  • 毎朝、朝食を食べる前に大さじ1杯摂ることをお勧めします。
  • 風邪を引いている時は、小さじ半分ずつを1時間おきに摂りましょう。翌日、摂取量を減らす場合は、一回の量を小さじ1/2にし、2時間おきに摂取しましょう。
  • 症状にもよりますが、3日間は続けましょう。
  • しっかりと溶けるまで、口の中に含ませましょう。甘すぎると感じる人は、摂取する時にぬるま湯を一杯加えても良いでしょう。
  • 消化改善を目的とする場合は、毎食前、大さじ1杯を溶かした水を飲みましょう。

覚えておきましょう…

  • 胆嚢疾患を患っている方は、この方法だけでなく、ターメリックを使った療法は避けるようにしてください。
  • 妊娠中、授乳中の方は、この方法を試す前に必ず医師に相談してください。
  • 心臓系、循環系の薬を服用している方は、この方法を試す前に必ず医師に相談してください。ターメリックは血液を薄くする薬剤に支障をきたすことがあります。
  • 手術を間近に控えている方は、この方法を行わないでください。

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