朝の空腹時に食べると良い食材、/良くないない食材

朝ご飯はその日1日に必要なエネルギーを得るための大切な食事です。賢く食事内容を選びましょう。
朝の空腹時に食べると良い食材、/良くないない食材
Elisa Morales Lupayante

によってレビューと承認されています。 体育教育学者、栄養士 Elisa Morales Lupayante.

によって書かれた Okairy Zuñiga

最後の更新: 17 12月, 2022

朝お腹の中が空っぽの状態で、まず何を食べますか? 適切な朝食を取れていない人がとても多いようです。

これから仕事に出かける、家事を済ませてなければならないなど朝は忙しく、ついつい簡単で素早くできるものを食べてしまいがちになります。

ですが、毎朝の食事はじっくりと時間をかけてしっかりとしたものを摂る事が大切です。

1日の活動に必要なエネルギーをどのように摂取するのか、またその食べ物にどのようなビタミンやミネラルなどの有効成分が含まれているかを良く考えましょう。

もし何を食べていいのか分からないという方は、これからご紹介する食材を参考にしてみてください。

 

朝の空腹時に食べると良い9つの食材

朝の空腹時にはナチュラルな食材を食べ、様々な栄養素を摂りこむようにしましょう。

1.オーツ麦粉

オーツ麦粉には可用性繊維が含まれており、以下のような作用があります。

消化を促す

・血中のコレステロール値を下げる

腹持ちが良い

胃酸に負けない胃の内膜壁を作る

2.卵

卵と野菜

卵は健康的なタンパク質が含まれているので、朝の空腹時には最適な食べ物です。

キャセロール、ポーチドエッグ、目玉焼き、スクランブルなどお好みの形で食べることが出来ます。ですが、料理する時の油の量には気を付けてください

こちらの記事もご覧ください:なぜ卵を食べたほうがよいのか?

3.ブルーベリー

ブルーベリーは、最も健康的でおススメしたい果物の1つです。記憶力や循環器の向上、血圧の低下に役立ちます。

朝、サラダやヨーグルト、シリアルなどに混ぜて食べてください。

4.くるみ

セレンが豊富に含まれており、水素イオンのバランスを整えるので胃酸の分泌過多を抑えてくれます。そのため潰瘍を防ぐことが出来ます

ですが1日5個以上は食べないでください。細かく砕いたりしてシリアルやオートミールに混ぜましょう。

5.パパイヤ

この果物にはパパインという酵素が含まれています。パパインは消化を促し大腸がんのリスクを下げます。

また、繊維、ビタミンE、Cを豊富に含んでおり、フリーラジカルによるダメージを防いでくれます。

少なくとも1週間に3回、1カップ分ずつのパパイヤを食べるようにしましょう。

こちらの記事もご覧ください:あまり知られていないパパイヤの7つの効能

6.そば粉

朝の空腹時にそば粉を取れることは体の健康にとても良いです。なぜなら、そば粉にはタンパク質、鉄分、ビタミン類が豊富に含まれているからです。

スムージーに加えたり、クレープを作ったり、その他の穀物に混ぜたりして取り入れると良いです。

7.小麦胚芽

1日たった大さじ2の小麦胚芽を取り入れるだけで、消化器官が正常に働くよう整えることが出来ます。

また以下のような栄養分が含まれます。

・1日に必要なビタミンEの15%分を摂取できる

・1日に必要な葉酸の10%分を摂取できる

通常使われる穀物の代用品として使うのに最適なものです。一般的な小麦粉などには糖分や化学薬品が含まれています。

8.発酵していない全粒粉

朝食べると、これに含まれる複合炭水化物が1日を通して燃焼し続け、エネルギーとなります。

9.果物

果物がいっぱいのボウル

果物を食べたいなら、朝食が最適なタイミングです。それは、果物は素早く消化されるためです。胃に長くとどまることなく、それでいて必要な有効成分を与えてくれます。

朝の空腹時に食べるべきでない食材

ここまで朝の空腹時に食べると良い食材をご紹介しましたが、その逆に避けた方が良い食べ物をこれからご紹介します。

トマト

トマトは胃酸の分泌を促すタンニン酸を多く含むので、空腹時に食べるのは避けた方が良いです。胸やけなどの不快な症状を悪化させてしまいます

コーヒーと紅茶

空腹時、胃に何もない状態でお茶やコーヒーを飲むと、吐き気をもよおしたり胃の不快感を招いたりすることがあります。コーヒーの場合は胃酸の分泌を促すので、胸やけや胃炎を悪化させます。

お茶が飲みたければミントティーやカモミールティーなど、胃に優しいお茶を選ぶようにしましょう。

ペイストリー(パイ、タルト、キッシュなど)

朝食にペイストリーを食べる方も多いと思います。ですが朝にこういったものをたくさん食べるのは好ましくありません

発酵されているので、胃を刺激しガスを発生させます。

柑橘類

柑橘類

柑橘類は体に良いものではありますが、朝食べるのはお勧めできません。酸性の食べ物なので胸やけや胃のトラブルの原因となります。

もしジュースを飲むとしても、毎日飲むのは避けてください。時折飲むのなら問題ありません。

炭酸飲料

ソーダや炭酸飲料は肥満のリスクを高めるだけでなく、胃の粘膜にダメージを与える可能性もあります。血流の低下を招き、消化のスピードを衰えさせ、便秘になったりします。

ヘルシーでナチュラルなものを普段の食事に

健康的な食生活を取り入れるのはさほど難しいことではありません

消化を助け、胃酸が正常に分泌されるような食材を選びましょう。また、必要な量のビタミン類をしっかり摂取することも心がけてください。何を食べるか、もしくは飲むのか、始めにしっかりプランニングすることが大切です。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。